近くまででかける用事があったので、寄ってきました。
尊敬している石黒先生の漫画、『それでも町は廻っている』の舞台です。



真田くんの家。
あの２階に真田くんの部屋がある。ことになっている。



歩鳥たちがバイトしているお店『シーサイド』のモデルになった喫茶店。


商店街を歩いていたら100円焼きそばを売っていて、買って食べました。
「おいしいよ、食べてって。ひとつで大丈夫？」と声をかけられて、
漫画のとおり、本当にあたたかい町なんだなあ…と実感しました。
次はちゃんとカレーを食べよう。

石黒先生が大好きです。

掃除をしていたら、昔のメモがでてきました。

当時は思いついたことを手書きで書き散らしながら執筆していました。
いまはテキストのメモ帳が、こんなふうです。


『晴れの雨』


『わすれな人』


『わすれな人』

　名字と名前のあいだには、果てしない距離があると思う。

　彼の名前は本田裕仁だけど、すこし違う。

“本田さん”は片想いの頃の呼びかた。
“裕仁さん”は恋人としての呼びかた。

　ふたつのそれぞれが、僕にはまるで別人を指しているように感じられるからだ。

　それでいまでもつい「本田さん」と呼んでしまうときがあって、彼に、

「俺は“本田さん”なんて人は知りません」

　と、わざと丁寧な敬語で叱られたりする。


　―『星に沈むサカナ』

先日の満月は、海ほたるで見ました。深夜三時ころ。



幸せの鐘。ひとりで鳴らしました。

あさ。