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2004年09月24日(金) 「焦らない、焦らない」

とうとう大学のクラスが始まってしまった。

今日は10時頃から練習。
途中、パーカッションのNちゃんと会ってちょっと長話をしたりしたので、
ライブラリアンの仕事を始めたのが遅くなり、また、
金曜日には音楽学部のカフェは早くしまってしまうことを知らなかったので、
ちょっと遠いところのカフェテリアにハンバーガーなどを買いに行ったりしなければならなくなった。

こうして予定外のことがちょこっと起こり、授業に遅れそうになったけれど、
自分に、「焦らない、焦らない」と声をかけながら、
平常心に近い状態を保つことができた。

帰宅して、夫が散らかした部屋を片付け、教え始める。
途中、ひとりお休みがあったので、1時間の枠を利用して、
簡単な夕食をつくっては済ませ、最後の生徒を教え終わったら、
夫が買ってきてくれていたソフトクリームを頂きながら、
PCの前に座ってゆっくりすることができた。

今日は授業もあるし、ライブラリアンの仕事もあるし、生徒たちもあるので、
練習は2時間できれば充分、と自分に言い聞かせてあったのもよかった。

夜は、これはもちろん楽しいことなのだけれど、メールも2,3通書いたので、頭の方はなかなかリラックスせず、Overtired になりそうになったけれど、それも上手く免れて、充実した一日でした。


2004年09月20日(月) お断り…

昨日の出来事。

私の先生の友人のF先生は自分の生徒を中心に
若い人たちのためのオーケストラをもっている。
以前、頼まれて、そのオーケストラで
コンサートマスターをさせてもらったりしたことがあったし、
F先生とは弦楽四重奏などでご一緒したことがあった。
そこで、今年、9月からの1年間、
そのオーケストラのコンサートマスターをしてくれないか、
ということで、F先生が電話をくださった。

電話があったのは土曜日。
一日考えて欲しいといわれて、昨日、もう一度電話で話した。

やりたい気持ちはあるけれど、大学院に行きながら、
自分の生徒たちも教えて、というのはもうすでに充分以上のワークロード。

大学も大学院も返済無用の奨学金をもって迎えられて、
勉強させてもらっているし、
今度はそのお礼(?)に
私が、そう大したものでなくても、
何かコミュニティーなどにへ与えられるものがあるのなら、
是非そうしたい、という気持ちも強くある。
でも問題は時期。

以前にがんばりすぎて、
心身ともに調子を崩した日々から得た教訓は忘れてはいけない。

日々の生活を心配することなく、
勉学だけに集中できる人とは別のところにいる自分を忘れてはいけない。

片手間に引き受けて、後から問題を引き起こすのも避けたいし。

というわけで、
コンサートマスターとして、
私のことを考えてくださったことはとてもありがたいけれど、
リハーサルの時間帯には自分の生徒たちも教えているし、
やはり、今は無理です…。
とお断りした。

電話をきったあと、
なんとなく、気持ちが沈んでしまった。
本当にこれでよかったのかな…と。
でも、多分間違った選択ではない。


***************


耳は良くなってきた。
どうやら炎症はひいたよう。
なので、もう通院は不要だとか。

でも、聞こえがまた不十分なのだけれど…

これってどうなんだろう…?


2004年09月19日(日) ささやかな誕生日パーティー

明日はPくんの誕生日だと昨日気がついて、
夫の提案で、今日の夜、
3人でちょっとした誕生日パーティーをすることになりました。

一応?(笑)忙しい私たちは、
彼が来る少し前になってようやく準備を始めた。
冷たいおそばが食べたいというので、おそばと、
そして、かんたんなお寿司、誕生日ケーキを用意した。
それから、リクエストに応えて、ボバティーも。
(近くのマーケットではすでに売り切れていたので、
ティーとボバを買って、私がつくったものだけど)

楽しく食事をして、みんなで
彼が持ってきたDVDで映画「ラストサムライ」を観ました。
評判とおり、コンセプトはとてもいい映画でした。
でも、闘いのシーンとか、私には刺激が強すぎて、
目を覆わなければならないシーンもかなり多かった。
アメリカの映画はときに行き過ぎている部分があるように思うのは
私だけでしょうか…

食事もDVDも終わり、夫がPくんと話をしている間に、
私は失礼して、少し練習を。
1時間くらいだったけれど、
その1時間で確実に前進できたという確信をもてた
いい練習ができました。

それにしても、お腹が一杯…
ちょっと食べ過ぎた。


2004年09月18日(土) 人はそんなに怖くない?

