秩序と混沌。
目次。過去。未来。


2006年03月31日(金) 異動前日。

他社に人事情報を漏らさないなんてことよりも、
御主人様たちを驚かせたい一心で
口が軽い私が必死に黙ったこの1ヶ月。
遂にこの日が来た。

さっさとやるべき仕事を片付け、
現上司との最後の面接を終え、荷造り。
荷物がひと通りまとまったところで、
さぁ行こうかと意気込みつつ別れの挨拶回りスタート。

しかし狙った人はことごとく離席中。
辛うじて捕まえた人もいまいち反応が鈍い。
アタシの壮大な夢と野望が。(涙)

まぁ仕方ないか、あたしの人望がそんなもんなんだろうと
荷物を愛車に積み始めたとき、来客。
置いてったメモを見ていらして下さったのだが
その方々の背後に
『元御主人様がどうなるのか』を知りたがっている本心が見える。

挨拶に向かった際、
ゴミとして出されていたあの人の作業着。
送別会を固辞したという事実。
正確な転籍先は誰も聞いていない。
当然、私は口を割らなかった。



荷降ろしして、軽く開梱して、到着の挨拶回り。
エライ人たちはやっぱり離席してて、
最初に声をかけることになったのが某男性だった。

期待したアタシが馬鹿だったのよ。
知らなかったはずなのに、あまりにもフラット。
とりあえず渡した異動通知(名刺大)をファイルに入れ始めたので
「そういうのに入れるならこっちにして下さいよ」と
生まれて初めて作ってもらった正式な名刺を渡す。
「うん、でもこうやって入れるんだけどね」
通知が上、名刺が下。何でやねん。

その後さらに挨拶回り、ぽつぽつ人が捕まった。
しかしやっぱり驚いてくれない。
だんだん無反応に慣れてしまった。

新居室に戻ると、現上司におつかい頼まれた。
書類を届け終わり帰ろうとしたとき、さっきは居なかった御主人様発見。
メモを手にしているところに声をかける。
「そういうことなんですよ」
ふと顔を上げると別の御主人様もいらした。
お二方ともハトに豆鉄砲な表情。
をっ?

「いつから知ってたの?」
「1ヶ月前から、驚かすために必死に黙ってました」
「それを知っててこっちで仕事するとか言い出したの?」
「イェーイ」
「(苦笑)」
「言っていいのかわからなかったところもあるんですよー
 …驚いてくれました?」
「いやもーめっちゃ驚いたわー」
「そんだけ驚いてもらえると私も嬉しいですわー」

やったよ!
この壮大に下らない計画、乗ってくれた人が居た!!
ちょっと高級な名刺用紙買って、
あーでもないこーでもないってデザイン考えて、
期間限定チロル箱買いして配り歩いた甲斐があったよ!!

なんぼかつまみ食いはしたけど結構あったはずのチロル、
挨拶終えたら残り2個。
10枚以上は余ると思った異動通知、残り6枚。
そんなに私に知り合いいたんだなぁ。



歩き慣れない異動先、てくてくしてたら見覚えのある文字。
そして室内に見覚えのある人影。
元御主人様の異動先の部屋、元御主人様が開梱してた。
もちろんお邪魔する。

「もう一個いりますかー?」
「さっきもありがと(笑)」
「じゃっ」

ふと気づくと室内の人がこっち見てる。
突如やってきた同社内の女。
ただし別部署、元別勤務地。ほぼ面識なし。
元御主人様はその部署にとってはまだ謎の人物。
・・・
「お邪魔しました」
さっさと逃亡。



帰路の愛車内、どっと疲れが押し寄せてきた。
肉体的なものじゃなく、精神的なもの。
未体験の人的環境、不慣れな地。
御主人様を驚かすことを支えにこの1ヶ月生きてきたが、
異動を公表したことでそれが失われた。

そうだよな。
異動って、心配があったり緊張したりするもんだったよな。
今になって実感し始めた。

来週からしんどいなぁ…(遠い目)


2006年03月30日(木) 諦めてない、かもしれない。

いつもの仕事部屋、作業の待ち時間にうろうろしてたら
元御主人様のすっげぇ仕事道具見つけた。
あれやらこれやら詰まってて、まさに宝の山。
こんなところに放置されてる=『欲しい奴にやる』ってことか?と
ガッポリ持って居室に戻った。

