サッカー観戦日記

2022年02月28日(月) 雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.94

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サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.94 前回収録し損ねた高校選手権長野大会遠征の帰りの鉄道三大車窓・姨捨の模様とJ2開幕戦・徳島ヴォルティスの観戦遠征です。



2022年02月27日(日) J2第2節 岡山−徳島(書きかけ)

Jリーグ開幕直後、コロナ禍で強い感染力のあるオミクロン株及びその変異株の蔓延かで3密(密閉・密集・密接)のうち、スタジアム観戦は密閉にはならないし、周囲でノーマスクでしゃべる人がいない限りは密接にも該当しない。そういう人がいればあらかじめ逃げる。で密集、つまり例えば1メートル以内に何人かいる状態はスタジアムでたとえ二席に一席着席では回避できない。つまり一密の回避は生観戦である限り困難である。そういうわけでJ1観戦は極めて困難である。私はすでにさっさとブースター接種している。それなりのレベルの理系だし、ワクチンの仕組み、メリットを理性で理解している。陰謀論に陥るには十分なサイエンス知識があるので、変な思想に走ることはないし、幸い周囲の大半もサイエンス知識がある。まあ接種している人の大半は「なんとなく」「雰囲気で」だろうが、陰謀論者の「目覚めたから」「なんとなく」「雰囲気で」よりはかなりましというもの。でブースター接種しても感染リスクは無視できない。三月三日時点で大阪府はすでに65万人が診断された感染者。大阪府の人口880万人からすると既に13人に1人近くが感染しており、まともな社会生活を送っている人なら周囲に感染歴の持ち主は必ずいるはずだ。そういうわけで開幕直後はJ2観戦し、J3やJFLが開幕するとそちらにシフトしていくつもりである。

さてJ2の観戦計画は第1節が徳島−金沢、第2節は岡山−徳島、第3節は金沢−町田を観戦予定。つまり3試合で4クラブしか観られない。うまく散るように計画立てろよ!という話だが、まあうまくいかなかった。

さて岡山だが、ついでの観光として岡山城は現在改修中、後楽園はコロナ禍で現在閉鎖中ということで倉敷観光に絞った。新大阪からはバリ得という格安新幹線チケットがあり、山陽新幹線はひかりとこだまに乗れる。ただしひかりといってもほぼ各駅停車。行きは相生のみ通過、帰りは全くの各駅停車である。山陽新幹線こだまは本数も少なく、全く使えない。で、倉敷観光クーポン付きののものがあり、それを使った。

倉敷駅の観光案内書でクーポンを受け取ると、美観地区に向かう。人口運河の両岸に蔵が並び、西洋絵画で知られる大原美術館などがある美しい地区である。まずまっすぐ美観地区に向かい、風景を楽しんでから、近くのいがらしゆみこ美術館に行く。いがらしゆみこさんとは「キャンディ♡キャンディ」の作者で知られ、様々なヒット作があるが、残念ながら多くは原作付きで、マンガ家にありがちな社会性の無さか、遵法精神に欠け、数々の著作権違反を犯し、原作者に次々と敗訴し、その際の発言も幼稚なもので、裁判・プライベートともにいとも簡単に論破されている。その多くの代表作は現在出版を禁止されている。そんな中、数少ない原作なしの代表作「メイミー♡エンジェル」の複製原画展があった。入館はクーポンで550円。小さな美術館だが、いきなりアメリカ近代のドレスに圧倒される。入館者は所定の金を払えば着れるが、私は男性だし、女装の趣味もないのでやめておいた。で、3階が複製原画展だが、入場禁止。イベントがあるため閉鎖ということで、目当てが外れた。2階では全コミックスが読めるが、時間がないのと接触感染が怖いのでやめて撤退した。そして美観地区に戻り、川舟に乗れるか確認したが500円と安いものの待ち時間が長く、やめておいた。そして大原美術館に向かう。当地の商家・大原家が西洋絵画を集めた美術館で、モネの「睡蓮」やエル・グレコの「受胎告知」は世界的に有名な絵画で、本館の看板である。その二作はむろん何度も観ているが、今回も時間をかけて観て、他は飛ばし気味に回った。そして大原邸に入館し、当地の大富豪の生活を観て、個人宅とは思えないな、と思いながら、更に白桃ソフトやスイーツを買い、倉敷駅に戻って、岡山駅に向かい、ファジアーノ岡山の会場に向かう。スタグルではカキフライの卵とじ丼(500円)と餃子(350円)を食べ、更にシラス丼を狙ったが、売り切れだった。フランクフルトを買い、カンスタのバックスタンドに入った。二席に一席ペースで端っこまでそうなので、ならば、観づらい一番端っこよりは、そこまで観づらくない場所を選んだ。

