シネマ日記
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2001年12月29日(土) ギフト

ケイト・ブランシェット主演のスリラー。サム・ライミ監督。

事故で夫を亡くしたアニーは、カードで占うと言う生まれもった才能を
生かしながらも、細々と息子達を育てていた。
アニーの不思議な力に頼るために彼女のところを訪れる人もいろいろで、
夫の暴力に悲惨な目に遭わされている若い妻や、
精神的障害を持つ青年なども〜。
誰に対しても、せいいっぱいカードで見える力で役立ちたいと思ってる彼女の
気持ちとは裏腹に、まるで魔女扱いして彼女を遠ざけようとするその問題の暴力亭主がいたり〜。
そんななか、息子の担任の教師の恋人で、地元の有力者の娘が突然失踪する。
捜査が捗らないため、アニーの能力に頼る彼女の父親。
アニーがカードで見えたものは・・・。

いかにも怪しくなさそうな人物って、けっこう一番怪しいのよね・・・の定説どおり、
やっぱり彼か〜〜って言う展開ではあったのが、チョット残念ではあったけども
ときおりギクッっとする映像は、なかなかに効果的。
ジョバンニ・リビージ扮する青年の最後の登場シーンもなかなか。
(うん、まぁこれも想像つきはしたけど〜)
ヒロインのケイト・ブランシェットとこのジョバンニ・リビージは、やっぱり
イイ味出してるよねぇ。

ただ、暴力亭主に扮するキアヌ・リーブス、彼がやるからこそ何か裏があるのかな〜っと思ったけど、
ただ要するに真犯人への意外性の比較対照材料に使われていただけで、
別に何もキアヌじゃなくても・・・って言うキャラよねぇ。
その妻役のヒラリー・スワンクなんて、もっとなんとなく不似合い(^^;;;
(だいたいあの髪型ってどうよ〜?(^^;)
ところであの夫婦って、その後どうなったのか、目の敵にしてたアニーへの彼の態度は、
改められたのか?どうでもイイけどそこらへんがチト気になったものデシタ(^_^;)


2001年12月28日(金) バニラ・スカイ

スペイン映画「オープン・ユア・アイズ」に惚れ込んだトム・クルーズが
その映画化権を手にしてリメイクしたハリウッド作品。
ともに同じ役で登場してるのが、彼の現在のお相手でもあるところのペネロペちゃん〜ってことで、
一緒にプロモーションで来日してた時もラブラブでしたね〜(*^_^*)

作品中でも終始アツアツでした(^^;;;
気にはなっていたものの、ずっと未見だった「オープン〜」の方も、
この鑑賞前に攻略しておいたことだし、
果たしてその違いは〜?っと臨んでみたところ〜。

どっちが好みかと言うと、やっぱり今回の「バニラ・スカイ」の方かな。
「オープン〜」は、スペイン映画、さすがになんて言うんだろ、
シュールっつうか、暗いっつうか、地味っつうか、けだるいっつうか・・・
系統的にその独特な雰囲気を楽しむ人にとっては、きっと「オープン〜」の方が
好きなんじゃ・・?
σ(^_^)は、あくまでも派手なハリウッド派ですから(爆)

各部分、オリジナルを踏襲してじゅうぶん作ってある感じでした。
映像や音楽などが、すっきりとしてるぶん、だいぶ観やすかったし、
冒頭の夢のシーンなどもすごく上手く撮ってるなぁ〜って感じだった。
でも、頭の中に???が散らばるぶんには(笑)オリジナルと変わらないのかな。
って言うか、きっとそうでなきゃダメなんだろう〜この作品は。(^^;;;

ペネロペちゃんは、どちらかと言えば苦手タイプ(^^;;;
でも、この作品の彼女は、やっぱりキュートで、しかもなかなか潔くて(^^;
トム氏が夢中になるのも、なぁんとなくわかるような〜。

オリジナルでは、メチャクチャ不気味な女優さんがやってたところの
嫉妬に狂う女性役(?)、今回は、キャメロン・ディアスだったけど、
彼女の場合は、たしかに怖いんだけども、でもなんだか表情が憎めなくって
カワイソウ〜〜に思えてしまったくらい。
結局のところ、主人公がイケないんじゃん・・・って、まぁそうゆう問題でも
なさそうではあったけども(爆)