一応断りのメールを出す。
「いいもの見つけましたー
 他の人に盗られないうちに確保しちゃいましたけど
 貰っていいすかー?」
返信。
「まだ踏ん切りつかないからダメ」
すごすごと元に戻す。

このことをもの凄くポジティブに考えると、
元御主人様は我が本職に関わることを諦めてないんじゃないかと。
水面下で会社に対し、何かやらかしてるんじゃないかと。

完全に折れてしまってはないのかなぁって、
少しはこっちの救いになった。
「いつか、私の上司になりませんか」
あの言葉が実現されるんだろうか。
へっへっへっ

ほんとに未練タラタラなだけだったらやだなぁ…



仕事絡みで某男性と歩いてるとき、
昔の指揮命令者に出会った。
アタシが2度目の未遂をするきっかけになった時、
嬉しそうだった人。
あの人の所為であたしが追い出されたのだと思い込んで憎んでいた、
はずなのに。

「あらこんにちはー」

・・・何雑談交わしてんだよ!しかも笑顔で!!
お前の憎しみはその程度か!?
久しぶりに逝く気満々にしてくれた人なのに!?

意志の弱い人間だなぁ、私って…



遂に明日、1ヶ月秘密にしてきた異動を公表する。
みんな驚いてくれるかなぁ。楽しみだなぁ。


2006年03月29日(水) ゴゥゴゥ。

見習い中の仕事に、9割方ゴーサインが出た。
もうちょっと練習したほうがいいけど、本番もいけるって。
とりあえずひと山超えたぜ。

で、早速来週から増量だってさ。
増量自体は全く構わないんだけど、
来週は異動絡みで忙しいんだよね…
今まで黙ってる私が悪い&
そんな下らない理由でお客様にご迷惑掛けたらあかん。



よく二人きりで話した仕事部屋、元御主人様の痕跡が消えていく。
在室表示、ハンガー、仕事道具。
だのに、今後あの人に必要無い物はこっそり共用に置いてっちゃってさ。
拗ねてんだか優しいんだか…両方か。

1年前の私を思い出すよ。
徐々に荷物を運び出し、買ってもらった道具は全て引き渡し、
最終日、散々世話になった人たちに別れの挨拶をせずに去った。
貴方のお気持ちはよくわかるんですよ、元御主人様。

でも、
私は時間が経てば状況が好転するのが明らかだったのに、
あの人はどうなるかわからない。
立ち直ってくれるだろうか。あの人が苦しみ続けるのは、嫌だ。


2006年03月28日(火) 人生初名刺。

『異動者の分は総務で一括作成する』という告知があったが
本当にやってきた、私の名刺@新部署。
ちょーヒラ社員だから使う機会なんかあるわけねぇのに
ほんとに作ってくれるとは。

その喜びを熱く語っていたら
お局様に『面白いこというわねぇ』て言われた。
非常に冷めた声で。

しかし、嬉しいものは嬉しい。
記念にとっとこ。



現在、とある仕事習得中。
お客様の方ではご本人のみならず周囲、
さらには上長まで期待してしまっているという
もしかしたらとんでもない仕事だ。

その仕込みを終えてふと人の気配に気づき、顔を向けると某男性。
今日は私に気づいてくれないことはなく、
軽く言葉を交わせた。
どうやら某男性も期待してるらしい。

そんな言葉を発した後、
「プレッシャーには弱いほうですか?」
て。
少しでも気にかけてくれるのは嬉しい。

が。
「いやー、そうではないですねぇ」
もーなるようにしかならんわ。(惨)



いつもの仕事部屋、元御主人様が向かうところを久しぶりに見た。
私も用があるフリをして入り込み、話しかけ、
また本音を聞きだしてしまった。
お返しに、私が一時は本気で辞めようとしたことを吐露。

悩んだり苦しんだりしてる時、話を聞いてもらえると、
私は楽になれる。
凄まじく落ち込んでいるであろうあの人の、
気が少しでも晴れてくれればと思っているのだけれども
もしかしたらアタシ、傷をえぐってるんだろうか。