生徒たちのレッスンの合間に、
頼まれてもないけれど、郵便局へ行って、夫の郵便物を送り出してきた。
私って、やさしい…(笑)

その帰りに、またテイクアウトのチャイニーズでもランチに食べよう。
と、自宅すぐ前のマーケットに行くと、
なんと、友人のCさんが、ぼんやり立っていた。

ふっと近寄って、肩を抱き寄せて、ハロー!というと
彼女は私の名前を叫んで、うれしい喜びを表してくれた。
もう3時を過ぎていて、
ランチ用の食べ物はほとんど売れのこり状態だったので、
結局、二人で、近所のチャイニーズベーカリーのランチを食べに行った。

彼女は1週間くらい前に電話をくれていたのだけれど、
私が、なんだろう…引越しの作業もあって、
なんとなく、面倒くさくて、コールバックをせずにいた。

「夏の間どうしていたの?」
などという話をお互いに一生懸命して、
ちょっと急ぎのランチを楽しんだ。

以前だったら、こんな風に予期せぬランチのお誘いなどがあると、
どうしても、断ってしまいがちだった。
でも、今日は快く、とまではいかないけれど、
なんとなく、その場の流れに乗ることができて、
彼女とのランチを楽しむことができた。


その後、生徒たちのレッスンに戻って、
夜には、Pくんが夫のバンジーコードなどを届に来てくれたので、
結局、お昼に食べられなかった、
テイクアウトのチャイニーズを一緒に食べた。


そして、ふと思った。


人は私が思っているほど、怖いものでもないかもしれない… (笑)


2004年09月16日(木) お友達とディナー

午前中から引越し作業。
夕方5時頃になってようやくお昼。

今日は友人と会う日。
この間久しぶりに電話をくれたYさん。
5時過ぎに電話をくれて、
6時前にこの辺では一番大きいSCPのあるカフェで落ち合うことにした。

彼女は黒いノースリーブのぴたっとしたトップに
グレーの横に大きくスリットの入ったスカート、
そして少し深めの黄緑色のショールを羽織っていた。
アイシャドーもそのショールと同じ色で、
その色が黒を中心とした装いにとてもよく映えていた。
彼女も私と会った瞬間、かなり私のことを凝視していたので、
お互いの装いや雰囲気などに何かを感じながらも
久しぶりに会ったので、話題が尽きず、
装いのことは次々とあふれてくる話題に流されていってしまったよう。

1年くらい会っていなかったので、
お互いの暮らしぶりなどを報告しあいながら、
夕食もご一緒した。

夕食を外で食べるなんて本当に久しぶり。
ほとんどしないことなので、夕食をレストランでいただくことが
なんだかたいそうなこととして私の頭の中にインプットされてしまっていたけれど、いざ、食事をしてみると、「なんだ普通じゃん!」そんな感じ。ものごとをいちいち大袈裟にしてしまうのはなんといっても自分自身なのでした。

イタリアンにて頂いたのは、カルパッチョとカラマリのスパゲティ。
彼女の提案で前菜とパスタを頼んで分けることになったのだけれど、
それでちょうどよかった。
さすが出慣れている彼女はそういう提案がさらりとできる。

10時前に帰宅。
彼女からもらったメールアドレスに早速お礼のメッセージを送って
就寝。


2004年09月15日(水) シンプルにいきたい

ここのところはもう引越し作業の連続。
箱詰め、移動…

夫は本当にたくさんのものを持っている。
自分でも持っていることすら忘れてしまっているものがたくさんある。
なので、内緒で少しだけ処分したりしてしまっている。
彼にとっては大切なものなのかもしれないので、
そのあたりはとても気をつけて選別して。

それに比べると私自身のものは少ない。
もっていたいものは、楽譜と本と多少の洋服と…
できるだけシンプルな生活をしたいと思っているから。

***********

金曜日のレッスン以降、昨日初めて楽器に触れた。
今週は楽器に触らずに引っ越しに集中しよう、
などと思っていたのだけれど、
やはりまる3日楽器に触れないでいると
なんだか調子がでないし不安になるので、
昨日は少しだけ練習、というよりも弾いた。

手は結構覚えているものなのだな。

それが正直なところ。
もっと気楽に楽器と付き合いたい。
無理をしないで、がんばり過ぎないで。
自然と私の中から湧き上がってくるものを表現するだけ
それで充分ではないか?