すっきり展開系を観たくて臨むと、きっと観終わって、なんじゃこりゃぁ〜〜??
っと消化不良させられる作品には違いないと思います。
先にオリジナルの方を観てから、平気そうなら、観てみては〜?(爆)


2001年12月27日(木) ウェディング・プランナー

ジェニファー・ロペス主演のラブストーリー。

バリバリと活躍目ざましいウェディング・プランナーのメアリー。
会社の共同経営者として認められてもおかしくない〜っと自信満々な仕事ぶり。
今度も大きな会社の令嬢の式の契約をとり、がぜん張り切っていた〜。
たまたま道路で事故に遭いそうなところを救ってくれた青年小児科医。
ほとんど一目惚れ状態で恋に落ちるが、その彼が今度の式の相手だった・・・。
想いを閉じ込め、ビジネスとして式を成功させようとする彼女。
父が無理矢理彼女に押しつけてきた幼なじみの彼との結婚も絡んできたり大変。

結婚寸前だった元彼との破局から自身の恋愛には臆病になってる女性ってことで、
なんせジェニファー・ロペスだから、それだからって別に相手に困らないだろう〜って感じではあったけども。(^^;;;
これまた結婚寸前で取りやめるその医師と恋人の関係も
なんだかよくわかんなかったんだけども・・・。
メアリーとのことをまるで気付いていない彼女が土壇場で
結婚取りやめるのは何故?
結局それほど好きになってなかったってことなの?
その彼女役に、サンプラス嫁の(^^;ブリジット・ウィルソン=サンプラス
彼女と言えば、聖子チャン映画の「サロゲート・マザー」があまりにも恐くて(^^;;;印象的だったんだけど、
その頃に比べると、ずいぶん美人になったよなぁ〜。
もっと目が離れてたような気がしてたんだけど・・・(^_^;)

いかにも純朴そうな幼なじみのマッシモが、あまりにも人が良くて
気の毒なくらいよねぇ。
演じるジャスティン・チェンバース、「ヤング・ブラッド」では主演よね〜。
ずいぶん違う役どころだこと(^^;;;


2001年12月25日(火) サイレントナイト こんな人質もうこりごり

特にクリスマスを意識してみたわけではなかったけど、
しっかり舞台はクリスマス〜の映画だった。
ケビン・スペイシーの作品で、なかなか見かけなかった劇場未公開作。
近所のビデオ屋が変わったので、それまで無かった旧作が現れてラッキー〜♪

クリスマスの夜、近所の豪邸からお宝を盗んで逃亡中の泥棒の一人(二人組だから)に
たまたま買い物途中で車に乗り込まれ、
自宅に押入られ監禁されてしまう夫婦。
夫婦仲は最悪で、寄ると触ると即喧嘩勃発状態。
そんな夫婦のところへ転がり込んだ泥棒の悲劇と言うか、
ホントにタイトルの”こんな人質もうこりごり”状態なのが笑える(爆)

旦那さん役にケビンさん(*^_^*)
ベラベラとよくまぁこれが喋る夫婦なんだぁ〜。
ロープで縛られようが、銃で脅されようがその口はちっとも減らない(爆)
泥棒役のデニス・レアリーがだんだん気の毒になるくらいよ(笑)
ふだんの夫婦喧嘩状態に一人息子もいい加減嫌気がさして、
家出を真面目に考えてるような状態だし、
クリスマスの夜、彼らの家に訪れる弟家族&実母もこれまた最悪。
全編みんなのセリフが次から次からうるさいくらい流れてくる(^^;;;
どこがサイレントナイトなんだぁぁ・・・(笑)
とんでもないサンタクロースまで登場するしねぇ。

でもって、最後はこの事件のおかげであんなにいがみ合ってた夫婦がラブラブに。
これも舞い込んできた泥棒のおかげ?彼らにとって最高のクリスマスプレゼントになったのでは?(^_^;)

ケビンさんも相変わらずのムードでピッタリなんだけども、
(フフフ、このときの妻の名もたしかキャロリン、「アメリカンビューティー」も
そうじゃなかったっけ?
イメージもけっこうよく似てるかも)
泥棒役のデニス・レアリーが、これまでのイメージと違って
若くて(1994年作品)けっこう格好イイ〜のでビックリ(*^_^*)
「トーマスクラウンアフェアー」の刑事役のときや、
「トゥルークライム」のクリント・イーストウッドの若い上司役とは
ずいぶん違う感じ。
ロン毛だし顔もほっそりしてて、なんだか美形っぽいじゃん。
たしかこの当時は、サンドラ・ブロックの恋人だったりしたんじゃなかったっけ?