でもそれならそっちの話に持ち込んだときに
饒舌にはならないよなぁ。
なんて自分を慰める。



ニューマクロ作成中。
前作の流用ではあるが、2時間くらいでまともに動くようになった。
あとはもうちょっと簡潔にすればよさげ。
すんなり行き過ぎだ。落とし穴が怖い。


2006年03月27日(月) プチ幸せ。

早めに出勤し、ひと仕事終え、始業時刻になってから、
上司の許可とって眼科に出発した。
駐車場を出たとき、対向してきた車。
景色が反射して見づらいフロントガラス、誰かな?と凝視すると
すっかりご無沙汰になってしまった元御主人様の模様。
車種は(ピー)。

仲間だ!スバヲタスバリストだ!!
これで呑み会で絡むネタが出来たぜ!(止めなさい)

で、診断結果は『角膜潰瘍』とか何とか。
痛み引いたし、さっさと治るだろう。



今日は御主人様4号と一緒に作業の日。
雑談織り交ぜつつってのはいつものことなのだが、
昼食までの時間つぶしなのか、
仕事終わってからも10分くらいだべってた。
お客様と雑談出来る仲、ってのが何だか嬉しい。

お陰で所要時間がよくわからなくなってしまったので
上にはちょっとおまけして報告することになりそうだ。



御主人様3号に貰うべき物があって、伺ったらお留守だった。
仕方なく?近くにいた某男性に頼ってみたら
ブツがありそうな場所まで案内してくれた。

そこまでは適度に遠く、歩きながら話が出来た。
「早くゴールデンウィークにならないかなぁ」
「何か楽しいイベントでもあるんですか?」
「会社に来なくっていい、っていうイベントがあります」
「(苦笑)」
「もー仕事やだなぁ、どーして人とぶつからなきゃならないんだろう
 怒られたってどうにもならないのに、それはわかってるはずなのに」
「皆さん余裕無いんじゃないっすかー」
「人なんか大っ嫌いだ」
「お気持ちはよく解りますよ…
 (間)
 私はヒトが好きなように見えますか?」
「相手を選んでるように見えます」
「ハハハハハ」

確かにあたしは人の好き嫌いが激しい。
しかしその前に、根本的にヒトが嫌いなはずだ。
そのへんは上手く誤魔化せてるらしい。

…本当は、どうなんだ?
もう十分、ヒトの間で生きる楽しさも知ってしまったのではないか?
元御主人様のことが哀しいのも、
御主人様と雑談出来るのが嬉しいのも、
某男性にちょっかい出すのも、
他人が愛しいからじゃないのか?


その後、もっと気の利いたこと言えれば良かった。
「そんなに仕事が嫌でも、辞めないのはどうしてですか?」
「そんなに人が嫌いでも、この仕事を続けているのは何故ですか?」
「本当は、好きなんでしょう?」

そんな風に、ひねくれてて可愛らしいあの人が好きなんだわ。


2006年03月25日(土) 愛車プチ改造。

今日は愛車の6ヶ月点検に出かけた。
ペダルやらブレーキパッドが鳴るのが気になると言ったら
整備に掛かること2時間。
待ってて眠くなったよ。

でもグリス塗りとパッド削りでは工賃取られず、
エアフィルタとペダルカバーの実費&工賃&6ヶ月点検代。
そういうもんなんだろうか。
サービスしてもらったみたいで、何だか嬉しい。

そう、ペダルカバー。
すり減ってるんで変えましょって言われて、
ゴム製とアルミ製から選択。
何故か迷わず、見た目でアルミ。
仕上がって足元を見ると、かっこいい。
エヘヘヘヘ。(喜)

これで換装してるのは、シフトノブとペダル。
いつかはマフラー、なんて思わないほうがいいかな。


自立支援手続きに行った際にこすった跡。
修理見積もり取ったら諭吉5人。
しばらく放置決定。


2006年03月24日(金) あと1週間。

仕事は忙しくないのだが、気苦労が多い気がする。
異動絡みで。
あっちに連絡したりこっちで準備したり
どうしても他人と接しなければならない機会が
やたら多いというか。

そんなこんなで続く胸痛。
来週は本職でも気を使うのに。
早く落ち着きたい。


2006年03月23日(木) 無駄疲労。

何だか仕事がボロボロ。
失敗起こすわ、機械に見放されるわ。
生理が近いからか、異動で浮き足立ってるからか。

御局様はまだ絶好調。
今日は上司がよそで言ってる本音を聞かせてくれた。
プチショッキング。
まぁ、なんだかんだ兼務してて忙しいんだろうからなぁ、
異動する奴は今月末でスッパリおさらば、なんて仕方ないよなぁ。