2004年09月13日(月) 時差ぼけ?

朝から引越し荷物を移動して、耳鼻科へ。

大分良くなっているみたい。
でも、聞こえが悪いのだけが気になる。
少し不安になって、インターネットで「難聴」についてサーチしてみた。
やはり中耳炎などから難聴になる場合もあるようだ…
でも、とりあえずドクターのいうことを聞いて、前向きに治していくしかない。

夕方から教えて、その後また引越し荷物の箱詰め。
私は一度エンジンがかかってしまうと、なんだかとことん走ってしまう。
そして、翌日にはとても疲れている、というパターンはこれまでにもあった。
朝から夜までずっと次はこれ、次はこれ、と走り回っていると、
夜になっても脳がそのまま爆走している感じ。
こういうときこそ早く休んでしまうといいような気もするのだけれど。

結局、夜中の2時頃まで起きて作業をしていて、(火曜日)早朝5時過ぎには夫のたてたものおとで一度目がさめ、しばらくおきて、また眠りにつく…結局起きたのは11時過ぎ、という体内時差ぼけを招くような睡眠のとり方になってしまった。


2004年09月11日(土) お腹が空いては調子がでない…

今日は一日中動いていた感じ。

7時過ぎに起きて、まずは昨日のうちにつくった荷物を新しい住居に移動。
そして、その足で、エンターテイメントセンターを取りに行く。
この間、日系マーケットに「エンターテイメントセンター譲ります」
というちらしがあって、夫が連絡を取っていたようなのだ。

約束の9時過ぎにそのお宅に着くと、
奥様が、「あら〜!」と大きな声を出されて、一瞬???。
あたかも知った人にあったかのような反応。
でも、確かにどこかでお会いしたことがあるような…
しばらく考えていて、思い出した!
私たちが時々行く、コロッケ屋の方だ。
思い切って奥様に聞いてみる。
「あの…どこか、
日本食レストランかどこかで働いていらっしゃいませんか?」
「そうなの、コロッケ屋で…」
「そうですよね!」
と一気に場が和む。
それほど頻繁に行くわけでもないのだけれど、奥様は覚えていてくださった。
そう思うとなんだか胸が温まる思いでした。

立派なエンターテイメントセンターはとても大きくて、重くて、
ワゴンを使っても2度往復が必要でした。
とっても重いものを夫と一緒に運び込んで、
朝食を食べていなかった私は、搬送が終わると
なんだか泣きたくなるくらい、辛くなってしまいました。
生徒のレッスンに間に合う時間だったので、
急いで日本食のテイクアウトフードを買って帰宅。
久しぶりに、暑い中おうどんをいただいたのだけれど、美味しかった。
やはり私はお腹が空くとダメみたい。(笑)

朝起きてからすぐにがつがつと動き回っていたので、
なんだかくたびれてしまいましたが、
生徒が来るのでがんばらなければなりません。
でも、ふと思うと今日はお休みがあるので、合間に長い休憩時間がとれます。
その時間を利用して、久しぶりにタピオカティーを買っていただきました。
多少のカフェインとほのかな甘味が元気をくれました。

夜はまた新しい住居へ荷物を運び込む作業。
でも、今のアパートから少しづつだけれど、ものがなくなっていくのは
なんとなく気持ちがいい。


2004年09月10日(金) 前進してきたという実感

レッスンの日。

8時半から9時半まで自宅でウォームアップをして、
10時過ぎからもう一度大学で練習。
そして11時からレッスン。

まずはヴィニアフスキ。
「先週よりもずっといいですよ」(嬉)
一箇所ちょっと難しいところがあるのだけれど、それについては
「左手のことを考えないで、
音質だけを、つまり右手だけを考えながら弾いてみて」
と言われてやってみると、あれ?いい感じ。
先生も「今の方がいいですよ」
「あなたはもう右手のことだけを考えて弾くようにしなければ駄目ですよ。
そうすれば左手も楽になるし」

そんなものかなあ…

左手のことを考えなかったら音をはずしそう…
でも、確かに右手に集中すると左手も軽くなって、いい音がでたし…
音もはずさなかった。
そういうものなのかな…

次にベートーベン。

この曲は私が中学生の終わりから高校生くらいにかけて一度勉強、
というよりは書かれている音を追ったことがある曲。
と同時に私が初めて、これは小学生の頃、
市販されているテープを買って何度も何度もすり切れるまで聞いた曲。