2001年12月23日(日) 4thフロアー

ジュリエット・ルイス主演のスリラー。

叔母から譲り受けたアパートの一室に移り住むが、
途端に階下から嫌がらせが始まる。
引越し後の作業中のチョットした音にも何倍にもなって
姿の無い苦情が〜!
部屋の前には、陰湿な張り紙まで。
でも、彼女がココでサッサと退去せず、立ち向かっちゃったから、
相手の行動もどんどんエスカレート!
階段に、アレは蝋(?)まで塗られて転落怪我までしたり、
さらに部屋に階下から侵入してくるモノが次々と・・・

でもね、もともとその叔母さんも階段で転落して亡くなってるんでしょ?
そこに越してくるなんて、そもそもかなり勇気あるって言うか物好き?(爆)

いよいよ窓から階下に忍び込むが、そこで彼女が目にしたものは・・・!
恋人役を演じるウィリアム・ハートも、ただ自分との同居を望んでるにしては、
なんだかずいぶん怪しげだよなぁ・・・っと思っていたら、
ラストに現れる向かいの鍵屋が描いてる絵には真相が〜(>_<)ウワァ、怖いねぇ。
おいおい、事件が解決したかのように、彼との生活を始めちゃって
大丈夫なのかしらん (((((^^;)


2001年12月21日(金) TICKER

スティーブン・セガール主演。
沈黙シリーズ最新作と言うことで、
劇場では「沈黙のテロリスト」として公開されてたっけ?

今回の彼の役どころは、爆発物処理班のリーダー。
ただし、彼とともに、トム・サイズモア扮するサンフランシスコ警察の麻薬捜査課の刑事レイがメインになって活躍していた。
いやぁ、むしろ露出度としてはトム・サイズモアのほうが多いくらい〜?
対する犯人役、爆弾スペシャリストのスワン役にデニス・ホッパー!
今回もかなり静かながらもキレちゃってます(^^;;;
これより先にビデオで観た「DENGEKI」の時も、
セガールのアクションがずいぶんおとなしくなったなぁ〜っと思ったけど、
今回に至っては、チームのリーダーってことで部下に指示を出すことも多く、
動きのあるシーンはかなり少なめ、走ってたり闘ったり〜のシーンもほとんどなく、いや、歩いてるシーンすらもなんだか顔や上半身くらいしか映らないし、
全体にゆったりとしてて、セガール、どっか身体の具合悪いのでは?っと
余計な心配したほど〜(^^;;;
最後の最後になって(なんだかチョットとって付けたように)敵と素手で戦う
得意のシーンがチョロチョロとあるにはあるんだけどねぇ〜〜。
トム・サイズモアが昔妻子をテロリスト(?)によって爆弾で殺害された過去を持つ刑事ということで、
かなり活躍する役を担ってくれてるからイイようなもんの、
彼がいなかったら、かなり寂しいセガール作品になっていたかも。
謎の美女役に、「ジャック&ジル」のオードリー役のジェイミー・プレスリーも
出てます。けっこう重要な役!


2001年12月18日(火) コード

WOWOWにて鑑賞。
ダリル・ハンナ主演のサスペンス(ホラー?)もの。

誘拐されどこかの地下室に監禁されてしまうアン。
犯行に及んだのは、子供に恵まれない夫婦。
アン自身も子供になかなか恵まれず人工授精を試みたりしていたのだが、
そのときの医師の一人が犯人の夫だった。
その妻の卵子をアンに人工授精したと彼らは凶行をうちあける。
目的は妊娠したアンの胎児・・・(>_<)コワッ
いきなり失踪したのにも関わらず(当時、夫は出張中ではあったが)
アンの捜索はいつまで経っても行なわれない。
それもそのはず、二人がアンが車ごと転落し爆発炎上死亡したように偽装していて、
出張から戻り嘆く夫、そしてそのまま葬儀もおこなわれてしまい〜。
不審点のないことから、ベッドの下からアンのペンダントヘッドが出てきて、
夫が警察に訴えてもとりあってもらえないまま〜。
監禁された場所(かなり田舎)で長い月日を送ることになり、
いよいよ臨月を迎えるくらいにまで〜。
自分の卵子だと思いこんでいた犯人の妻が、夫の口から真実を知ったとき、
さらに狂気が生まれて〜〜〜。