運よく某男性を廊下で見かけたのにさぁ、
あいつ全然気づいてくれないんだぜ?
アウトオブ眼中間違いなしやん?
あー凹むー

異動絡みで、むやみに忙しくなってきた。
自己紹介のネタやら業務内容の説明資料作りとか。
だのに物理的移動の段取りがまだはっきりしてない。
パトラッシュ僕疲れたよ。


2006年03月22日(水) 煙幕。

異動後初出勤日、
異動者向け各種説明会の合間を縫って、
うちの会社の会議がある。
会議っつーか、
お初の人もいるからみんな集まって顔見せしましょっつー、
集まり。

その場で軽い自己紹介なんてのは
やらされるんだろうなーて思ってたけど
「2・3分のスピーチ」て何。
いくら新しく部を立ち上げるからって既存の部の地方支部、
その気合の入りようはおかしくないか。(否)

笑いを取って済まそうかとも思ったが、
いくら何でもそりゃ惨い。
願って願って願い続け、やっと叶った異動だ。
それなりの誠意と本気を見せなきゃならないだろう。

ということで内容を考え始めた。
・一時は退社しようと思ったけど残ってよかった
・成果を感謝されるんじゃなく存在を感謝されるようになりたい
・これから色々厳しくなるだろうが
 うちの会社無しでは親会社が立ち行かなくなるまで価値を高めてやる
・俺はロボットじゃねぇ、一応人間だ

暴言にも程がある。
しかし異動先にかける思いが人並みならないことは示したい。
さて、どう表現を誤魔化そうか。


2006年03月20日(月) 飛び石。

今日が飛び石連休の中日だということに、2週間前に気がついた。
御主人様やら某男性やら派遣の子が休むのを知り羨ましくなって
先週金曜に「月曜、午前で仕事片付いたら半休取る」と宣言。
んでさくさくやって、午後は帰った。

というか、盛大な寄り道。
銀行寄って郵便局寄って、昼飯食ってお買い物して。
うち着いてからはぐっすりお昼寝。
皆が働いてる間に、こんなこと。
嬉しいような、申し訳ないような。

昨日のうちに、買い物しといてよかった。
明日はのんびりしよう。


2006年03月19日(日) ザル。

お買い物の為上京した。
異動を控えて狙いの商品が数々あり、気合充分。
しばらくライヴ無いし、
以前みたいにちょくちょく来られないだろうからって
イイと思ったら即お買い上げ。
カネの限度を考えず。

やり過ぎた、かもしれない。払える範疇ではあるけれど。
支払い月は苦しいなぁ…(遠い目)


帰宅するころ、風がむやみに強かった。
お陰様であちこちの電車が遅延。
しかも突風吹いたと思ったら、急ブレーキかかって止まった。
橋 の 上 で

遅い状況説明。揺れる車体。微妙に上がる悲鳴。
やっぱ川の上じゃなくても、
あれくらい高いところから落っこちたら逝くのかな。

しばらく停車してても風は止まず、
諦めたのかゆっくり動き出した。
駅が目と鼻の先だったとはいえ、ちょっと怖かった。
転覆したら街の中、大惨事だからね。


今日は楽しい一日でした。


2006年03月18日(土) 雑談。

眠剤が切れてきたので、診察を受けた。
クスリが目当てだったから会話内容をロクに考えてなかった、はずなのに
話し込むうち謎のタイマーが鳴る。
時間オーバー?
最後の方だったからか、放置プレイで話し続いたけどさ。

んで内容は体調の近況から仕事の近況、
「アタシ話があっちこっちに飛ぶんですよ」
「それは病気の症状だね、仕方ないよ」
「アタシ話が解らないとかよく言われるんですよ」
「そーかな?僕はそう思わないけど」
「会社の奴らお役所仕事なんすよ!よっぽど役所のほうが優しいです」
「そうでもないよ?うち文句言われたもん」
等等、雑談&愚痴。

