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2011年02月26日(土) 【Works】きみのはなし、




 一年前、飛馬の隣にようやく馴染んできた頃、

『おまえ、空気みたいだね』

 と言われたことがある。屋上のベンチに座って、飛馬は俺の肩に寄りかかって半分寝ていて、空は凝視していると呑まれて落っこちて行きそうなぐらい青かった。

『おまえは知らない間に横にいて、ずっといても苦しくない。……なんか不思議だ』

 心臓の下のあたりがじりじり痺れて痛くてしかたなくて、涙がぱらぱらこぼれる。

「……飛馬、」

 好きだ、と何回も言おうとした。でもできなかった。
 この関係に俺の欲を差し挟みすぎたら、飛馬の息が詰まってしまうと思ったからだ。

 空気でいたかった。飛馬を苦しめない存在でありたかった。

 そのかわりくちづけてる間だけ呼吸を止めて、俺が傍にいることを感じてほしかった。


『きみのはなし、』―高校卒業の日のはなし


2011年02月20日(日) 【Photo】ぽたぽた




2011年02月19日(土) 【Photo】生かすということ




忘れない、ということこそが、生かすことだ。


2011年02月16日(水) 【Photo】ひかりしずく



2011年02月12日(土) 【Photo】大きな木のような人




すごく素敵な絵本だった。


2011年02月10日(木) 【Photo】だいだい




2011年02月04日(金) 【Photo】そよそよ



2011年02月03日(木) 【Photo】くまくくくま。おしまい。




汗だくま。


2011年02月02日(水) 【Photo】くまくくくま




ちょこくま


2011年02月01日(火) 【Photo】くまくくくま




いちごくま


あさ。