両車トップ。岡山のインサイドはフラット気味でスペースを埋めて、徳島は逆三角形でボランチが余るし、回せるのだが、ミスをかっさらって岡山がチャンスを作る。特に左ウイングのチアゴ・アウベスが素晴らしい。確かなテクニックとスピード、正確な左足。日本はヌルイい、ブラジルに戻りたいという発言があったそうだが、岡山ののんびりしたローカルムードは合わないのかもな、と思った。そして徳島は3トップ相手のビルドアップが未熟で、危なっかしい。後方でのパスミスをチアゴ・アウベスにかっさらわれ難なく決められる。さらに左サイドでチアゴ・アウベスがターン、スピードでDFを交わし裏へ、デュークが徳島キーパーと左より角度はイマイチながら1対1シュートを触られる。超決定機。さらにチアゴ・アウベスの正面反転シュートを徳島DFの手にあたりPK。これをデュークが緩くてコースも甘いPKは止められ、追加点が決まらない。これは正直かなり情けないPKだった。この日はデュークの日ではない、と思った。しかしPKキッカーのファーストチョイスがチアゴ・アウベスじゃないとは驚きだ。



2022年02月22日(火) 雑文・各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.83

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各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.83ーa、b

Jリーグ開幕 徳島−金沢、山口−熊本、千葉−岩手、町田−琉球を時間を割いて暑めに濃くお話ししています。

Jリーグ、京都−浦和、川崎−東京とコロナ禍に見舞われたクラブ関連のゲーム、かなり長くお話ししています。そしてデンチャレ、岩教大クラファン。



2022年02月21日(月) 雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.93

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サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.93 プレシーズンマッチ、京都対ティアモ枚方雑感と、嵐山観光の動画、後写真で京都鉄道博物館などです。



2022年02月19日(土) J2 徳島−金沢

私は長らく観戦においてJリーグは後回しだった。なぜならユース年代や大学サッカーなどで一年中埋まっていたからである。J1J2J3は各くらいだ年1回観ることが目安だったくらいだ。しかしコロナ禍では運営に人が割けない高校生などは観客の管理ができないため、基本的に無観客という状態。オールシーズンスポーツで一年中公式戦のあるフットボールも1月2月の高校生はほぼ観られない。そういうわけで長年後回しにしていたJリーグ以外の選択肢はない。今期からのWEリーグはウィンターブレイク、JFLの開幕もまだ先で全日本フットサル選手権もまだ開幕していない。

そういうわけでJリーグ開幕日、まあ正確には金曜日の多摩川クラシコが先などだが、とにかく土曜日にいまだ行ったことがないJ2に降格したばかりの徳島を観に行こうと思った。大阪からなら四国は一見遠そうだが、実は高速バスで大阪駅から2時間。在来線や高速バスでの岡山よりも近い。徳島での観戦というと高校四国大会や前身の大塚製薬が徳島市球技場でやったのを観た、あるいはプリンスリーグ四国初年度に吉野川の河川敷グラウンドに徳島本線の山に入った部分、もうどこか思い出せない、まで行って以来、鳴門は初めてである。

もう一つ、徳島を選んだのは、この日Jリーグのキックオフが14時で、渦潮(ヴォルティスの語源だ)を観るうえで好都合な鳴門海峡の大潮、つまり太陽と月の方向が一直線で満潮干潮が大きい現象が14時、その前後2時間は渦潮を観るチャンスである。したがって観戦と渦潮と両にらみで行ける、と思った。