「だいぶ普通の女の子になってきたねぇ」なんて褒め言葉をいただいた。
気分の盛り上がりが足りずに切る機会が減ってみたりと
精神的方向は良くなってきてても、
胸痛の間隔が狭まって、身体的には悪化してんだけどね。

「状態が悪い人だと、常識外れな行動して
 冷たい目が向けられてるのに気づかないんだよ
 君はそこまでじゃないから、
 分かっちゃって苦しむんだよね」

うん。
自分がおかしいのわかってる。
それが病気のせいなのか、私の性格なのか、
そこはよくわからないけど。

医者に言わせりゃ「病気」らしいんだけど、そうは思えない。
変な話をしちゃうのも、理論立てて話できないのも、
クソ真面目に手続き取ろうとして無下な扱いされるのも、
全部私が悪いんじゃん。
悪いのは私。


うっかり『女王の教室』の暴力シーンを見てしまった。
途中で離席したのがまずかったのか、
あまりの理不尽さに目が潤む。
ドサクサに紛れて元御主人様のことを思い出し、風呂で号泣。

私はあの人を救えなかった。
あの人の仕事を任せられたのに、
(仕事が舞い込みまくったり引き継がねばならなかったせいもあるけど)
何の役にも立てなかった。
こうなっちゃったのは私が悪いんだ。
私さえもっと強ければ。


多分、それだけじゃないんだけどさ。


2006年03月17日(金) 右往左往。

御局様、相変わらず絶好調。
今日は「あの手続き早くしといたほうがいいわよ」なんて助言をくれた。
はいそうですかとメルを打つと、早速返信。
「まだいらん」

・・・

その数時間後、同手続きに必要な書類請求先から電話。
「何送ればいいんですか?」

・・・

誰の言葉を信じればいいんだ。
・御局様は手続きが集中して事務方が忙しくなるのを避けようとしている
・手続き相手は自分のやり方をゴリ押しし、気遣いなんか気付きもしねぇ
・書類請求先、同じ問い合わせは何度も受けてるはずだが?

縦割りって嫌ね。



元御主人様の身辺整理が静かに進んでいる。
よく二人きりになった仕事部屋、あの人の荷物が無くなった。
帰りがけには宴会送迎バスを見た。
今日、全てが終わっているのだろうか。

あたしに何も言ってくれないよ。
その程度の存在なんだろうなぁ、私。
ぐす。(涙)

昨夜はやばい夢を見た。


2006年03月16日(木) 思わぬ穴。

異動者対象説明会の会場変更告知メルが
対象者全員を含めた『宛先』で送られてきた。
お陰で気が長い人が見れば
その中に私が含まれていることが分かってしまう。
つまり、私が彼の地へ異動することが。

ちきしょう!
アタシ31日に御主人様たちにメル送って
ビックリさせるのを楽しみにしてたのに!
異動者を通じて目論見が崩れ去ってしまうではないか!
事務方のバカ!ブラインドで送れよ!!



某男性&御主人様3号&元御主人様1号が
精神的に疲れているらしい。
かえってクスリに頼りきっているアタシの方が元気だ。
何だかなぁ。


2006年03月15日(水) きゃあきゃあ。

新御主人様からの仕事、流れをひと通り教わった。
最大のキモさえ乗り越えれば、結構簡単っぽい。
あとは独りで出来るかどうかだ。
楽しみなような、怖いような。

新御主人様にもだいぶ慣れた。
ドサクサに紛れて他の方々も紹介していただいた。
その部署の最大のボスに、今更初お目見えしてみたり。
まだ顔と名前が一致しきれないが、まぁどうにでもなるだろう。


というかちょっと早めに着いてしまったら、
知り合いの方がCDを持って近付いていらした。
どうやら貸してくれるらしい。

「メタルですか?」
「声は高いですか?」
「お返しに何か持ってきますよ、デスメタルはお好きですか?」
「DRAGONFORCEってのが凄いんですよ、聞いてて笑けてきます」
「んーメロスピ?」

そんな会話を交わしてふと背後を見ると
知らない方がこっち見て微妙な表情をしていた。
…アタシコアな話してた?

その後、新御主人様に尋ねられた。
「普段は服にチェーン付けてたりするの?」
「いやー、私はそういうセンス無いんでやらないんですけどねー
 こんなのはありますよー、軟骨ピアス(びよーん)」
…アタシ墓穴掘ってる?



