シネマ日記
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2002年10月31日(木) スパイダー

たしか公開時、「スパイダーマン」と時期的にかぶってましたよね〜この作品。
映画館のチケット購入の際に、ハッキリ伝えないと、間違えやすいだろうなぁ〜っと思ったタイトル。
だけど、比較的コッチは、サッサと終映してしまい、
結局σ(^_^)は、劇場鑑賞できなかった作品。

同じモーガン・フリーマン主演の「コレクター」の続編らしいけど、
たしか紹介番組で、時間的に逆戻ってるって言ってなかったっけな・・。
モーガンさん演じる犯罪心理捜査官アレックス・クロスが活躍する犯罪サスペンスもの。
なんでも、同じ役柄を継続してやらないことをモットーにしてるモーガン氏が
この役は気にいってて、続く3作目も既に決定してるとか。

政財界の超VIPの子息たちが通う学校で、なんと2年間に渡りその教師として
なりすましていた男の手によって誘拐事件が発生する。
犯人から直接犯行声明とも言える電話や証拠の品がアレックス・クロスのもとへ。
そのしばらく前に、囮捜査の現場で、不幸にも仲間を目前で失い深い哀しみに暮れ
現場を離れていた彼に挑戦してくるかのような犯人。
やがて身代金要求がされ、運搬役にはやはり彼が指名され・・・。
意外なところに、事件の真犯人が・・って言うどんでん返し的作品。
そうなのよ、まさかこうゆう役をやるタイプの人とはこれまで思えなかった人物が
やっているので、あらまぁ〜〜って感じデシタ。(謎)
ただ、その配役に頼った感が大きいので、内容的には、多少無理があるかも・・って気も。(^^;
対照的に、こうゆういかにも悪役キレた役がハマるマイケル・ウィンコットも配されているのは、狙いなんだろうけどね、たしかに。
しかし、誘拐される少女ミーガン、大人顔負けの賢さ勇敢さも見事。
それから、「コン・エアー」でニコちゃん妻役をやっていたモニカ・ポッター嬢。
あの当時は、まるで思わなかったけど(まぁかなり端役だったしね)
この作品で見る限りでは、若い頃のジュリア・ロバーツ似だと思ったのは私だけ?
声まで微妙に似た感じに思えたけど。


2002年10月30日(水) 蒼い記憶

WOWOWにて鑑賞。
「トラフィック」のスティーブン・ソダーバーグ監督の1995年作品。

ギャンブル狂で大借金を作ったまま、妻や家族を捨て故郷を離れた男。
年月を経て、実母の再婚のために、故郷に戻るが、
当然ながら家族の反応は厳しく、元妻にも既に新しい夫が居た。
でも、まだそこまでなら、なんとか大事に至らなかったのに、
実母の再婚相手の紹介で、同僚として警備会社に雇ってもらえることになり
銀行の現金輸送のガードマンの職に就き、危険な誘惑が彼を支配することに。
そして裏切りと破滅への道が・・。

「トラフィック」では、各部分を画面全体の色合いを変えることで
進む話のそれぞれの舞台をわかりやすくしていたような気がするが、
これでは、現在と過去の状態が、頻繁に混ざって登場してくる。
全体に蒼い色合いがどっちかなのかな〜っと思って見てると
結局色合いは、全然関係なくどっちもで、もうゴチャゴチャ(笑)
大きく区別できるのは、主役のピーター・ギャラガーの髭のある無しだったかな・・(爆)

女性銀行員のホントに端役なので、ただ似てる人ね〜っと思ったら、
本人だったり・・>エリザベス・シュー(^^;

ところで、ラスト、こうゆう似た感じ(誰かしっかり追跡してるって言うヤツ)
やっぱりソダーバーグ監督の「オーシャンズ・イレブン」にもあったよなぁ。


2002年10月29日(火) ロード・トリップ

WOWOWにて鑑賞。
今日は、午前中に実はもう1本WOWOWで観ようと思ってたんだけど、
観始めてものの10分くらいで睡魔に襲われ、格闘空しく沈没したのがありました。
それはユマ・サーマンの「金色の嘘」
きっともうすぐ面白くなるはず、我慢しなくちゃ・・っといちおうは
頑張ったんだけど、やっぱりσ(^_^)、こうゆうタルイ系のクラシックなのは
どーも体質的に合わず・・・ (((((^^;)
で、気分を新たに今度こそは外れるなよ〜っと言う思いで
この「ロード・トリップ」を午後から。
もうこれは、くっだらないけど、Hだけど、おバカだけど、
とーーっても面白かったデス、涙流して大笑い・・(^○^)
少々退屈な作品なら、ぜ〜ったい眠くなる昼食後の午後、
楽しかったわ♪これはオススメです(^_^)v
ただし、おバカで、Hで、くっだらないの嫌いな人は、観ちゃダメよ(爆)