今から3,4年くらい前に今の先生と勉強する機会に恵まれたときに、
勝手に「知っている」と思い込んで、
勇んで、再び手をつけてみたのだけれど、
その曲のなんと難しいこと。
結局、技術的にも無理があったし(一度弾いているというのに!)
音楽的にも
私はまだベートーベンの協奏曲が理解できるレベルにはいない
ということを自覚せざるを得ず、先生にすすめられ、
勉強を一時中断することになった、苦い思い出の曲…

その後、こつこつと勉強を続けていった結果、
この夏、再びベートーベンに触れる機会がめぐってきました。
夏休みの前に、プロコフィエフの協奏曲の勉強が大体終わりかけているので、
次は、チャイコフスキーかベートーベンの協奏曲をと先生にすすめられ、
私は是非ベートーベンと向かいあいたいという気持ちをお話しました。

チャイコフスキーもとても有名だし、よく演奏される華々しい曲だけれど、
基本的にはビルドアップの連続で、音楽的なもの深く追求するというよりは、
技術的なもの、スタミナをつけるための曲という印象が「私には」あるため、
それよりはずっと音楽的に深みのある、
後の作曲家たちが協奏曲の典型としたベートーベンの作品に
今、どうしても、再び立ち戻りたい、
勉強をしたいという強い気持ちがありました。

夏の間、いろいろな演奏を聞いたり、スコアを見たり、本を読んだり、
そして、自分で奏でてみて、
自分でも以前とは曲がまったく違って見える、感じられることを実感し、
今ならばできる!と感じていました。

でも、先生は私の演奏を聞いて一体どう思うだろうか。
また、まだベートーベンを勉強するには早い、とおっしゃるのではないか、
それを思うと心配でした。

そんな思いのなか、ベートーベンの番。
とにかく、今自分ができることを聴いていただくしかない。
冒頭のオーケストラを頭のなかで鳴らせながら…ソロの入り。

3,4年前には最初のページすら満足に弾けず、
それすらきちんと聴いていただくことができなかったけれど、
そこまで弾き終えると、
「とてもいいですね。続けてください」と先生。(!)
多少の驚きと同時に、
やはり自分で感じていたことは間違っていなかった、という安堵、
そして、本当に今勉強したいと思っている曲を
今先生の前で弾き続けることができる喜びをかみしめていました。

結局、カデンツァも含め、1楽章全曲を聴いていただくことができ、
「この夏のあいだいい勉強をしましたね。
もう技術的にも音楽的にも充分ベートーベンを勉強できるところにいます。
それは最初のページを聴いたときにもう明らかでした。
今言えることは…、さっきも少し言ったように
同じ質の音の響きを常に保つこと、いかなるシフトも移弦も
音の響きを邪魔しないように処理されなければなりません。
そして、次のレッスンまでに暗譜をしてください」
こんなお言葉をいただいた。

私もベートーベンが勉強できるところまで来たんだ。
3,4年前の自分とは別のところにいるんだ。

前進している実感を得られた、喜び、安堵に包まれたひととき。


2004年09月09日(木) 日本ならありえない

午前8時には目覚ましが鳴ったけれど、なかなか起きられない…
でも今日はいつもよりは少し早い10時半には練習を始めた。

午後には倉庫、夫の買い物(箱、ファイバーグラスなど、
そして、2日前に間違って買ってしまったパーツの返却)に付き合い、
さらに郵便局へ。

この暑さのなか、これだけ走り回れるのは
やはり車にエアコンがあってのこと。本当に助かっている。
すべての用事を済ませるともう私はかなり疲れていて、
帰宅後夕食をつくるのはおっくうだろうと感じられたので、
近くの日系マーケットで私はラーメン、
夫は冷やし中華をテイクアウトすることにした。
久しぶりのラーメン、おいしかった。

そういえば、今日は倉庫に支払いのために行ったのだけれど、
私たちがその場についたときには、なんと事務所に誰もいないという始末。
2時半に戻るというサインが出ていたのだけれど、
その人は20分ほど遅れてきて、
結局私たちは45分くらい待たされたことになる。
日本ならば、多分ありえないだろうこと。

夜は私たちのドクターであるKさんのところへ行って
診てもらう予定だったけれど、
私はもう疲れていたので、無理をせずに自宅で休むことにした。

といっても疲れているなか、30分だけ練習した。
明日、レッスンがあるし、
今朝の練習ではイザイまで時間がとれなかったので、
どうしても気になってしまっていたのだ。
たった30分、されど30分。
これをすることで、気分的にもかなり落ち着いて、
ようやく休める。


2004年09月08日(水) 耳鼻科診察、大切な友達からの電話

予約は午前9時15分。
なのに、ドクターに会えたのは、10時頃。
前回もそうだったけれど、これでは予約の意味がない!

