Hirata's Archives〜未来への欠けらを集めてみました
DiaryINDEXpastwill


2006年05月17日(水) かわいい人の話

 かおりーのライブに行った。
 もう何回目だろうか。ぼくにしては結構たくさん行っているほうだ。「同郷の誼み」とでもいうのかな?それで彼女を応援しはじめたんだ。
 ぼくが初めてかおりーを知ったのはラジオ日本の深夜番組だった。「結構下積み長いんじゃないかなぁ」とか勝手に創造したりしていた(笑)。彼女の作る日本情緒を感じさせるメロディーがぼくにとってはなじみやすかったから彼女の歌を聴いてみようと思った。そのラジオでは(ミニアルバム)『真南風(マフェー)』からの曲を聴いた。
 それから、(アルバム)『14粒の愛のしずく』を買って、初めて彼女のライブに出かけたのは名古屋のハートランドスタジオだった。
 「彼女を売り出すためにセッティングされたいろいろの仕事を、それなりに順応しながら堅実に、コツコツとこなしているように感じさせるところ」などに、「頭の良さそうな器用な人」という印象を受け、それでいながら、根本的には、「私はどうしても歌を歌って行きたい。そしてみんなに聴いて欲しい」という強い気持ちを持っているようで、「それならばこちらも聴かせてもらいましょ」とぼくに思わせるものがあった。「ある意味、かおりーって、がーじゅーじゃないかねぇ」みたいな。
 もっとも、地元では小さな子供の頃から歌い始めていたというから、「歌い続けることは、彼女の人生にとって、必然的なこと」であるのかもしれない。

 まあ、そんなわけで、近くに来るワンマンライブには毎回足を運んでいる(ちなみに名古屋では2003年の5月か6月に行ったのが最後かな)。
 2004年は、市民小劇場あしびなー、MUSICA、D-set、2005年は奥武山公園の祭り会場、今年は桜坂劇場に出かけた。
 2005年のジョイント・ライブには券は買ったものの入院中で行けなかった。それでもそのライブの模様は、ラジオとテレビで知ることができた。
 D-setでは、地元のNHKのアナウンサーの方にマイクを向けられ「魅力ってどういったところですか?」と訊かれたが、「ちょっと急には思いつかないんですが…。ライブには毎回来てるくらいですから」としか答えられず、オンエアでは予想通り不採用になったりした(笑)。
 それで考えたのだが、「かわいいから応援してるんだろうなぁ」と思った。ライブには「今回もかおりーはカワイイかな?」というのを確認しに行っているともいえるかもしれない。最近の桜坂のライブで、「人はもちろん、人以外の物や景色にでもときめく心が大事」みたいなことをちらっと言ってたと思うので、これからもかわいくいてくれるのではないだろうか。(それにカオリーの場合は、育った環境も含めて、年長の方たちに可愛がられるタイプでもあったりするのかなと思ったりもする)
 ムジカでのライブだったか、前に一度「イマイチかわいくないなぁ」と感じた時があって、「このごろいい恋とかしてないというようなことがあったりするのかなあ?」と思ったりしたのだが、次のライブの時に「一緒に活動していたバックバンドのキーボードの方が亡くなった」という話をしていたので、ぼくが「イマイチかわいくないなぁ」と感じてた時は、その方が患っておられた頃と重なるのかなぁ?、「それでかわいくなかったのかなぁ」とか推察したこともあった。

 ぼくはインディーズ時代のメンバーが好きである。「かおりーを温かく見守る素敵なおじさまたち」という感じで。
 松下一也さんは「ほとんど喋らないけどいつもニコニコしている人」とかと紹介されてたように思う。丸山ももたろうさんは優しくほっとさせてくれるギターの音色を持っているような感じが何となくする。それに何だかトークが笑える。カオリーの話に一言二言相槌を打つ程度のことだったと思うが、とくに変わったことを言うわけではないのだが、何となく可笑しい雰囲気を漂わせている(去年の初め1mileという小さなライブハウスで行われた)カルメン・マキさんのライブで演奏を聴けたが良かった。カオリーと話していた時には標準語だったので、この時、関西弁で話しているのも初めて聞いた。ライブ開始直前に行ったら中がいっぱいで、出入り口の外で聴いていたのだが途中で寒くなって帰ったのだったが)。そして、Ponyさん。Ponyさんは笛を吹いてくれる。ぼくは郷愁を誘われるような笛の音が結構好きである。ぼくの好きなカオリーの『光の河』では、カオリーの歌う旋律に、コントラストを織り成す笛の旋律ができれば重なっていてほしいと思う。

 「いろいろの思いを込めて歌い、楽しくたくさん喋り、大声で笑う」というのがカオリーの“信条”であろうか。
 「ライブでは、つい話が長くなってしまって、メンバーから『そろそろ曲に行ったほうが…』と言われたりすることもある」とのこと(笑み)。歌う曲についても、1曲1曲丁寧に説明することが多いようである。「冗談を言って自分で笑って楽しくなる、それを見てみんなも楽しくなる」そんな風であれば良いのだとぼくは思ったりする。「困った時には笑ってしまおう」という時もあるのかもしれない。たしか、NHKの『ちゅらさん』でこちらの訛りが全国的に認知されるまでは標準語で話していたと思うが、この頃は結構訛りを出しているようでもある。
 とくに地元に帰ってくるととてもリラックスできるようだ。その一つに「標準語で話そうとすると、頭の中で一度変換しないといけないが、地元の言葉だと、思ったことをそのまま口に出せるし、聞いている人も育った環境が同じだから、話が速い」ということもあるらしい。

カオリーの歌の良さについては、それぞれの人が、実際にライブやCD等でその歌を聴いてそれぞれに発見して欲しいと思う。ぼくの「この歌が良かった、あの歌が良かった」という話はまた別の時に書けたら書きたいと思う。とりあえず、新しいCD『MONSOON』は近いうちに買いまーす(笑み)。

 これまでもライブにはずっと行っていたが、桜坂で初めて握手してもらった。それまでは「ハジカサーしてからに」握手してなかったんだけれど、今回はタイミング的にしたほうが良さそうだったので。言葉は交わさなかったけど、気持ち、伝わったかなぁ?

 このライブのことはまたどこかにちょこっと書くかも。これでもかなり頑張って書いてみたほう。少しでも応援の足しになればいいかな!!】

⇒ http://www.futenma.net/


2006年05月12日(金) 追悼

 「高良茂さんという地元のタレントさんが亡くなった」ということです。
 ぼく個人は彼の影響は受けてないのですが、「地元の若者言葉で話す新しいタレントさんが出てきたんだなぁ」と、当時新鮮に感じたものです。
 その語、ぼくは地元を離れて生活していたので、最近の活動状況については知りませんでした。何か、長い間病院に通いながらDJをされてたような記述などをみかけました。
 ぼくも自分に与えられた時間を1日1日大切にすごしていきたいと思っています。


2006年05月02日(火) かわいい人の話

 麗しの中橋かおり嬢の声をしばらくぶりで聞いた。4月3日に名古屋に行った際に、午前中鳥羽から名古屋に向かう近鉄の中で、午後は病院で、ポケットラジオを使って。
 まとまった内容の話は聴けなかったけれど、相変わらず色っぽいかわいい声で良かった。いつまでもかわいくいてほしいというのがぼくの個人的希望。


欠けら shards |MAIL

My追加