ジョシュは、幼なじみで恋人のティファニーとだいぶ離れた大学で
遠距離恋愛中。
だけど、彼女からの連絡が途絶えて不安で、てっきり振られたと思いこみ
手近なところで同じ大学のベスと一夜をともにしてしまう。
その前にティファニーあてに送ろうとしたビデオレターと
このベスとの夜に撮影したビデオを間違って送ってしまったことから、
大慌てで、ティファニーのもとへ・・悪友連れで〜♪
主役のジョシュ役は、ブレッキン・メイヤー。
たしか「ニューヨークの恋人」でメグちんの弟役もやってた人だよね?
どこかしらERのカーター君ことノア・ワイリーに似てるけど、
まぁメンバーの中で一番の小柄(^^;
「ファイナル・ディスティネーション」のショーン・ウィリアム・スコットなども
出てるけど、
チョット見、オダギリジョー似の(ホントか?(爆))パウロ・コスタンゾが
可愛かったな〜(*^o^*)
賑やかで、おバカで、くっだらないけど、面白かったよ〜♪
最後に、その後の彼らの進路なども出てくるわけで、
そこでもまた大笑い(^○^)


2002年10月26日(土) ベティ・サイズモア

WOWOWにて鑑賞。
コレ観たかったんだけど、近所のビデオ屋じゃ、どうしても見かけなくて
放送あって良かったぁ♪

レニー・ゼルウィガー主演のちょっとブラックな味付けのあるコメディ(?)。
ベティは、本当は看護婦になるための学校を続けたいと言う夢を持ちながらウエイトレスをしている。
車のディーラーをするろくでもない亭主が、麻薬絡みで殺し屋に追われ
彼女の目の前で惨殺されてしまい、そのショックもあって、
いつものお気に入りの病院ドラマにトリップしてしまう・・・
殺人現場となった我が家から平然と旅に出ちゃうのも、
このドラマの憧れの医師に会うため〜。
亭主を殺してもブツが手に入らなかった殺し屋が彼女の後を追いかけてきて
また大騒動〜。
ドラマの世界を現実のように追い求めて来てしまったベティに
そのドラマスタッフも引っかきまわされるし。
言ってみれば、コレって、最近の竹野内君のドラマ「サイコドクター」に
患者として出てきそうな(あったよねぇ、解離性遁走とかもさ)題材よね。
レニー嬢のなかばイッちゃってる時の演技と健気な雰囲気とがさすがに上手く、
周囲の困惑が納得できる感じ(爆)
殺し屋役でクリス・ロックと組んで彼女を追うモーガンさんもイイしね。
彼女のこと惚れちゃったんだね?あの殺し屋は。
しかし、ひとつだけ(^◇^;)ゲッだったのが、彼女のダメ亭主役にアーロン・エッカートよ。
しかも変な髪形させちゃってさ、しかも惨殺されちゃって・・・(>_<)
「エリン・ブロコビッチ」にしても、「エニィ・ギブン・サンデー」にしても
あんなに素敵だったのに、なんでこんな酷い役を彼に・・・(`へ´)プンプン(爆)
どっちかと言うと、ベティが夢中になってるドラマの医師役のグレッグ・キニアのほうがσ(^_^)嫌いなんですけど・・・(^^;
彼ってけっこうモテモテの役やったりするけど、どこが格好イイんだかσ(^_^)サッパリ理解できないわ。
(頭だって、アレ絶対ヅラでしょ?ん?違う?(爆))
そのジョージのパートナー役に誰かと思ったら、「ザ・ホワイトハウス」のCJじゃないのっ♪♪
ベティの友人には、ERのスーザン姉クロエの人が出てるし、
幼なじみで記者の役の人は、「チャーリーズ・エンジェル」で細〜い殺し屋やってた人よね。