妻役のジェニファー・ティリーが、めっちゃくちゃ怖い!!
かなりイっちゃってます(爆)
もちろん夫役のビンセント・ギャロもじゅうぶん怪しくて怖いんだけども、
その何倍も怖い(>_<)
ビデオパッケージなどで、ビニールのレインコートみたいなのを着て(しかも血まみれ)
刃物を振りかざしている形相を見てはいたけど、
そっか、そうなのね、このシーンだったのね・・・・・っと、(゜ロ゜)ギャ!

彼女が最高に怖いけど、それに相対するアンのダリル・ハンナもなかなか迫力。

面白くなくはなかったけども、ドッと疲れた作品デシタわ (((((^^;)


2001年12月17日(月) ハード・トゥ・ダイ

スコット・ワイパー監督・脚本・主演のアクションもの。
・・・しかし、このスコット・ワイパーって何もの?
そんな三役をこなしちゃうわりに、ありまりメジャーじゃないような・・・
当然お初か〜っと思ってたら、「パール・ハーバー」にも出てた。
パンフの写真の一角に勢ぞろいしてるメンバーの端にいるのがどうもその顔のような。(でも目立たなかったな〜)

若い刑事ブーマーが先輩刑事たちと一緒に潜入捜査するが、
目の前で銃撃戦となり先輩刑事は撃たれ、
もともとどうも生臭い系の苦手そうなブーマーは、
シカゴを離れ、警察を辞め、恋人のいる街へ向かおうとするが・・・。
とんだ車強盗にもあっけなく襲われ、さらに乗せてもらったのが縁で
スパイと勘違いされ、事件にまきこまれ延々命を狙われるはめに〜。
パッと見、とてもハードアクションは似合わなさそうなヘナチョコキャラとして
さんざん描かれてる主役なんだけど、
どうしてどうして、いっぱい弾とんできてもしっかり当たらないし、
一撃で強そうな相手を倒したり撃てたり、まさに不死身のヒーローなのが
なんだか笑える。 (((((^^;)
彼の恋人だったためにとんだトバッチリで殺されちゃう美女役で
ナターシャ・ヘンストリッジ。
敵側にして闘ってるだけじゃこの配役は〜っと思える「ホミサイド」な
アンドレ・ブラウガーは、やっぱり最後には・・だったし、
ルー・ダイヤモンド・フィリップスは、逆に、絶対怪しいと思ったぁ〜(^O^)

派手なシーンが延々で、まぁ面白くなくはなかったけども・・
だからって、別にどうと言うことも〜〜(~ヘ~;)ウーン


2001年12月15日(土) テイラーオブパナマ

英国諜報員役〜っと言えば、007そのまんまじゃん〜なピアース・ブロスナンだけど、
今作では、ちょっとだいぶ問題アリな役?
なんたって日頃の勤務態度(って言うんか?(爆))ぶりがたたって、
遠くパナマに飛ばされちゃったりするんだもの、一癖も二癖もありそう・・
イヤ、単に女癖が悪かったのか・・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;)オイオイ(爆)
そんな迷惑な諜報員に現地パナマで見込まれちゃったのが運のツキな仕立て屋主人に、ジェフリー・ラッシュ。
彼自身にも人に言えない(妻にもナイショな)秘密があったために、
まんまとゲームに加担させられてしまい、さらに彼のその場しのぎの妄想、嘘から、
事態は、パナマ運河をめぐっての国際紛争勃発の緊迫した状況にまでなってしまう〜!
結局のところ、平穏な一市民の生活を思いっきりかき乱された仕立て屋、
その周辺の人たちがかなり気の毒だったのね〜な物語だったのかしら。
悠々と去って行ってしまう諜報員は、相変わらず女癖悪そうなだけだったり・・だし(笑)
まぁ、できることなら、同じ諜報員役と言っても、正義の味方な役をやってて欲しいかな〜>ピアース氏には・・ってとこでしょうか。
運河委員会の職員でもあり仕立て屋の妻の役は、ジェイミー・リー・カーティスなんだけど、
しっかりものの妻役としてはバッチリだけど、ピアース氏と絡むお色気たっぷりシーンは、彼女たくましすぎてチト似合わないかと・・・(爆)
仕立て屋の息子役で、「ハリー・ポッター」なダニエル・ラドクリフ少年がチラっと出てます。
でもなんだかずいぶん幼い感じで、見過ごしそうだった〜(^^;