耳の方は大分よくなってきた。
抗生物質ももう飲まなくても良いということになった。
ただ、耳の聞こえはまだ100パーセントではない。
なんとなく詰まった感じがあるし、
耳のうしろ、首筋にかけてにときどき鋭い痛みが走ることもある。
そして、後頭部の方までも…
一体、どうなっているのだろう。

ドクターに会うとなんだか治ったような気分になってしまい、
このような不調を訴えるのを忘れてしまいがち。
今度は月曜日に診察なので、しっかり覚えておかなきゃ。

*************

もう一ヶ月くらいになるだろうか、
私の大切な友人に電話をかけたら、もうディスコネクトになっていた。
会社から与えられているという携帯にもかけたら、
とりあえず彼女の名前と声でメッセージを残せるようになっていたので、
そうはしてみたけれど、それから連絡はなかった。

その彼女の友人から
「彼女は引越しをして、友人のレストランを手伝っている」
と聞いて、納得。
きっと心に余裕ないままに、目の前のことをこなしているのだろうな。
でも、いつかまた会いたいし、話したい。
とにかく、連絡を待とう。
そう思っていた。

そんな彼女から、電話があった。
とってもうれしかった。
彼女は宗教を持っていることもあるのか、
生きることなどについてもいろいろと語りあえる大切な友達。
話をきくと、やはりいろいろと大変そう。
でも、またつながることができてとてもうれしい。
来週にはこのあたりにくるというので、会う約束もした。
楽しみ。


2004年09月07日(火) 歯科で

今日は歯科へ。
抜歯をして、その後の1度診察を受け、
ようやく他にどんな治療が必要なのかなど、
全体的なチェックをしてもらうための予約をお願いしたら、
3週間後の今日が一番早い予約だと言われ、今日まで待っていた。

診察のあと、クリーニングもしてもらい、
だいぶすっきりした。歯もツルツル。
でも、初期虫歯はいくつかあるし、
最後に診察を受けたその翌日には
別の奥歯が少しかけてしまったため、
その治療も必要。
コストを相談したら、大学院で保険が出ているにもかかわらず、
やはり大きな金額になってしまう。
夫はいろいろな勉強をした結果、
神経を抜いたり、金属の詰め物に関しては絶対反対なので、
今後、どのように処置をしていくのか、考えなければならない。

**************

歯科へ行った足で、また隣町まで買い物にでた。
夫の必要品や郵便局での用事を済ませて、日系のマーケットへ行った。
お目当ては眠るときに使うマットレス。
ちらしに寝具は20パーセントオフ、というクーポンがついていたので、
それをぜひ有効期限前に使いたい!と思っていたのだ。
喜び勇んで大きなマットレスをかかえた夫のあとについてレジに行くと、
このマットレスはすでにスペシャル価格なのでクーポンは使えない
とのことでした…。
少しがっかりしたけれど、レジの方がとても感じがいい方だったので、
あまり不快にならずに済んだ。

***************

明日はようやく耳鼻科での診察。
相変わらず治りが遅い。
でも、前回の診察時の先生の説明はとてもわかりやすく、
理解できているので、耳の聞こえが悪くなっても、
以前のようにとても不安になったりすることはなくなった。
でも、早く治したい。


2004年09月06日(月) 水を飲んで、目の下ふっくら

ここ数日、水をよく飲んでいる。
父が送ってくれた荷物のなかにある日本の健康情報番組の「夏における正しい水分の取り方」という回をおさめたビデオが入っていたのだ。
室内で働く人の場合でも1.5リットルの水分摂取の必要があると聞いて、
早速試している。

