加藤のメモ的日記
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2016年07月26日(火) 谷垣幹事長自転車で事故

安倍首相は8月3日に行う内閣改造・自民党役員人事を巡り、自転車事故による怪我で入院中の谷垣幹事長を交代させる方向で最終調整に入った。稲田政調会長は閣僚で起用する見通しだ。

谷垣氏は7月、東京都内をロードバイク(自転車)で走行中に転倒し、頸髄損傷で手術を受けた。復帰のめどは立っておらず、「党務の継続は難しい」と首相側に辞意を伝えていた。首相は谷垣氏に続投を要請していたが、谷垣氏の辞意は固く、交代はやむを得ないと判断した。自民党内では、後任の幹事長ととして、二階総務会長や岸田外相らが取りざたされている。

首相は菅官房長官と麻生副総理兼財務相を留任させ、政権の骨格は維持する方針だ。稲田氏については手腕を評価しており、入閣すれば衆院当選4回で2度目となる。


『読売新聞』8.1


2016年07月21日(木) 安保法制は都民の命を脅かす

■安保法制は都民の命を脅かす

東京都知事選挙で問われるのは、第一には憲法と平和の問題である。こういうと、国政と都政は違うという人もいますが、国の政治のあり方は地方に影響し、その是正が必要な場合があります。かっての美濃部亮吉都政は、それまでの経済成長に偏っていた政治の流れへの是正として社会保障充実の路線を取り、逆にそれが全国に影響を与えた。国と地方の政治はある意味一体なのである。

一国の政治が憲法解釈を勝手に変えたうえ、「安保法制」を押し通し憲法まで好き勝手に変えようとしているのは、まさに平和主義の危機であり、国民・都政の命と安全にかかわる問題である。首都の首長選挙で、この流れを切り替えるのかどうかが問われているである。第二には格差の拡大である、安倍内閣がやっていることは、恵まれた人がより豊かになれば経済が良くなるというもので、基本的に間違っている。八方に目を配り、恵まれない人に直接目を向けるべきである。

私は憲法を守り、平和の東京、格差のない社会をという鳥越さんに全幅の信頼を持っている。同時に首都直下型地震に備える防災対策の強化も切に希望する。野党の共闘で鳥越さんを押し上げるということは素晴らしい。是非東京から日本を変えてほしい。戦争を放棄し戦力を持たないとした憲法9条は、世界に類を見ない宝物である。紛争地域で活動するNGOの人たちは、異口同音に「自分だけは9条に守られている」と言っている。  


元財務相・元民主党最高顧問   藤井裕久                       


■憲法25条の共生の政治を

「住んでよし」「働いてよし」「環境によし」の東京をつくるという鳥越さんの訴えに深い共感を持った。私は、今の都政が抱える様々な問題の根本に、弱肉強食の新自由主義があると思っている。つまり、困っている人に冷たくて、貧困と格差はますます広がる政治である。安倍政権のアベノミクスはその典型。都政も同じである。

増田さんや小池さんもアベノミクス推進で流れは変わらない。矛盾はもっと深まる。鳥越さんの主張は、アベノミクスに対する厳しい批判だが、それだけではない。東京をもっと人間性の豊かな都市にする、困っている人に手を差し伸べる都政にしようという、アベノミクスの対極にある共生の政治である。これはまさに憲法25条の精神そのものだと思う。

自民党は、都知事選で野党が参院選の巻き返しを狙っているというが、あまりに底が浅い。今回の都知事選で問われるのは政治のあり方の根本なのである。鳥越さんの憲法をしっかり守る強さと、じっくり話を聞く穏やかさを持つ本物のジャーナリスト。この人が知事になれば東京は確実に変わり、国の政治の流れも変わる。私も精いっぱい支援する。


元公明党副委員長 二見 伸明


『週刊朝日』7.21 


2016年07月13日(水) 100歳で元気な人の食卓

好物は霜降りの牛肉にウナギ、大トロ。大正5年生まれ、今年の10月に100歳を迎える現役最高齢プロゴルファー、内田棟さんの食事はボリューム満点だ。「昼にサーロインステーキ、夜にウナギを食べることもよくあります。濃い味付けが好きで、脂もたっぷりとのっていないとダメなんです」(内田さん)その代わり、野菜もスープやサラダでしっかりと摂るようにしている特にラッキョウとニンニクを食べることは、朝食の習慣として何十年も続けている。

朝はこのほかにパンと野菜のポタージュ、リンゴとクランベリーンジュースが食卓にば並び、デザートにはメロン。大好物のメロンは365日欠かさず、時には奥さんの分まで食べてしまうという。「やや脂質が多めですが運動量が多いので、スタミナ源になっています。合わせて、野菜やモズク酢など食物繊維を摂ることで脂質代謝が上がり、うまく分解されているのでしょう」(前出・茂木さん)

94歳で直腸がんの手術をしてからは、食事の内容について、医者のアドバイスも受けているが、基本的に好き嫌いはない。「食べるときに気を付けていることは、実はとくにありません。好きなものを好きなように食べるのがいいのだと思います。甘いもの好きだだからおやつによくクッキーや和菓子とコーヒーと一緒にいただきますよ」(内田さん)今も年間数十ラウンドをこなしており、出かけない日も自宅の庭などでアプローチやパターの練習をする内田さん。毎日の食事を楽しむことも、現役100歳となるプロゴルファーパワーの源となっている。


『週刊現代』7.2


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