(仮)日記
何かしらの感想と更新履歴。



2010年10月19日(火) インシテミル






日村インディアンのイメージがかなり強いです(笑)

キャストは豪華ですよね。
ストーリーとしては、ライアーゲームやらカイジやらとどこか似通っている感じです。そういう触れ込みですしね。

取り敢えず、
藤原は舞台で頑張ってればいいと思うんです。
彼の演技は舞台仕様なので。
や、藤原は好きなんですよ。ただ、彼の演技は舞台で培われてきているので、やっぱり舞台向きなんですよねー…

だから、あまり演技の上手ではない平山あやとか、ちょっと微妙な阿部力とか相手だと浮くんだよなー

内容は大したことないです。
そんなに印象強くないので、感想をアップするのも遅くなったくらいだし。

あ、武田真治はよかったですよ!
久しぶりじゃないですか、彼の演技観るなんて。
初っ端にアリの石井が、通り魔の犯人じゃないのかって言ってたそのままでしたけど(苦笑)
通り魔的によい壊れ具合でした。

北大路さんはやはり、貫禄が違いました。
でも、最後の棺桶に入っているシーンでは、どうせ死んでないよなあれはってわかりましたけど。
やっぱり話が微みょ…

石原さとみのメイクはどうにかならないのかというのが、一緒に観に行った連れの感想です。

綾瀬はるかの立ち位置はなんとなく予想できる。
端々に違和感があるので。

片平なぎさに関してはもう、火サスの音楽が流れてきてもいいような雰囲気です。

殺人シーンはそれほどリアリティはなく、ちゃちいものでしたが、切る瞬間とか、潰される瞬間とかの映像が苦手な方はやめておいた方がいい

と思います。
斧で首を斬るシーンは、あれじゃ切れない、と連れが騒いでおりましたが。
銃で撃たれた割に、周辺に血だまりがないとか、いろいろと手抜きです。



結論。
金はもらっておけばよかったと思うのよ。







2010年10月05日(火) 海猿 The Last Message






派手でしたね。
亀山さんが製作に関わると話が進むにつれてだんだんと規模がでかくなり、派手になっていくような気がします。

取り敢えず、泣いてきました(笑)

ドラマシリーズも何もかも一切観ていなかったので、人から借りて映画版を二枚観て予習をしてから行きました。
結局3Dはやめました時間的都合で。

話はわかりやすく、パターン化していて、どう落ち着くのかも予測がついているのに何故か泣けるんです。
そして、主役がどうのというのではなく、周囲の手を出せない方々のやきもき感が非常にツボにきます。指示を出すだけ、無事を祈って見ているだけという立場の人間視点がいちばんくる。

時任三郎かっこいいんだよ!(そこだ)

他の泣き所はまあ、お約束です加藤あい。
子供が出てくるのはもう泣けと言っているようなものだと思うんですよねあれは。
それと、新米潜水士服部くんの成長。
この辺りで泣けると思います。

下川さんはやばいよ!(笑)
ドラマ時代の上司役もかっこいいと思うんですが、あの制服姿も素晴らしい。

個人的に鶴見さんは楽しみだったんで、登場した瞬間ちょっと笑いましたけどね。
最初は反発して、金かかってるんだからレガリアを守れって、人命救助より優先している風なのが、最終的に人命を優先して、妻子と再会して喜んでいる仙崎の映像を見てころりと態度を変えているあたりがなんともまあ。
予想通り。
海猿シリーズってこうですよね。大団円ですもんね。

三作目にして、過去に出ていた登場人物たちが勢ぞろいしているのも楽しいかも。
一作目のライバルだった三島くんとかね。
ただ、ちくぜんの乗組員だった青木には気付いたんだけど、最後のキャストロールを見て、一体どこに斉藤慶太がいたんだろうと正直思いました。さっぱり気付かなかったよ。

濱田岳はいつもながらあの調子でいい味出してました。
加藤雅也も嫌な人を演じてました。後々馴染んでいきますけどね。

妙に気になったのが、海上保安庁仙崎の名前を事あるごとに映すこと。あの背中はしつこいくらい映ってます。

結構CGだと思うんですが、逆にどこまでが本物だろうというところが気に掛かる。
そして、3Dだとどのへんが立体だろうなーと思いながら観てました。冒頭の波とヘリは立体だろうなあ。
滝のように流れ落ちていたあのオイル、実際は何を使用しているのか非常に気になります。躰に害になるようなものは使えないし、でもあのどろっと感を出すには混ぜものがいるし。黒い時点で躰に悪そうだけど。

