ネガティ部 May日記

2006年10月23日(月) 
休日の本日。家人がどうしてもどこかへ行きたい、というので折角だから時代祭り見物でもと出掛けたら、駅で財布を忘れたことに気付き結局錦市場をそぞろ歩きして帰ってきたというまるでサザエさんのように不束なめい@姫です。
こんばんわ。

18日で怒涛の催事7日間を無事乗り切り、錆び付いた頭と気持ちをリフレッシュ。
連日の大盛況で、とちゅう計算能力と臨機対応力のあまりの低下に凹んだりもしましたが、強制10時間耐久二ケタ百ます計算と足の痛みに耐えたお蔭で少々カンを取り戻し、ついでにふくらはぎに立派な力瘤(としか言いようがないよ…)をつけました。
自分で言うのもなんですが、販売は天職ではなかろうか。
どこにこれだけの在庫があったのかと思うほどスマイル0円の大安売り。
とにかく楽しかったのと、最終日に「次も頼みたいから」と携帯番号を聞かれたのが嬉しかった。(会社を通して下さいと言わざるを得なかったけど^^;)
マネキンさんがいっぱい居るという状況で仕事をしたことがなかった(というより当時は全然周りが見えてなかったんだろうなぁ)ので、そういう意味でも楽しかったです。顔見知りやお友達もできたしね。

ここ数年なんだか十年なんだか、なんとなく鬱々とした、それほどではないにしろダウナーな気持ちを引き摺ってることが多くて、こうやって仕事を機に鑑みるに、元々ウチヅラとソトヅラというかそういうものを無自覚のまま歴然と分けてヤジロベエのようにバランスをとっていたところを、ウチヅラ偏向の生活が主体になってしまって、重心が傾いたままで揺れているなんとも心もとない状況であった(ある)のかな、と。
その昔、誰もがそんな風に思わなかっただろう(言われたことがない)頃に友人の一人から「根暗」(死語?(笑))と指摘されたことがあって、その頃はとんでもない話だと憤慨したのですが、バランスという意味では当を得ていたのでしょう。同じ頃受けたカウンセリングでの心理テストは躁傾向だったし。

まあ、そんなこんなでお仕事楽しくやってます。



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先日見に行った『若冲と江戸絵画展』。
羊さんも書いてますが楽しかったですよー。
最大のネタ某井上くんに関しては譲りますが、ほかで私が一番気になったのは三千歳図。
なにかっつーと、仙桃(中国の伝説の桃)なんですが、とにかくエロティックだと思ったのは私だけ?
桃というとふくよかなお尻だとか胸だとかを想像するわけですが、そんなものでは全くなく、あまつさえ「よっぽど目の悪い人が描いたんだよ」といわれる始末。豊潤な果物と言うよりはむしろ幾分萎びたおっぱいを連想させる桃は、桃太郎伝説(本来の話では、桃を食べたお爺さんとお婆さんが若返って子作りして出来たのが桃太郎)を彷彿とさせたりしてなまめかしいとすら思えたのでした。
まあ、大御所の応挙先生の良さが全く理解できなかった私のヨタなので、単に個人的好みだと思っていただければ。
あと、お猿さんがやたら可愛い人が居たり、すっきりまとまったアートポスター風なのが琳派なのね(好きな人は多そうだ)とか、絵は全くの門外漢ですがやっぱり本物を見るのはいいなあと思ったのでした。


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オクで落とした緑の別珍ロングスカート。
おうち用にと思ったんですが、うっかりサイズを見落としてました。
というわけで、羊さんどうかなぁ?






2006年10月12日(木) 
本日、催事の初日でした。大変でした。

・・・ええ、もう大変なんて言葉じゃ言い表せないくらい大変だったんです!(涙
入店教育のため9時に入って閉店の8時まで11時間。その間休憩は30分。ご飯食べる気にもなりゃしない。
あまりのお客の多さと、不慣れな(初日だから当然だ)販売員2人、商売っ気はありありだがいまいちウチヅラが悪い・・(悪い人ではないんだが)社長という取り合わせに泣きそうです。
むしろアドレナリン大噴出で、思わず仕事帰りに一緒に入ってた人と、ミスドで愚痴の言い合いと鬱憤の憂さ晴らしをしてしまいました。
はー、ちょっとすっきりした(笑)

忙しいのは大好きですが、忙しすぎるのは仕事中と帰宅後のギャップが激しくなるのが困り物です。
まだ体内にアドレナリン残ってる感じなので明日の朝が怖いよう。
この調子でいくと帰ったら毎日9時回るのは確実なようなので、家のことも気になるし、だいいち私が最終日まで後6日持つのか心配だ(^^;
休憩行っていいよと言われた時と、お客さんがやっとこ切れた時の2回だけ時計を見ました。
2時過ぎと7時過ぎ。
時間を気にする余裕どころか、今何時だろうと思うことすら忘れてましたね。
明日はせめてご飯くらい食べれるといいんだけどな・・・。
2006年10月11日(水) 
キンモクセイがようやく咲き出しました。
10月になっても彼岸花の紅がちらちらしているのでヒヤヒヤしてました。
切迫した、もどかしい感じがしています。
季節の移ろいだけでなく、何かが起こるんじゃないか。
そんな不安と予感。