我が居室に帰ろうとしたとき、運よく某男性が席に居た。
「お元気ですか?」
「ん?」
「…目の下クマ出来てますよ」

「どうですか、そちらの仕事は?射程範囲内ですか?」
「あー『アタシもぉダメ』なんてことは言わなくて済みそうです」
「まぁ、気を張らずにやって下さい」
「(某男性)さんもですよ」

とりあえずメンツ潰したことは気にしてなさそうだなー
私があの人のこと案じてるのは伝わったかなー(きんもー☆)


2006年03月14日(火) 異動プチ公表。

ふと社内掲示板を見ると、4月の異動が公表されていた。
敬愛する元御主人様が私と違う部に配属されるのは知っていたが、
エライ人になられることは知らなかった。

そうなっちゃうと、アタシの上司になってもらうには
ただならぬ困難が待ち受けていると思われる。
しかし望みだけは捨てないぞ。
いつか。

いつもの仕事部屋、うっかり二人きり。
「偉い人になるんですねぇ」
苦笑しながら、かすかに聞こえた気がした。
「うっせぇよ」
あの人の言葉遣いはそういうもんだって知ってるから、
本気で言ってるのか照れ隠しなのか判らない。

頼む妄想止めてくれ



しかし、親会社その他には公表されていない、はず。
だども知り合いの方と話す際に
私はすっかり勤務地移動を前提にしているので
相手方に「?」な部分が多々ある模様。
やべぇ、オラ嘘や誤魔化しが苦手だよ。


2006年03月13日(月) 原点回帰。

新御主人様が掴めない。
新たな御主人様をお迎えするたびにこの問題に遭遇している。
今では「Nintendo DS Lite買って」なんて冗談言える御主人様も、
尊敬、むしろ愛な元御主人様も、
当初はおっかなくて仕方なかった。
機嫌損ねて嫌われるんじゃないかって。
もう仕事もらえなくなるんじゃないかって。

しばらくすれば慣れるんだけどさ。
どうでもいい人にはフレンドリーになれるのに、
変なところで人見知りが激しくて困る。

それが社会不安ってやつだっけか。
本来の私らしさ、だな。


2006年03月08日(水) ざわざわ。

異動に絡む連絡が次々と入った今日。
意識が現実に引き戻される。

新しい環境、初めて会う人々。
豹変した際の私を知る人々。
まだ見ぬ上司と同僚。
ひしひしと怖い。

何よりも心配なのは、居室に冷蔵庫があるか無いかだ。
夏場にキットカットが溶けてしまう。
チョコ無しじゃアタシ生きていけないわ



お客様からのお問い合わせに必要だったので、
遠くに異動した知り合いの方に電話した。
その番号は共用で、
電話を取られたのが大昔の御主人様だった。

アタシがこの会社に来て、一番最初に尊敬と好意を抱いた方。
元気そうなこと、
何よりアタシなんかのことを覚えていて下さったことが嬉しい。
「うわぁっ、お久しぶりですぅっ!!」
傍から見たら、受け答えしてた私は超ハイテンションだったって。

浮気性だなぁ、アタシ。
大昔の御主人様から元御主人様、さらに某男性。
既婚者には本気にならないけどさ。


2006年03月07日(火) 爆弾発言。

元御主人様と、二人きりになる機会があった。
某男性の揉め事の件を取っ掛かりに
うちの会社の内情、
さらに元御主人様の異動と話題がディープに。

やっぱり、嫌だってさ。
うちの会社がってわけじゃなく、
何もかもが今までと変わってしまうことが。
この気持ちは同じ境遇にならないとわからないだろうって。
その思いはよくわかる。

本当の根っこの部分は隠してるんだろうけど、
そこまで正直に話してくれたことは嬉しい。
私をそこそこ信頼してくれてるのかなぁって。
それくらいは仲良くなれたのかなぁって。

誰でもいいから愚痴らなきゃいられないくらい
鬱積してるんだろうけどさ。
私なんかが相手でも、心境を少しは吐露することで
気分が楽になってくれればよいのだが。

今しか言うチャンスは無いと思い、自棄になりつつ発言した。
「いつか、私の上司になりませんか?」
「ならねぇよ(笑)」
「えー(微笑)」
笑いながら否定してくれたのが、救いか。
アタシは本気なんだけどな。