大阪梅田から徳島行きの高速バスに座ったのは私を含め2人だけ、早く買ったために安い席で隣り合っていたが、運転士さんは自由に席を選んでいいという。そうでなければせっかくバスがすいているのに隣に座って感染リスクを高めても仕方ないからであろう。難波・湊町バスターミナルでさらに2人乗ってきたが合計4人。これで四国に向かう。阪神高速湾岸5号線から垂水ジャンクションで明石海峡大橋方面に向かい、一気に渡った。何度通っても飽きない橋である。その魅力は高さと前方に迫る淡路島にある。淡路島の先端とは点で結ばれているというより上陸すると左にカーブするので面の広がりがあるのだ。そして淡路島を50分強で縦断すれば鳴門海峡を渡って、鳴門公園口バス停。ここで降りる。鳴門駅への路線バスを確認して引き返し、鳴門大橋の下に設置される予定の鉄道橋の施設に作られた海峡を覗く歩道、「渦の道」に向かう。鳴門の渦潮を観るには渦の道か船である。時間の都合上、渦の道を選択。入り口に見どころは12時から16時とある。350メートルくらい歩き、展望室で下にアクリルガラスを張った場所で待機。人は少ない、徐々に白い波が立ち始め、渦が巻く気配は感じるが、渦潮まではいかない。鳴門駅への路線バスは12時25分発。つまり12時過ぎまでしかいられない。ギリギリまで粘り、激しい白波が立つが、ついに渦潮までは発生しなかった。海峡のほかの場所では発生したかもしれないが、私のいた展望室直下では観られなかった。残念だ。

路線バスに向かい、観光船乗り場や、観戦より先に行くと思っていた大塚国際美術館を通り、「野」(の)という一文字バス停も過ぎ、四国本土に渡ると鳴門駅前。ここからスタジアムに無料シャトルバスが出る。しっかりした観光バスを使っていた。所要10分。徒歩でも25分とのこと。バックスタンド側に着いた。そこからメイン側に回りスタグルを探す。13時20分過ぎに着いたからキックオフまで40分切っている。とりあえず買うと決めていた徳島ラーメン、肉入りで750円。カップは小さかったが肉はたっぷり。「茶系」というものか、スープも濃く、安い作りではない。ラーメングルメでも、そもそもグルメでもないので食べ物を表現・形容する言葉を持たないが、これは是非食べるべきだと思った。ただカップ自体は小さいのでもう一食ということで焼肉弁当、1200円だったかな?を買ってバックスタンドに並んだ。が待機列が長い。ほかの入り口よりも長いので舐めていた。体温や荷物チェックが二か所で、手間取る。入場すると試合前のセレモニーにギリギリ間に合った。県知事のキックインである。バックスタンドは全周屋根が覆っていた。あ、もちろん陸上競技場である。四国にはまともなサッカースタジアムがない。鳴門の陸上競技場が整備されたため、サッカースタジアム建設はいつに日になるやら。血税でスタンド付き野球場や陸上ではスタンドを使わない陸上競技場ばかり建設してサッカースタジアムを建設しない偏向した政治は地方に行くほど顕著である。私は2席に1席販売の席を選択。もちろん間隔を開けたかったからである。その分端っこ。

さて徳島対金沢。J2に落ちた徳島だが、前任のリカルド監督が優秀でJ1に導き浦和に引き抜かれた後任のポヤトスさんも優秀だが、コロナ禍での入国難で指揮をとれず、合流したときには厳しかった。が能力は買われ、降格した今期も指揮を執っている。

徳島            金沢
西谷 藤尾 浜下         豊田  林
  渡井 白井       平松 松本 藤村 嶋田
    櫻井       
新井 安部 内田 藤田   毛利    松本 松田