2002年10月25日(金) ネバー・セイ・ダイ

クリストファー・ランバート主演のポリティカルアクションもの。
世界中を震撼させるアラブ系凶悪テロリストであるアマーを長年追い続け
彼の一味を徐々に始末している外人暗殺部隊ポイントメンという組織。
入手した情報により、アマー本人を今度は狙うが、実は裏をかかれていて、
どうやら標的はアマーとは別人らしいと現場でトニーだけは気付くのだが、
同時に彼も重傷を負い、味方に犠牲者や警察への逮捕者まで出てしまい、
責任をとって部隊は解散となる。
死んだことになったアマーは、顔を整形手術により変え、別人になりすまし
今度は、自分を狙い自分の一味一族を殺した仇として、
ポイントメンのメンバーへの復讐を開始する。
PLOとの和平が自分たちの資金源を断つことになることを恐れたアマーらのグループは、その和平会議も襲撃する計画を。
テロリストグループと言うより、復讐鬼と化したアマーが
メンバーを次々襲っていくのがほとんどで、
なんか想像していた作品とチョット違ったかな・・・。
和平会議を襲うと言う計画だって、資金源絡みの狙撃だし(しかも標的はなんと
アマーの実兄だと)
なんだか悲惨な場面が多いわりには、スケールがショボイ・・・ (((((^^;)


2002年10月24日(木) ゴシップ

大学でジャーナリズムを専攻する学生たち。
デレク、キャシー、トラビスは、ルームメイト。
(デレクのロフトに、キャシーとトラビスが転がり込んでる感じだが・・)
講義に絡んで、ニュースとゴシップの違い〜っと言うことで、
悪ふざけもあって、リッチなお嬢様ナオミのゴシップをでっち上げ流し
学生たちの反応を見て楽しんでいたが・・。
思いもかけぬレイプ事件に発展したり、デレクとナオミの高校時代の因縁の過去があったりと
急展開する学園ミステリー。
ジェームズ・マーズデン、ノーマン・リーダース、ケイト・ハドソン、ジョシュア・ジャクソンら、
注目の若手陣が共演。
ある程度の因縁が明らかになった頃に、ほとんど総出である人物を罠にはめちゃうわけだけど、
ホント、切羽詰ると、人間性が明らかになるね〜っつうか、わざわいするのね・・って感じかな(爆)
若手男優陣、どの人が好み〜?
σ(^_^)は、チョットあぶない感じだけど、ノーマン・リーダースがイイな〜(*^o^*)
でも、彼って、このメンバーの中では、ちょっとばかし年上じゃないっけ?


2002年10月23日(水) アバウト・ア・ボーイ  &  9デイズ

ハシゴしてきました〜。
こうゆうタイプの違う作品のハシゴだと、
飽きずに楽しめます。まぁそれに両方とも堅苦しくない娯楽作だし♪

「アバウト・ア・ボーイ」
まさにヒュー・グラントのための作品って言うか、こうゆうタイプの男性を
軽〜くやらせたら、今のところ独壇場ですねぇ。
さすがにだいぶ老けてきた・・・って言う感も否めないので、
そうそういつまでも見た目が対応できるか〜って気もしなくはないけども(爆)
でも、もっと若い頃のヒュー・グラントより、ずっと個人的には好感もてます。
以前は、あんまり好きじゃなかったもん(^^;;;

亡くなった父親が、クリスマスソングで一発当ててくれてたもんだから
その印税で暮らしは気まま、定職に就いたこともないと言う、まぁ羨ましい限りの男性ウィルが、
マーカス少年との出会いによって、急にこれまでと違って身辺賑やかになる〜。
マーカス少年は、夫と別れた母フィオナとの母子家庭。
しかも時折うつ状態に陥る彼女は、自殺未遂まで起こすし・・。
学校でも彼は変人視されていて、イジメにもあっていて〜。
このマーカスとウィルの関係が、ホントに面白かった。
ともかくも初めは、穏やかな”空っぽ”の日常をかき乱すマーカスを迷惑に思ってたウィルが、
いつのまにかどこか父親のようなボスのような愛情が芽生えてくるんだもんねぇ。
互いに不思議と惹かれあう、認め合うものがあったんでしょうね。
そして、ラストには、彼らの周りも含めて、なかなかイイ感じの将来を思わせるようなハッピーエンド。
うん、なんかイイじゃない〜(^_^)v