一緒に行った人から、ヘリの影が足りないと聞きましたがどうなんでしょう。

最後は皆で仙崎を助けに行くんだよねとか、ドリルシップに乗ってる人も助けてあげようよとか、海底から上がっていく映像は一作目と同じだなあとか、そこにボンベがあるんだよねとか、いろいろとツッコミどころは満載なんですけどね。

ヘリの操縦士が堀部くんだったことが衝撃でした。



結論。
伊藤の滑舌の悪さと棒読みは変わらない。







2010年10月01日(金) 大奥






原作一巻目をそのまんま映像にしたような映画です。
原作主義の人間からしたら、下手なアレンジがなくてよかったとも言えますが、山もなく谷もなく、滞りなく最後まで進んでいった感じがします。

サントラがよかったです!
和っぽいんだけど、和過ぎず。ほどよい和テイストで、映像の邪魔をしてなかったです。
唯一違和感があったとしたら、エンディングの嵐の曲くらいで(笑)ニノが主演なんだから当たり前なんだけど、わかっちゃいたんだけど吉宗のあとにあれが流れてきちゃったらねえ…(苦笑)

着物が似合ってないっていうことは置いといて。
大奥に集まった男っていう点において、見た目がよろしい(まずくない)人々を集めましたってひしひしと感じます。
御半下とか御針子とかそのへんのお子様関連では、劇団ひまわりもそうでしょうけど、きっとジュニアがいっぱいいるよねって話で友人とおさまりました。

松島役の玉木と、藤波役の佐々木が出てくるたびに笑っていました。
サダヲが出て来た時にはもうどうしようもなかったです。
長袴をずしゃっずしゃっと引きずって歩く玉木とか佐々蔵とか!笑うしかないじゃない!

そういえば、あんなに煽ってたわりに玉木と佐々木のラブシーンはあっさり終わってしまったので残念です。
キスすらしなかったんです。じゃあ別にインタビューとかで取り上げなくてもよかったんじゃないのって思う。
ただ、その濡れ場に入る瞬間の佐々木の、玉木の顔に手を伸ばしたそのときの表情が、とてもとてもエロオヤジだったのでそれはよかったと思いました。

水野と垣添のキスシーンは可愛らしかったですよ。
案外に中村蒼の垣添が初々しい感じで。

大倉の鶴岡はまあ、顔が大事な役なので(身も蓋もない)
水野との仕合に関しては、実は二か月みっちり稽古を積んでいるという話です。パンフレットに載ってた。
剣道とかしたことがないのでその道については触れようがないのですが、出来はどうなんでしょう。

鶴岡の切腹シーンについては、つい先日に13人の刺客で内野のがっつりした切腹を観たばかりだったので、なんつー軽い切腹シーンだろうねえと正直思いましたけど。
そういう話ではないのはわかってるのでいいんですが、それにしても大倉の演技って相変わらず…横山よりマシだと思ってますけどね!大倉も横山も嫌いじゃないですよ演技が下手ってだけです。

佐々木は衣装替えが多かった気がします。あの人は衣装代が高いはず。さすが大奥総取締ってところですか。
松島は基本的に藤色の着物が多かったので。

ニノに仕えるサダヲという絵面が奇妙でした。

京都の寺社で撮影をしたとのことで、この場所はどこだろうと考えたのですがわかりませんでした。
二条城内部の襖絵とかだけは気付きましたけど。あと仁和寺だと思ってた場所が西本願寺だったことにショック(自分の記憶力の無さに)

堀北の着物が通して同じだったことが残念。一度だけ青っぽいのになってたけどそれだけでした。
可愛い生き物だったけどさ、もうちょっと着せ替えてもいいじゃないの。

三郎左の顔を、どこかで見たことがあるとずっと思いながら観ていましたが、エンドロールでびっくり。
髭がないとああいうお顔になるんですね、金子ノブアキ!髭がないと気付かないよ!どうりで観たことある筈だよ…

気付かないといえば、ムロツヨシに関しては私は気付けない…いたんだねあの人……

建物の内部にいるときと、外に出た時の明るさのギャップがちょっとでかいです。眩しいんだよね

旗本の息子のわりに、口調がべらんめえな江戸っ子なのはどうしてなんだろうとか思わないでもないですが、原作もそうだしね。
いじめっこたちとの遣り取りのときのテンポのよさは好みです。



結論。
ニノがちっさいんだよ。






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