2001年12月14日(金) ガンシャイ

麻薬取締局の潜入捜査官チャーリーは、任務中の失敗で恐怖心にかられていた。
体調も絶不調〜たまたま移動中の飛行機で知り合った縁で
グループセラピーにも通うが〜。
大柄なリーアム・ニーソンが、過酷な任務で心身ともにボロボロになって
トイレで悩んだり病院に行っては浣腸されたり〜ってのが痛々しいけど
なんだか面白い(爆)(((((^^;)
そんな彼を救ってくれたのがその病院の看護婦ジュディ。
最悪の出会いだったはずがいつのまにか癒されてる自分の変化に驚くチャーリー。
任務で2大マフィアの取引に潜入するチャーリー、
一方のマフィアのかなりブチキレたフルビオとなぜか親しくもなったり〜。
チャーリーも知らない陰謀が彼に迫って、危機一髪・・・・。

リーアム・ニーソンとオリバー・プラットのコンビが
なんだか妙に笑えておかしい。
看護婦役のサンドラ・ブロックは、もっと登場してるのかな〜っと思ったら、
チョコチョコっと美味しいとこだけ(爆)
それもそのはず、彼女は製作側だった〜。

海外ドラマファンにとっては、Xファイルのスキナーことミッチ・ピレッジがいたり、
ダーク・エンジェルのローガンことマイケル・ウェザリーもチラッと。
(しかし最後は、あ〜〜〜(T.T))

ラストには、オイオイオイ・・・そんな〜っと苦笑(^_^;)


2001年12月09日(日) スイッチバック

旧作でまとめて借りて鑑賞したなかの1本。
てっきりB級かと思ってたら、けっこうそうでもなかったかも。
出演者だって、デニス・クエイド、ダニー・グローバー、ジャレット・レト。
ホラ、そんなにB級じゃないもんねぇ・・・。でもひょっとして劇場未公開作?

最初ストーリーが、バラバラしてて、ん??って感じの始まり。
連続猟奇殺人犯、子供の誘拐事件、ヒッチハイカー、派手な改造車・・・
ナニナニ W(^_^)、いったいどうゆう話なの〜っと気付くまで少し時間が(^^;
で、主役は誰なの・・・ってね。(爆)

話が一本に繋がっていくと、一気にスピードが増してくる。
FBI捜査官であるフランクは、ある凶悪殺人鬼を追い詰めていたが、
あと一歩のところで逃げられ、しかも反撃の材料に自分の息子を誘拐されていた〜。
FBIの仕事からも遠ざけられながらも、執念で息子の行方を追うフランク。

ヒッチハイクしながら旅する青年(医師)がたまたま乗った車が、
スゴイ派手な改造車。
この車の主がダニー・グローバーなわけなんだけど、
彼の行動がしばしばじゅうぶん怪しいのにも関わらず、
ダニー・グローバーだしなぁ、悪人じゃないよなぁ〜〜っと言う先入観が
話を混乱させる(^^;

言ってみれば、愉快犯、ふつうにはいかにも善人っぽいんだけど、
犯行となると激変して殺人鬼になる〜そんな感じ。
昔からの知り合いだって、全然平気で殺害してっちゃうんだよ〜恐いねぇ(>_<)

どっちかと言うとエキセントリックな感じのする若者って雰囲気の
ジャレット・レトとともにいるから、余計にどっちを疑ってイイやらわからなくなった時も。
それにしても、ジャレット・レト演じる青年は、あまりにもカワイソウ・・・(:_;)
助かってくれれば良かったのに、どうやら無理だったみたいだし〜。
犯人の最期も狂気そのもの、「リーサル・ウエポン」なダニー・グローバーが
こ〜んな悪役をしちゃうのね〜。


2001年12月08日(土) 愛のディスタンス あなたを知りたくて

WOWOWにて鑑賞。
うーんと、いちおうラブコメ・・・?
コメディ色は、入ってるような入ってないような〜感じだけど。
出演者も、(^^;;;あまり有名じゃないような〜。
マイケル・ランデス、へディ・バレス、ジェフリー・ブレーク〜などなどですって。

