(仮)日記
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2011年01月20日(木) 行きずりの街






だめだめな男と、そのだめな男に惚れてしまう女の話でした。


CM観てた時点では、サスペンスなのかなあと思ってたんですけどね。
あらすじとか読んでもそんな風に思えるんですよ
実際は違ってました

仲村トオルが久しぶりにだめな人間を演じてて、もう立ってる姿からしてだめっぽい。こんな感じだなあ普通の人の立ち方ってと思いました

女生徒と付き合って結婚してダメになって、また女生徒と関係があって失踪したその女生徒を探しているのかと思ったんですが、そうではなかったみたいです。
でもあの女生徒は最初、先生が好きだったんじゃないかと思うんだけど


スナックのママな着物姿の小西真奈美は素敵でした
着つけがうまいのもあるんでしょうけど、身のこなしとかよかったです

客側からカウンター内に移動している途中の、一瞬客から見えなくなったときの表情の変わり様がいいなあ。
っていうか、撮り方か。

カメラワークとか編集とか、結構良かったと思うんです
話はぐだぐだなんですけどね


これには窪塚洋介も出演していて、かなりの窪塚っぷりが素晴らしかったですね
ちょこちょことアドリブいれてるんだろうなーとか、感じます
あの膝の屈伸は確実にそうだと思うんだけど


結構、出演者に助けられてる感じのする映画です
石橋蓮司さんの演じていた役なんて、蓮司さんじゃないと無理でしょ!(笑)
「女性とは無条件で崇めるものだ!」
素晴らしすぎる台詞と、石橋さんの演技でした…(笑)

これの返しの台詞のみ、仲村トオルが演じていた男の台詞で唯一まともだと思った
パンツのくだりのとこなんか、ほんとにどうにもならないんですよこの男!

泣いている元妻小西を慰めるかと思いきや、思いっきり足の間に膝入れてるし、なし崩しのように事に及んでいるし。

だめっだめな男と、そんな男がいい女のぐだぐだな12年…

終わりの方も、血まみれな元旦那と探していた女生徒を見つけて、何を言うかと思ったら。
そのままエンドロールに流れてしまうので、結局はっきりした結末ってないよなあ
エンドロール後におまけででもその後の窪塚とか石橋とかがどうなったのか見せてくれるのかと思ったらないし!

観終わった後のなんなんだろう感がかなり高いです



結論。
小西は演技うまくなったなー





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