すると早速、水を飲むことで、うれしい実感が得られた。
それは目の下の表情がよくなったこと。
私のような年齢になると、目の下のクマが悩みのひとつになってくるのだけれど、私の場合、クマを語る前に、目の下が骨に沿って落ち窪んでしまうような状態になっていて、それを目にするたびに非常に不快に思っていた。いわゆるシートパックなどを試すと効果が得られることがあったので、多分水分不足なのだろうと思って、化粧水などでパックをしたりもしていたけれど、効くときとそうでないときがあったりして、長い間、漠然と悩んでいた。
ところが、水を飲み始めると、その窪みが忽然と消えてしまった。
今までの悩みは何だったのだろうというくらいに。

私は水を飲むことは苦手だった。コーヒーが好きなので、水分補給はほとんどがコーヒー。水をそのまま飲むということはほとんどなく、ぺリエならばなんとなく美味しい気がして、ようやく飲んでいた程度。

うれしい実感と同時に少し不便なこと。それはトイレが近くなったこと。
その番組では就寝前の水分の補給もうたっているのだけれど、これをすることで、早朝、必ずトイレに立つようになってしまった。なんとなく眠りが妨げられる感覚、それはあまりいい気持ちはしない。

でも、女性の私としては目の下のふっくら感が得られるのであれば、
それくらいは我慢してしまおうと思っている、というのが本音。(笑)

*******************

今日も暑い一日だった。本当はまた荷物の移動をしたかったのだけれど、なかなか上手く時間が使えずに、そうもできなかった。

まずは練習。長時間はしなかったけれど、やはり2日も離れると練習に戻ったときに耳や身体がしっかりと休まったという感じがよくわかる。

お昼は冷蔵庫の残り野菜を使った野菜炒めを作る。
トマト、オクラ、キャベツ、アスパラガス、そして卵。
結構美味しかった。そして、
あつあつのごはんの上にはたらこも忘れずに。(笑)

その後、掃除と夕食用の買い物を済ませ、
夕食用のラムを使ったカレーの下ごしらえをして、教え始める。

掃除と買い物、そして夕食の下ごしらえ。これだけ済ませるのには時間が足りない、と同時になぜかどうしてもそうしてしまいたいという欲求がかなり強くあって、意味もなく強いストレス状態にいた。でも、予想外にも、それらを派キッとこなせてしまったことに、驚きと安堵を感じた。神様ありがとう。

教え終わるともう9時近く。カレーも上手く仕上がり、遅い夕食。

その後、ビデオでアテネオリンピックの女子マラソンを再び見て、くつろぐ。そして、少しでも…と荷造りを少し。

日記を書き終え、時計を見ると、
えっ!? もう1時半。
そろそろ横になろう。


2004年09月05日(日) たらことカンタロープと引越し

とくに変わることのない日曜日。

お昼には、昨日日系マーケットで買ったうす塩たらこをいただいた。

おいしい!

たらこってこんなにおいしいものだったかな…
なんて思うくらい、衝撃的においしかった。びっくりした。

それからそのマーケットで買ったカンタロープもとても美味しかった。
最近は遺伝子コピーによる果物や野菜も出回っていて、
なかにはとても食べられないものもあるのだが、
これは正解。大正解だった。また買ってこようと思う。

***************

とっても暑い一日だった。気温は40度くらいあったのではないかな。
それにも関わらず、がんばってベッドルームのクローゼットから
いろいろと荷物を移動し始めている。
夫はまったくもって「ものを捨てられない人」なので、
正直のところ、荷造りしても夫のものばかり。
人のものをたんたんと一人で荷造りしていたら、
なんとなくいやになってくる…。
ここだけの話だけれど、
不要そうなものを少し捨ててしまった。内緒で。(笑)

自分の衣類も、もう数年着ていないものは思い切って処分することにした。
衣類をまとめて大きな袋に入れて、外のごみ収場に置いておいた。
デザインが古いけれど、まだ着られるものばかりなので
(どなたか、必要としてくれる人のもとへ行きますように…)
と願いながら。

恥ずかしい話だけれど、私たちにもとても生活が大変な時期があって、
テーブルやいすなど、どなたかがごみ収集場においてくださったものを
再利用させていただいている。当時は本当にありがたかった。
だから、私も同じように、
少しでも「与える」ことができればな、と思っている。

*****************

ほとんど一日中、引越しの準備をしていて、他のことはほとんどしなかった。
夜になると、練習のことが気になってくる。
時計をちらちら見ながらも、夜10時を過ぎて、
ようやく、今日は練習しない、と決め、
その代わりにキッチンの掃除をすることにした。