夏の間、友人と借りて住んでる海辺のコテージみたいなところに
ある朝、見知らぬ男性が酔いつぶれて庭に寝ていて・・・。
たまたま知り合った男女が恋におちるのだけれど、
彼は学生時代の事件のトラウマから恋愛モードとなるとどうも〜。

主演の彼が、パッと見、ジョージ・クルーニに、ヒュー・グラントを混ぜた感じ〜。(なんか混ざりにくいタイプだとも思うんだけど〜ふつう(笑))
彼女のほうも、あまりいかにもヒロインタイプの顔じゃなくて、
いわゆるヒロインの友達系の感じ。
なので、全体的にとっても地味・・・(爆)
同じ話を、もうちょっと有名俳優でやれば、もう少し色合いがあったかな・・・
ってくらいだったんだけど、
とりあえず途中放棄することなく、最後までは観ました(^^;;;


2001年12月07日(金) クロコダイルの涙

ジュード・ロウ主演のミステリー・ロマンス。

ハンサムで有能な青年医師の秘密・・・。
それは自分を愛する女性の血を吸わなければ生きていけないこと〜。
冒頭でひとり、その後もひとり〜っと彼の犠牲になって
女性が血を吸われて殺害され死体遺棄されていく〜。
当然ながら捜査陣もマークするわけだけど、
疑っていた刑事までも彼の巧みな術におちて疑わなくなるし・・。
最後のアンを襲うのをためらったのは、彼女にこれまでの女性と
違う何かを感じたからだろうか〜〜?

ジュード・ロウのバンパイア映画〜っと言えばそれまでなんだろうけど、
まぁともかくも彼が美しい〜〜♪♪(*^_^*)
ハッキリ言って、共演の女優さん、気の毒よね、
どんな人でも色褪せて見えるもの。
彼の美貌の前では、ハイハイ、早く犠牲になっちゃいなさい・・・なぁんて感じで、
カワイソウに〜なんてまるで思えないくらいだもの(爆)
最後のアンも、昔のオリビア・ハッセーを崩してギスギスさせたみたいな感じで
ちっとも魅力的に見えなかったし、その前の女性もポチャっとしてるだけだったし〜。
ホントに共演女優陣ったら、お気の毒です〜(笑)

途中、唐突なくらいチンピラとのアクションシーンまで入ってて、
ジュード・ロウにしては珍しいくらい。
それさえも格好良かったよ。

作品そのものとしては・・・・うーん、うーん、ジュードが美しかった〜ってだけかも(爆)


2001年12月06日(木) カーラの結婚宣言

WOWOWにて鑑賞。

昨日「ハリー・ポッターと賢者の石」を観てきて、
ファンタジーな世界に浸ったせいか、現実生活でボーっとしてしまって(爆)
昨夜も爆睡だったけど、今朝もどうも調子が出ない。
午前中から返却日も近いビデオを攻略していこうと思っててもウトウトしてる始末(^^;

そんな午後から、ちょうどWOWOWで放映があり、前から観よう観ようと思ってたので
ラッキー〜♪
これを観始めて、ようやく目が覚めたよ〜(爆)

ジュリエット・ルイス主演。
軽度な知的障害を持つ主人公カーラを彼女が見事に演じている。
実は、ジュリエット・ルイスって、チョット苦手だった〜(^^;
なんだかこう、すごくエキセントリックな感じもして、うーん、個性強すぎ〜って。
でも、この前観た「誘拐犯」でも、やっぱりさすがな熱演だったし、
このカーラ役も、スゴイ!見事〜。
相手役のジョバンニ・リビージも彼女に負けないくらいの熱演で、
ほんとに温かい純粋なカップルを演じきっていた。
娘可愛さ、心配さで、うるさいくらいかまいすぎて、反発までされる母親役に
ダイアン・キートン。これもまたハマった感じ。
カーラの家が(歯科医だったか?)かなり裕福で、
相手のダニーは逆にあまり豊かではなく(両親も離婚してるのかな?)
学校の成績状況で仕送りも止められフロリダの母のもとに行かされそうになったり。
カーラと同じように障害を持つダニーに不安を感じる母の思いや、
気持ちの行き違い、娘の自立への寂しさなども絡んでたりもする。
紆余曲折あってのハッピーエンド、ちょっとホロリとさせられる佳作でした。

カーラには姉が二人いて、そのうちの一人が、「ジャック&ジル」のエリサ!
この女優さんとジュリエット・ルイスって激似だと思ってたら、
姉妹役してんだもんなぁ〜〜ホントによく作りが似てる!

