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2004年07月27日(火) 抜歯

抜歯の日。
歯科医に診て頂くのは久しぶりだったし、
抜歯となるとやはりかなり緊張する。
やはりその行為自体、どこか不自然な気がするし、
痛みのことを想像するとこの歳になっても恐ろしい。
そして、1本ならず、2本も抜くというのは…

麻酔をしてもらうときにちくりと痛んだけれど、
その後は痛みはなかった。

こちらのお医者様は患者の痛みに対してとても敏感で、
痛みがあったら、手を上げて教えて下さい。
とおっしゃったので、左の歯を抜き終わり、
右の歯にとりかかるときに、かすかに痛んだので、手を上げると
ではもう少し麻酔をあげましょう、とまた麻酔をしてくださった。
後から思うと、あそこで麻酔をくださらなくても、
もう少し待ってくだされば、与えられていた麻酔がもっと効いて
そのまま施術できたような気もするけれど、
お医者さまはそういうことにはinpatientのようだった。(笑)

抜歯は無事に済んだけれど、後になってから麻酔もより効いてきたのか
まるであごや舌を失ったかのようなとても奇妙な感覚がしばらく続いた。

医院をでるときには少しふらついたりもして、
車の運転などする気力もなかったし、
夫についてきてもらって本当によかったと思った。

帰宅後はとにかく横になってのんびりとしていた。
出血が止まるまでガーゼを噛んだような状態でいた。

ランチであれだけ食べていながらも
(知人に招かれて、コースをご馳走になってしまった)
抜歯をしても、お腹は空くもので、夜には軽く若芽スープのおじやを頂いた。


2004年07月10日(土) 何をする?

今日は昨日とは違い、気分もすがすがしく、普通に過ごせました。
やはり体調がいいということは、大切なこと。
生徒たちのレッスンの合間に、少し練習したけれど、決して充分とはいえない。
今日は夕食後に、夫とくつろいでビデオをみてしまったので、もう11時。
これから練習というのもなんだし…、こんなとき、何をする?
やっぱり、日記をつけたり、読書か、ちょっとしたエクササイズ、かな?


2004年07月09日(金) 体調不良

今日は午後早いうちに、歩いて近くのモールまで行き、
簡単な買い物と、生徒にあげる楽譜のコピーを済ませた。
そのモールまでは歩いて約20分弱。往復すれば無理なくいい距離を歩ける。
運動不足の私にはうってつけなのだけれど、
帰宅後はガクリと体調が崩れた。
お腹も痛く、何もできない…
もちろん、ルナのせいもあるのだけれど。
結局、生徒が来る直前になるまで、ぼんやりと横になっていた。
今日はお休みもでて、生徒が一人だけだったので、助かった。


2004年07月08日(木) タングルウッドから

久しぶりに友達と電話で話した。
一人は気のおけない女ともだち。
とても久しぶりに来週会うことにした。
一人は大学の仲間、Lくん。
今、タングルウッドに行っていて、わざわざそこから電話をくれた。
どうやら本当はホームシックらしい。可愛い。(笑)
とてもいい経験をしているようで、彼の声は弾んでいた。
彼はとても才能があるので、がんばってほしいな、と
私はすでに教えているからか、年齢を重ねているからか、
仲間ではあるけれど、
ついつい成長を見守ってしまうような視線を送ってしまう。

二人に共通のいいことは、こうして気軽に電話をできること。
私はその点、ついつい身構えてしまって、よくない。
基本的に人をこわがってしまうようなところがあるので、
いけないな…と思う。生徒たちに対しては全くそんなことがないのに。

「では、がんばって練習してね!」
Lくんは弾んだ声でそう言って、電話を切った。
明日からまたがんばろう。少しづつ。


2004年07月05日(月) 夢に先生が

ここ2、3日、自分の練習がいまいちはかどらずにいた。
でも、今日はとてもいい練習ができてとっても満足。気分がいい。
いい感じで練習をしていて、ふと思い出した。

そういえば、先生が夢に現れた。

冷ややかな目でこちらを向いておられて、
でも、言葉は温かく感じられ
「1ページづつ、きちんと」
というようなお言葉を頂いたような気が。

いい練習ができたのは、そういう時期がきたということだと思うけれど、
偶然にもこんな夢を見ていたのは、おもしろい。


2004年07月03日(土) 素敵なお裾分け

毎年、夏になると、とくに7月を過ぎると、
バケーションのためレッスンをお休みする生徒も続々でてくる。
Aくんもその一人。お父様の国、シンガポールへ行く予定で、
今日からレッスンをお休みしている。

2時を過ぎ、生徒たちのレッスンに一区切りつくと、
昼食の準備にキッチンへ立った。
すると、ドンドンドンドン! とドアを叩く音。
今の時間、生徒はないはずなのだけれど、誰だろう…。
とふとキッチンの小窓からドアの外を眺めると見慣れた私の生徒の顔が。

「あれ?どうしたの?」
「先生、また家の庭で桃がとれたよ。ちょっとあざがあるけど、もらって!」
と紙袋を差し出す。中をみてみると、直径3センチくらいの小さな桃たち、
そして、大ぶりのレモンが3つ、ごろごろと入っていた。
「あら…、どうもありがとう。嬉しいな。シンガポールはいつから?」
「明日だよ」
「じゃあ、素敵な旅行をね。帰ってきたら電話してね」
「うん」

そう言うと彼は元気良く走って、お母様の待つ車へ戻っていった。


早速、洗って食べてみると、
それはなんともよく熟れて、やさしい甘さに溢れていた。
おいしい…

とっても素敵なお裾分けでした。


けい |MAIL

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