4−3−3の徳島は繋ぎ倒す意図がある。そしてサイドで1対1を作れば仕掛ける。左の西谷は右利きで積極的にカットイン。チーム1の切れがあった。右の浜下はタフで守備にきっちり戻り、アタッキングサードではタテに仕掛け、西谷が持てば中にも入る。センターフォワードの藤尾はある程度の高さとパワーはあるが中で踏ん張ってくれず、タメを作れず2列目の上がりを引き出せない。相手CBを背負ってくれず、むしろセンターバックから逃げてしまう。リアルストライカーならそれでもいいが、天性のゴールハンターではない。今のところ器用な万能型FWだが1年間でどれだけ成長できるか?2列目の渡井は飛び出す気満々だが切れがなく、むしろ右の白井のほうが効いている。渡井は10番だし期待されているのだろうが、このゲームでは1対1も外すなどイマイチだった。藤尾がタメを作ってくれれば仕掛けられるのだろうが、どういう状況でも力を発揮できる選手にならねば。ボランチ櫻井は気に入った。高卒2年目でパワーはイマイチだが、ミスが少なく攻撃面でビルドアップの第一歩になれている。センターバックもビルドアップ能力が高い。特に右センターバック内田は間違いなく組み立てを買われて入った選手。左の安部は左足ロングフィードがある。しかし金沢のセンターフォワード豊田に100パーセント当たり負けしている。100パーセントといったら嘘大げさ紛らわしいと思うだろう。しかし何とかあたりに耐えたことはあっても、競り勝ったことは1度もないのだ。豊田は言うまでもなく高い身体能力とパワーを誇る選手だ。しかしここまで勝てないと、勝てないことを前提とした起用と戦術というしかない。実際競り負けても裏狙いの林には通ってない。金沢は全体にパワーがあり、テクニカルなスペイン流で理想の高い徳島と違い、激しいデュエルで勝ち、タフに戦うまるで方向性の異なるチームということが分かる。そして双方持ち味を発揮し守備も機能し、シュート数の少ないゲームということが分かる。屋根のないゴール裏の観客は少なく、4000人前後かな?と思ったが3992人だった。断固J1昇格みたいな厳しい雰囲気はなく、良い意味でぬるい雰囲気だ。つまりのんびり見たいファンが入りやすい。コア層の熱さも大事だが、特に地方のチームの場合、緩いファンをどう集めるかが肝要だ。私は基本バックスタンドの観客だからこのあたりの空気感は分かる。岡山が手本となってサッカーもその一部に過ぎないスポーツ興行エンタメをJリーグは作り上げた。その流れを徳島も引き継いでいる。マニアがそのジャンルを廃らせるというが、ヌルさこそが地方クラブ繁栄のカギなのだ。そういう意味では徳島は素晴らしいと思った。

帰りは鳴門駅から歩き、鳴門公園のある島へ渡る橋のたもとにある高速鳴門バス停に向かう。待合室があり、高いところにあるバス停に向かうモノレール?に乗ってバス停に着く。大阪から鳴門は2時間。結構近いですよ。



2022年02月15日(火) 雑文・各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.82−a,b

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各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.82−a  日程発表なったJFLの注目・鈴鹿の会場、ホーム・アウェイとも、後四日市の多さとかラグビーとの兼ね合いとか、高知の百年構想やマルヤスなど。

各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.82−b Jリーグ、2席に1席とか、プレシーズン茨城や千葉ダービー、京都とか千葉の強さとか、浦和、好調熊本、金沢や鳥取の美味しいもの、フットサルなど。



2022年02月14日(月) 雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.92

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サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.91 昨秋に高校選手権長野県大会準決勝に行った時の観戦以外です。中央本線特急しなのや戸隠神社中社、善行寺、長野電鉄特急ゆけむり。最後姨捨の車窓でブツ切れです

本文で説明しています。観戦の話はなしです。鉄オタ+観光好き・旅行好き動画と思っていただけたら。長野電鉄特急ゆけむりのパノラマカー展望車に陣取りながらカメラが上を向いていてフルに生かせていません(笑)。



2022年02月08日(火) 雑文・各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.81

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各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.81 今回は前半だけ。発表されたプレミアリーグとプレーオフの関東2北信越3の謎や岩教大のプランと越山先生の著書、中京大の話、新たなスタイルのデンチャレ

プレミアリーグプレーオフの枠については資料を基に謎としか言いようがない部分を話しています。岩教大の200人動員プランや北海道サッカー界情報が詰め込まれているであろう越山先生の本の話、中京大ファンクラブ、デンチャレのプレーオフ導入、そして橋本さんが加わったおこしやす京都などJFLに上がれないクラブの雑感などを話しています。



2022年02月07日(月) 雑文・サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.91

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サッカー観戦日記 YouTube版 Vol.91 全中歴代記録をまとめました。各県別に全国ベスト8以上をピックアップ。今は私学の時代ですが、中学サッカーは元来地域のレベルを反映しやすいと考えます。



2022年02月01日(火) 雑文・各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.80−a、b

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各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.80−a V三重と鈴鹿の四日市争奪戦や新宿のホーム問題、東京武蔵野の綺麗すぎる将来展望像。ここをたっぷり。武蔵野と横河の関係など。最後男女Fリーグ。

各地サッカーマニアのYouTube座談会 Vol.80−b ジェイリースの大分市陸の命名権、FC延岡、福山シティと広島のプライドオブ中四国不参加やら「九州ダービー」といった地域トップ意識。事業計画。


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