それとそれと、ほんの一瞬、カーラが街でインチキ商売なメークをやってもらうとこがあるんだけど、
その客引きの姉ちゃんがなんとあの「ロズウェル」のリズなんだよ〜!!
フフフ、インチキな役・・・・プププ、嫌いだからピッタリ〜ヘ(__ヘ)☆\(^^;)オイオイ(爆)
でもね、セリフもあったかなかったの役だし、顔も映るのは一瞬。
それでもシリ嬢の出演作品歴にあがってるのもどうかと・・・(笑)


2001年12月05日(水) ハリー・ポッターと賢者の石

ベストセラーなだけに、原作を読破して待ちに待った鑑賞の人もきっと多いはず。
1日の映画の日に公開が始まり、聞くところによれば、そうとう混雑してるらしかったので、
いつもだったらみなとみらいに行くところを、同じWMCでも海老名の方を狙った。
たぶんそれが正解だったみたい、レディースデイなのに、まるで並ばずにチケットを買えたのは久しぶり〜〜。
(まぁ到着時間が、前の上映が始まって間もないくらいとかなり余裕を持ったせいもあったわけだけど〜)
いざ時間になってみても、大きいスクリーンだったせいもあるけど、まだ余裕で席が空いてた、あら、きっと満席だと思ったのに・・・。
みなとみらいだったら、きっとこうはいかなかっただろうな。(^。^;)ホッ

原作をまるで知らないσ(^_^)にもじゅうぶん楽しめる浸れるファンタジーな世界。
なんと言っても、ハリーを始めとして、ロンやハーマイオニーを加えた3人組が
可愛い〜魅力的。
この3人を眺めてて、フッと昔の「小さな恋のメロディー」の3人組を思い出したのはσ(^_^)だけかなぁ〜。
まぁもちろんそうゆう初恋(?)めいたことまでは展開してない様子だったけど。
特にロンの子の表情豊かさも、どちらかと言うとクールな感じのするハリーの子と対称的でイイ感じ。
ハーマイオニーちゃんも知的で可愛いし(髪の毛のモッサリ具合が面白いね〜(爆))

まわりに登場する先生たち、あのアラン・リックマン演じるスネイプ先生は、
彼だからこそ、絶対悪役ではないと思ったよ〜。あの呪文にしても。
(アハ(^^;ネタバレかい〜っ(爆))

で、ひとつ疑問・・・ハリーは、またあの最悪な叔父さんちに帰るわけなの?
(^◇^;)ゲッ、そんなカワイソウに〜。


2001年12月04日(火) ワーキング・ガール

既に何度も観てるはずなのに、
そうそう、ほんのチョット出演のケビンさんを見逃してる(記憶にない(^^;)のが
ずっと気になってて、でもあらためてわざわざビデオ借りてくるのもなぁ〜っと
思ってたんだけど、ちょうどWOWOWで今朝放映、ラッキー♪
今回は、ちゃ〜んと確認できました!ケビンさんのセクハラ親父ぶり〜(爆)

さすがにもうだいぶ前の作品なので、主演のメラニー・グリフィスも
ハリソン・フォードも若い若い〜。
同じくチョコっと登場するオリバー・プラットなどもやけに今より可愛いくらい
こじんまりとしてるし、
アレック・ボールドウィンなんて、こんな細いときもあったのね〜って感じ(笑)
最近だいぶ風貌の変わった大スターが、眺められてある意味お得〜?
ヘ(__ヘ)☆\(^^;)オイオイ

当時の流行りだったのかしら、メラニーにしても、その友人役のジョーン・キューザックにしても、
すっごいボリュームのある髪型してるし、スゴイ化粧・・・ (((((^^;)

女性版のサクセスストーリーなんだけど、アイデアあふれる秘書が、学歴などの面で報われず、それでも夢をあきらめずパワフルに活躍。
一度は尊敬し憧れた同性の上司に自分のアイデアを盗まれ憤慨、
めげずにチャンスを利用して成功を掴み取っていく〜。
憎き上司が怪我で不在中に、身分を偽ってプランを遂行していく・・なぁんて
かなり反則的なサクセスストーリーではあるんだけど、
とりあえず犯行(?)も露呈し、全てを失おうとするときに〜の
再度大逆転って感じだから、許せるかもね(^O^)