某男性の同僚、っていうか御主人様3号と話した。
揉め事の経緯。
んで彼は精神的にやられちゃってないかなって。

他の仕事もどっさりあって、あちこちで頭下げまくって、
ものっそいイッパイイッパイだけど
何だか最近ハイテンションだって。
今のところは大丈夫みたい、だってさ。

「あの人そういうのに強いヒトでしたっけ?」
「やー違うなー」
「でしょう!?」

心配だ。
何もかも投げやりになってきてるんじゃとか、
壊れかけてきてるんじゃとか。
とりあえず、私が揉め事の件で申し訳なく思ってることを
伝えてくれとか頼んでみた。
「あの人大丈夫っすか!?」と連呼しつつ。

…彼女でも出来ちゃったのかな。
ぐすん。


2006年03月06日(月) どうすれば良かったのか。

上司の許可はあっさり取れ、
私は新御主人様の勤務地で仕事をすることになった。
ああこれで丸く収まったと思ったら、昼ごろにメル。
某男性から、CCで。

「(ピー)さんが社内で調整してくれてこちらでやることになりました
 もともとあちらでやるということで話を進めてまいりましたが
 少々これで様子を見てみます

 お骨折り頂いたのにこのような結果になって申し訳ありません」


・・・しまった!!俺は某男性の面子を丸つぶしにしたのか!?
アタシの知らない間に裏取引は進んでいたのか!?

だってさ。
元はといえばアタシがこっちにいるのが悪いんじゃん。
アタシさえ移動すれば何もかも便利じゃん。
アタシに面倒掛けないようにってお客様に心配させることが
既にお客様への迷惑じゃん。

最善って、何だ。
仕事って難しい。


2006年03月05日(日) もの寂し。

ライヴ予定が皆無。
別れの季節。
生きる理由はあるけれど、生きがいを失いつつあるというか。
心の端っこが欠けたような、全体にひびが入ったような。
独りになることが寂しい。

かといって会社行けばヒトはいるけどそれなりにしんどいしー
あー明日上司を説得せなあかんのが嫌やわー


2006年03月03日(金) 湯沸かし器。

昨日某男性と新御主人様が
仕事の段取りをつけて帰っていかれた、はずだったが
その後で問題が噴出した。

全ては私が新御主人様の勤務地で仕事をすれば解決する。
しかも、もしかしたらそこは私の異動先だ。
しかしまだ公示されてないので、そのへんの事をばらしてはいない。

そんな個人的事情はさておき、問題はさらに増加する。
それも私が(中略)すれば解決する。
立場が悪化していく、某男性その他諸々。
黙っていられなくなった。

『つーかあれもそれも俺がそっち行きゃ済む問題だろ!?
 あんたらが望むんやったら喜んで行くってば!!』
を丁寧語で訳してメル。

しばらくして、某男性の上司から電話。
それが可能ならそうして欲しい模様。
さて困った、今日は私の上司が留守だ。
許可を取らずに暴走してしまった。
また。

変に正義感が強いっていうか、お客様第一主義っていうか。
自分がどうにかすればどうにかなる問題なら
さっさと片付けようとしてしまう。
会社って、それじゃあまずい場合が多々ある。
だのに、思ったことはすぐ口にしてしまう。
行動に移してしまう。
それでトラブることを何度も経験してるのに。

まぁ、上司の許可は下りるだろう。
大事なお客様、こんな下らない理由で失うこたぁねぇ。

蛇足。
「あのっ、うちの人事情報はどこまで筒抜けなんですかっ?」
「こりゃまたとんでもないことを言い出すねぇ」
「うわっ、今のは聞かなかったことにして下さいっ」
アタシの異動情報が流れちまってるなら
全部ぶちまけて納得してもらおうと思ったんだけどさ…
言い方が悪いんだろうか。