昨日も練習していないけれど、
今度のレッスンのときは
ヴィ二アフスキとベートーベンを中心に聞いていただくので、
大丈夫。間に合う。と思ってのこと。
私は普段から割に練習をこつこつとしていくほうだ。
それに、自分が弾ける以上に上手く弾く必要もない。
少し自信を持とう。
そう自分に言い聞かせながら、
お皿を洗い、カウンターを拭き、夜がふけていった。


2004年09月03日(金) 動いた動いた

7時半に目覚ましをかけたけれど、
結局布団からおきだしたのは8時頃。
慌てず急がずシャワーを浴びて、身支度。
9時には大学の練習室でウォームアップ兼練習を始める予定だったけれど、
結局、30分遅れ。
身支度には、朝ごはんを食べていなくても、
1時間くらいかかるものなのだな…

久しぶりに先生と会う。やはりとってもうれしいものがあった。
レッスンはヴィ二アフスキのエチュード、プロコフィエフの協奏曲。
少し雑談があったにしても終わった頃には12時半。
レッスンは通常1時間。
でも、先生、間違って次の生徒を来週にスケジュールしてしまっていたよう。おかげで私はちょっと得してしまいました。

夏のレッスンは2週間に1回くらいが普通なのだけれど、
来週はヴィ二アフスキのエチュードとベートーベンの協奏曲、
そして、もし時間があればイザイをみてくださるとのことだった。(嬉)

帰宅して食事をとり、洗濯。
そろそろ引越しを始めたいので、あまり汚れていなくても、
いろいろなものをきれいにしてしまいたい気分。(笑)
アパートのコインランドリーへ行って、
洗濯機を5つくらい占領して洗った洗った。
洗濯をしている間には掃除、
そして、今はあまり使わないブランケット、本などを車に積んだりの作業。
4時間くらいかけて、掃除も洗濯も大体のところを終えた。

生徒たちを教えて、食事をして、車に積んだ荷物を引越し先に運ぶ。
「ああ、ここでの生活が始まるのだな…」と実感。
と同時にあまりに運ぶものが多いのにも気がつき、
ちょっと先が思いやられる…

今日は朝から晩まで動きっぱなしだったので、
夜遅くになってもなんだかまだその勢いが身体に残っていて、
もっと何かをしなければいけないような、
そんな気持ちが心の底でうごめいていた。
でも、今日は充分やった。
また明日がんばればよい。


2004年09月02日(木) ポ、ポルノ?!

この夏、引越し先を探すにあたって、
これまで、忙しさにかまけてしていなかったのだけれど、
銀行のバンクステイトメントをきちんと整理し、ファイルした。
そうしたら、見覚えのない支払い(約40ドル)が
今年の2月から毎月続いていることにふと気が付いた。

なんだろう…

すぐに夫に相談すると、夫がいくつか電話をしてくれて、
その支払いがウェブ上のポルノのサイトの閲覧量だとういことがわかった。
ポ、ポルノ?!

でもどうして…???

考えてみれば毎月送られてくるはずの
バンクステイトメントは1月分だけ手元にない。
どこかに落として、それを拾った人が私のアカウント情報を使って
この支払いの設定をしたのだろうか…

そんなことを考えているうちに、
今年の2月、私たちの POBox が Break in されたことを思い出す。

きっとそのときに盗まれてしまったんだ…

これらのことが発覚したのは先月だったけれど、
どうしてもすぐに引越し先を見つけなければならなかったので、
処理が遅れてしまった。
ようやく、今日、アカウントのナンバーなどを変えるために銀行へ行った。

手続きはすぐに済んだ。
数日間、銀行のカードが使えないのは面倒だけれど。

帰りにはまた夫とマクドナルドのソフトクリームをいただいた。


2004年09月01日(水) それならそうと

耳鼻科の先生のところへ行くかどうか…
迷っていたけれど、午後になると、
どんどん耳の聞こえも悪くなるし、
多少の痛みもでてきたので、
やはり、行ったほうがいいかな、と思い、電話を入れた。

ところが、

「先生はもうお帰りになりました」
「…」

クリーニングだけならば、他の先生でもよさそうだけれど、
そうはしないのだなあ…

先生の診察は午前中だけならば、
月曜日の時点でそう言ってくれればよかったのに…

仕方がない。


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