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留学生のお話。
日本語検定1級持ってらっしゃるらしい彼女に、何故日本なのか、と聞いてみました。
言語的には英語のほうが身近だろうし、それより何より、私は中国の人が実際日本についてどう思ってるのか聞いてみたかったのだ。

日本語は中学から親の勧めで始めたらしい。英語は身近な分、誰でもある程度はできるので、よっぽど飛びぬけたスキルを持ってないと使えないそうな。なるほど。
そして日本については、中国では小学校からそのように(要するにあまり好意的ではないってことだ)教わっている。実際に来て生活してみると、教わってきたことが間違っていると感じるとことも多々あるとのこと。
私の友人に以前イギリスに留学したことがある人がいて、留学中にいろんな国の人と話す機会があってたまたま歴史の話になったのだが、なかでも中国の人が酷くきつい言い方で持論を展開しそれがとても怖かった。それ以来中国の人と同席するのは遠慮したいと言ってるという話をすると、「イギリスならアヘン戦争、日本なら南京虐殺の話ね。」と言われ、平和ボケした日本の、戦争を知らない子供たちと呼ばれた更に次の世代である私は思わず首を竦めてしまったのでありました。しかし
「でもそれは歴史であって、今じゃない」と続けて言い切った彼女に、今の中国の実際を見た気がします。とはいえ「来て、見てみないとわからない。イギリスで会ったという人も日本に来れば違った見方ができるだろうが、多くの中国人はそうだろう」という意見も尤もなことだと思います。
歴史は歴史として、もっとまっさらな状態でお付き合いができれば良いのにと願って止みません。

ところで外国の人に「これ読んでみて」とお国言葉で書かれた文字や文章を見せるのは私はあまり賛成できないのだが、逆の立場だったら嬉々として読むような気がするんだな。自分の変なプライドなんでしょうか。
もっと親しくならないと、失礼な気がするんだよねえ・・。


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おっと。

所用で会社に電話したところが急遽頼まれてしまい、明日も出勤になりました。
8連勤ですよ。
働くの好きだから良いんだ〜 良いんだ〜   いいんだってば。(涙)

あるときに入っておかなくちゃ次の仕事が回ってこないもんねえ。
始めに登録した時に出した条件がかなり厳しかったので(今はパソコン管理だから)条件が合わないと最初っからハネられちゃうのね。
現場はかなりいい加減だったので、そんな事すら忘れてしまっていましたよ。
仕事してれば営業さんと顔つなぎができるので、いくらでも仕事はあるはず。
ほかの事はいろいろと疎かになるけど、何するにしろある程度仕方ないことなので、まあ。
むしろ面接した会社が受からなくて良かったと言えなくもなかったりする。


あちこちで大変なようですが、お大事に。&頑張って。

働くにも体が資本ですから、そして労働条件は大事です。
いろいろと後ろ髪ひかれることはあると思うけど、自分にとって何が必要かをシビアに天秤かけることも必要かと思います。
あまり人のこと言えた義理じゃないですが、心配ですよ>○○さん



2006年10月07日(土) 
深夜に来客あり。ご近所の小学生。
親に叱られて、出て行けと言われて家を出たものの、行く当てなく来られたらしい。
連絡しなくていいからと言われても、そこは大人の事情でせぬわけにもいかず、引き取りに来られたお母さんとともにお帰りになりました。

あんまり怒られなかったらいいけどな・・・。



*


一緒に働いている3人のうち一人は上海からの留学生。
地理も歴史も人並み以上に疎い私は、上海と言われてもいまいちどころかいまみっつくらいよく分かりません。
中国と中華民国と香港とがごっちゃになって、今日になってやっと中国でしたかと思い至ったのでありました。聞かなくて良かった(汗
中国と言えば近い話題では大使館前でのデモだったりしますが、その辺の認識とかなんで日本に来たのか何に興味を持ったのかとか聞いてみたい気がします。
2006年10月06日(金) 
とりあえずお仕事行ってます。
百貨店大好きだようわぁああん!(号泣)

イートイン?ラーメン??という復帰第一弾だったわけですが、催事の端っこの臨時営業で心配ご無用、しかも3人体制(皆こんな仕事初めてだよ。そらマネキンだもの^^;)という夢のような待遇で毎日楽しく働いております。
別の話じゃないですが、若い頃に鍛えたので・・・というのは応用が利くようで、かつて仕事してた時に(当時一緒だったベテランさんに)みっちり仕込まれていたのが有難い限り。
十数年ぶりで会った営業さんも、ああ○○さんとこに居た・・とすぐに思い出してくれたのが非常に嬉しかったのでした。


あんまり足が痛いんで、思い余って仕事用の靴を購入。
一日終わった安心感と足の痛みで前後が良く分からなくなってたのと、次の仕事が入ったんで気も大きくなってたらしい。
履けたら良いのつもりだったのにと帰り道くびを捻る。
百貨店行ってたら金銭感覚おかしくなるよね・・・。


思うところはいろいろあれど、また後日。
     
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