仕事部屋、元御主人様と二人きりになった。
鬱積した想いを抱えて週末を過ごすのは不健康だ。
話し掛けた。

私にも辞令が下っていること。
勤務地が変わるかもしれないこと。
他。
地雷踏まないように私としては必死に気をつけつつ、
『私は貴方の異動を知っています』、暗に。

と、元御主人様が異動に際し、
知らずにいるとまずいことになりそうだったことを
指摘することが出来た。
少しはお役に立てたのかもしれない。

その後、午後いちで、
元御主人様が私の仕事成果を必要となさったことに
偶然気がついてしまった。
私のしたことは、無駄じゃなかった。
嬉しい。


2006年03月02日(木) ネジが締まる。

例のショック、だいぶ落ち着いてきた。
人非人扱いされたことと相まって、布団の中で泣けた。
気分は泣きたくても、実際に涙出ないとすっきり出来ないんだよ。

今日は某男性が新しい御主人様を連れてきなすった。
初対面の方、冗談が通じるのかフレンドリーで良いのか悩みつつ
とりあえずバカを演じる。

が、やっぱりヒトが怖い。
狂気に陥ることで生存するための安定を生み出しているのに
この頃正気に引き戻され気味だ。
例のショックで自我が駄々をこねているので。
私の信念というか願望というかが粉々に砕かれているので。

本物の私が元来抱えていた激しい人見知りは
偽物のアタシで暮らすことにより騙せてきたのに。
正気になんか戻りたくない。戻っちゃいけない。
私が×にたがってしまう。


2006年03月01日(水) せめて、人間らしく

正確に説明すると長くなるので割愛する存在である会社の人に、
人非人扱いされた。
手続きでわからない事があったから尋ねたのに
「言ってる意味が解らない」って。
何だよそれ。

ちなみに私は相手にとってお客様にあたる状態。
だのに何故かタメ口、むしろ格下扱い。
わからないっつーから最初から説明してるのに
また「言ってる意味が解らない」て。

既にキレつつ用件にあたるであろう部分だけ力説すると
「んじゃメールで送って、(ピー)まで」
・・・私用電話だったら途中でぶったぎっとるわ。

ハラワタ煮えくり返りつつメールを書こうとしたが、
この何か履き違えてる奴に大事な手続きを任せちゃまずいと判断。
必死で別のまともそうな人を探し、電話を掛け直す。
「あのっ、さっき別の人にも掛けたんですけどっ、話が通じなくってっ」
マジで半泣き。涙声。

今度の人選は間違っていなかったようで、
困惑しながらも昼休み削って対応してくれた。
それだけしてくれる人にはこっちも出来るだけの情報提供をと
あれやこれやしてどうにか解決。

危うく要らない契約して、大金損するところだった。
最初の奴は今回の問題の担当者ではなかったらしい。
にしても、年下だったり内線だったりするからって
客を客とも思わない態度って何だ。
腹立たしいやら凹むやらで現時点でもボロボロだ。
さっさと寝逃げしたいが、まだ例のショックを引きずっている。
寝つきが悪い。


昔、似たような事を言われたことがある。
「言ってる事がわからない」って。

相手は当時の命令主だったが、
私に能力以上の仕事頼んでくるわそれに私が応えられないわ
すったもんだで関係が最悪だった。
その人の声や姿に怯え、胸痛と吐き気が最初に出始めた頃。
私は情報処理能がパンクしてて
物事を系統だって述べる気力を失っていた。

自分が伝えたいこと、伝えるべきことの羅列。
私は必死なのだが、伝わらない。
その上怒りを買う。
どうすればいいのだと。


今日も同様に、私は言いたいことだけ言ってて
筋が通ってなかったのだろうか。
自立支援法絡みで役所にいろいろ質問したときは、通じたのに。
やっぱりアタシ、健常人の間に居場所が無いのかな。

私に存在価値はあるんですか?
無くても生きてていいですか?
逝くのがまだ怖いんです。
大事な人たちに、未練があるんです。



例のショック以来、あの人と話す機会が無い。
話したところで何を言えばいいのかわからないのだが。
「私は貴方と仕事が出来て幸せでした」
「貴方のおかげでマクロ組めるようになったんですよ」
「待ってて下さい、アタシが貴方をうちの部に奪いますから」
・・・言うな<俺

泣きそうだと言い続けてたけど、泣けなかった昨日まで。
今日、母に愚痴りつつ泣いた。
「あたしあの人と話せてないんだよぅ」
「お前愛してるのかい」
「前にも言ったじゃん、恋よりむしろ愛だって」
・・・(白目)


あるふぁ。 |電子手紙。呟。


回転目。