2001年12月03日(月) 狼たちの絆

ジョン・ウー監督の香港映画。
さきに同じくジョン・ウー製作のカナダTVドラマシリーズ版の
ビデオを観ていたので、オリジナルも観てみたいな〜っと思い鑑賞。

チョウ・ユンファ、レスリー・チャン、チェリー・チャンの3人組の泥棒の
活躍を描くコメディタッチのアクションもの〜
・・・であるところは、TVドラマ版と似通ってるんだけども、
(ドラマのほうでは、元泥棒の二人と元刑事がある組織に加わって〜なので
厳密に言うと違うが)
こっちのほうがオリジナルであるわりに、ジョン・ウーが監督なわりに、
なんだかアクションシーンもチョボチョボで、
(思いきり炸裂してたの終盤だけじゃん・・・)
コメディな味付けも中途半端、
シリアス路線もあるんだけど(彼らの育ての親との闘いとか三角関係とかね〜)
これまた中途半端、なんだかそれほど好きになれなかった。

σ(^_^)はドラマ版のアクションもあのスローモーションバリバリの方が好きだわぁ〜。
おバカ度もドラマの方が徹底してたし小気味イイ感じ。
それにチョウ・ユンファは、イイとして、レスリー・チャンもウーム(-_-;)だし、
なんたって紅一点のチェリーが・・・嫌い〜(爆)
二人に愛されるほど魅力的に思えないし、だいいち彼女ってただたたずんでる
だけでな〜んも活躍などしてないじゃん。

ドラマ版は、しっかり3人で活躍するし、3人揃って格好イイよ〜。
レスリー・チャンにあたるところの若手の泥棒の方は、
ドラマ版ではイワン・セルゲイ君(「ジャック&ジル」のジルね〜♪)
ぜ〜んぜん彼のほうが可愛かったりもしてイイじゃん〜。

おまけに他にエージェントのメンバーも個性的だしね。
このオリジナルの方は、せいぜい彼らに温かく接するパパと呼ばれる刑事さんが
イイ役してるくらいで・・・育ての親においては、極悪非道ってだけだし(^^;
まぁ、めったに見られないだろうチョウ・ユンファのお笑いシーンが
アチコチにあるってだけはお宝作品なのか〜?
絶対あの車椅子はアヤシイ・・・っとにらんだら、やっぱり〜だったしねぇ(爆)



2001年12月01日(土) オープン・ユア・アイズ

もうじき公開のトム・クルーズ製作・主演の「バニラ・スカイ」のもとになるスペイン映画。
そもそも彼がこの作品に惚れこんでハリウッドでの映画化権を獲得したらしい。
両方に共通してペネロペ・クルスが出演。
(しかも同じ役らしい〜)
コチラのほうは、もうずっと旧作棚にはあったわけだけど、
なんたってチョット苦手なペネロペちゃんだし(^^;
スペイン映画ってのも馴染みがあまりないし・・・で敬遠してたけれど、
どうせなら「バニラ・スカイ」攻略前に〜っと思って鑑賞。
(さて、未見だったほうがイイかどうかは、あとでわかるだろう〜 (((((^^;))

二人の女性、親友の間で右往左往する若く裕福な青年
(こっちでは莫大な遺産を持ってる設定のようだった)
かたほうの女性の嫉妬から車ごと無理心中〜
女性は亡くなり、命は助かったが青年の顔は・・・・

・・・っと恋愛から事故、悲劇の運命〜ってパターンかと思えば、
何やらSFチックな、死体の冷凍保存、
未来社会、夢、現実といろんなものが交錯していくので、
どれが真実で、どれが夢で〜っと?????マークがいっぱい付いてくる(爆)

「バニラ・スカイ」も予告編やTVスポットがずいぶん流れるようになり、
「オープン・ユア・アイズ」で見かけたシーンがほぼそのまま再現されているような場面もありそう〜。
なんだか一回観ただけでは、わかったようなわからないような
ん??な作品だったので、
これで「バニラ・スカイ」を観れば、フーム〜っと納得できるかな・・・(^_^;)


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