「9デイズ」
潜入任務も大詰めとなっていたCIA諜報員ケヴィンが、
ベテラン諜報員オークスの目の前で非業の死を遂げる。
テロリストが注目する戦慄のポータブル核爆弾の売買を成立させ一味を捕え
合衆国壊滅の危機から救うには、彼の存在が必須だったのに・・。
まぁ上手いことに(爆)死んだケヴィンには、
実は生まれてすぐ引き離されたジェイクと言う双子の兄弟がいて、
彼をケヴィンに仕立てて、予定通りの作戦を継続させようとするCIA。
双子とは言え、およそ性格の違いそうな兄弟なので、
早々に死んじゃうケヴィンは、おとなしい優等生タイプ。
後を引き継ぐジェイクは、根っから落ち着きの無いお調子者(爆)
結果二役となるクリス・ロックだもんね、賑やかさも当然。
もうあれ以上うるさかったら限界よ・・・っと際どいとこかも(笑)
もちろんオークス役の重鎮アンソニー・ホプキンスも渋いベテラン諜報員役がキマってるし、
彼らの周りのCIAなメンバーたちも、それほど有名な俳優さんっぽくないんだけどイイ感じ。
特に、シールだっけな、オークスの部下で、わりと常に活躍してた人。
ガブリエル・マクトって言う俳優さんらしいけど、けっこう好み〜(*^_^*)
最後、えっ撃たれちゃったのっっ!!( ̄□ ̄;)!!だったら、無事生きてたし♪
それにしても、老若、動と静、対照的な凸凹コンビのアクションものって、
なんかやっぱり王道って感じね。


2002年10月21日(月) エントランス

それぞれ別の大学にこれから進学しようとする二組のカップル。
寮に入ったりとしばしの別れもあって、新歓パーティーで4人はハメを外し
その帰路、元恋人同士だったマットとキャシーの別れのキスシーンを
現在の恋人ショーンが目撃してしまいもめる。
飲酒もありキャシーの運転で不注意から大事故に・・・。
やがてキャシーが目覚めた時には、ショーンが事故の犠牲になり死亡していた〜。
それ以来、傷は治りつつあっても、彼女は頻繁に悪夢の襲われ、
現実か夢かはっきりしない毎日が始まる。
苦しみから救われるために司祭に頼り力づけられるが、
なんと彼もずっと昔に亡くなっているはずの人物だったり・・・。
若手俳優陣を揃えた学園サスペンス・スリラー。
実際の事故は、死んでいたのは実は・・・っと言う逆転の展開みたいなのは、
まぁ最近では、それほど目新しい感じはしないけどね。
幻の司祭役で、ルーク・ウィルソンもチラッと出演。


2002年10月16日(水) ジャスティス

戦争もの、捕虜、ブルース・ウィリス・・・・・っと
予告編あたりをチラッと眺めているぶんには、正直言って、
あまり興味が沸かなかった〜〜なんか暗そうだし。
でも、どうやらそれだけじゃないらしいことがわかって観に行った作品。
たしかに、冒頭から戦争風景、捕虜となり収容される過酷な状況。
トーンは、くすんでて暗く重いのだけれど、
そのなかでサスペンス色がメインにしてあったので、面白かった。

第二次世界大戦時、徴兵されるが父親が上院議員だったことから肩書きは中尉。
任務も前線ではなく安全な机上の仕事だったはずのハートが、
急転、ドイツ軍の捕虜として捕えられ、それから過酷な捕虜生活が始まる。
厳寒と空爆の危機にもさらされながら、たどりついた先は収容所。
そこでも当然試練が待ち構えているわけだが、
捕虜の中の上官にも、自分が拷問で自白したことを隠したことから扱いは厳しく、
同じ捕虜同士でも人種差別があったり、ついには殺人事件まで・・・。
捕虜の中で威厳を保つ大佐マクナマラと、敵側のナチス将校ビッサーの対立が
ともに只者ではない雰囲気を漂わせている。
殺人事件の容疑者の弁護人としての任務を与えられ
自分なりに正義を貫こうとする若きハートが目の当たりにした衝撃の事実。
さらにもうひとひねりがあって、見事なサスペンスになっていた。
マクナマラ役のブルース・ウィリスも、なかなか彼ならではの役。
脚本の段階で一度この役を断り、練り直した結果引き受けたらしいが、
それはやっぱり結末と関係あるのかな・・・なんてね。
そして当初はエドワード・ノートンも興味を持ったと言うこの主人公ハート役の
コリン・ファレル。
次は、「マイノリティ・リポート」でトム・クルーズを食うか〜?(爆)


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