雑感
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2002年08月30日(金) 笑顔よし

前回走ったフルの写真を眺めている。
30キロ手前とゴール時の瞬間の2枚。後半なので身体的には
かなりきついところだったけれど、写真の自分は笑顔よしさんだ。
(自分で言うか!)

初夏から夏にかけてのアウトドアスポーツにそろそろ区切りを
つけないと自分にとっての秋がやってこないように思う。
にわかに自転車乗りに変身して、デッサンを三ヶ月も怠って
しまった。

一時にたくさんのことはできないので、アウトドアスポーツも
走ることに集約し、しかかったパステル画にも目を向けて
心の栄養にも気を使っていこうと思う。それでまた笑顔よしさん
になれば申し分ない。
いろんなことに手を広げて疲れはて、何もかもお嫌さんになっ
てはしかたない。

明日は快晴との報。思い切りロードレーサーで駆け回って
笑顔の充填をしよう。長距離を乗るのはそろそろ終わりに
しなければ。


2002年08月27日(火) 墺財務省のe-bankオープン

朝刊に財務省がイーバンクを開設したという記事が大見出し
で載っていた。財政赤字を補填するために、国民向けに
3種類の定期預金商品(1、3、6ヶ月)を提供している。
年利回りはそれぞれ、3%、3,05%、3.1%。
(変動金利)

民間銀行が0.75−1%の利回りなので破格の金融商品
である。
購入資格があるのはEU加盟国に住所があるか、6ヶ月以上
EU加盟国に居住している成人に限ることとあった。
ムーディズの格付けはトリプルA。
最低預り金は100ユーロから。申し込み方法をみたら
古典的。財務省の窓口に出向くか、郵送ののち振込みする。

このイーバンク開設に対して民間銀行は財務省の民間経済へ
の侵入と受け取って困惑やら怒りを隠さない。窓口となって
くれるような銀行もなく(郵貯は一昨年、一般行に譲渡)
ネット上でしかビジネスを展開できない。

利回りは魅力的だけど、どうなのかなあ。口座開設のときの
個人データが、納税番号とリンクされる可能性は十分あり
うる。
預金者が不慮の事故で亡くなって書類が残っていない場合
どうなるんだろう・・・などと原資もないのによけいな
ことを考える。

ところで財務大臣は若干33歳のハンサムなお兄さんです。
現職につく前は外資のトップマネージャーで、高給を投げ
打って大臣になった人。財務改善のために、痛みのある
改革も実行するけれど実力はあると思う。大臣やめても
次の就職先にはいっこうに困らないだろう。

http://www.bundesschatz.at


2002年08月23日(金) 自転車のメンテ

足を痛めて走れないが続く。ふと、足代わりなってくれた
街乗りバイクのメンテをしようと思いついた。

チェーンカバーをねじ回しで外す。チェーンも、クランクも
前後のギアもずいぶん汚れていた。先月点検してもらった
ばかりだが、掃除まではやってくれなかったんだ。
バイク専用お掃除4点セットの登場。クリーナーにチェーン専用と
普通のとが2種類。ギアのぎざぎざはどっち使うのかな。
適当に布でふいてみる。

マニキュアを塗りなおした指がたちまちオイルで真っ黒になる。
でも手指が汚れるぶん、自転車はずっときれいになった。
お肌のお手入れをしているみたい。
一休みしてソファに沈み込む。這いずり回って拭いていたら
肩が凝ってしまった。 休憩・・・
部屋をぐるりと見回してみる。小さな居間に自転車が2台。
工具箱の中身が散乱、横には空気入れ、ヘルメット、リュック。
クリーナーセットが化粧品の横。少年の部屋みたいだ。
部屋の主がおばさんだとわかるのは、アンチエイジング美容液
のおかげだろう。


さて、片付け。

毎日私を乗せて職場につれていってくれる頼もしい自転車。
手入れをしてやると、ペダルも軽く「連れていきまっせ」
と応えてくれる。かまってやらないと、ギーギーと苦しげに
金切り声をあげる。
寡黙なペットみたいだ。

生来、生き物を相手にするのが苦手なんだと思う。犬も猫も
金魚も小鳥も植物もない部屋に自転車が2台。
明日は私をどこに連れていってくれるのだろう。


2002年08月06日(火) 欧州陸上選手権

ミュンヘンで行われている欧州選手権の女子1万メートルを
実況放送で見ていた。
イギリスのパウラ・ラドクリフ強かったなあ。最初から飛び出して、
大雨の中段違いのスピードでトラックを走っている。
ゴールは30分1秒。欧州新記録。2以下がまったくついていけない。
1万メートルは前回のオリンピックで30分を切ったのが画期的だった
けれど、優勝するには29分の前半のタイムが必要とされる時代も
遠いことではなさそう。

ラドクリフは今年のロンドンマラソンで世界第二位のタイムで
優勝した。世界最高記録とは5秒も差がなかったはず。
10月のシカゴを見ないとわからないけれど、マラソンは今年
最高のタイムになるんじゃないかな。

今後のマラソンでトラックの長距離選手が続々とエントリー
すると、どこまでタイムが更新されていくか楽しみだ。


2002年08月05日(月) マイルは誰のもの?

最近、ドイツの緑の党の国会議員が、出張で貯めた航空会社の
マイルを私的な旅行に使ったことが暴露されて辞職を余儀なく
された。
オーストリアでも今まで黙認されてきた問題、マイルを私的に
使用するのはいかがなものかという議論を耳にするようになった。

特に政治家や公務員が、批判の矢面に立たされている。マイルの
扱いはこれまで、マスコミや国民が誰も突っ込んでこなかったので
対応に苦慮している。
オーストリアはわりと寛容なところがあり、内務省を除いては
そんなのどうでもいいじゃないって態度を取っているが、そういう
わけにはいかなくなったみたい。

例えば大会社になると、マイルは共通のマイル口座にプールして
次回の出張航空賃に当てるようにしたり、あるいは、航空賃の
10%を出張者が自己負担させているところもある。(その際
マイルは個人口座に貯められる)

日本の大企業はどういう風なシステムを取っているのだろう。
たかだかマイルごときで、大事な仕事を取り上げられてはかなわ
ないだろうなあ・・

今回のドイツのマイル事件は政治がからんでちょっと気に入らない。
総選挙が近いので、双方足の引っ張り合いをやってるのが見え見え。
正面きっていえば、マイルを私的に使うのはいかんのだけど、私か
ら見れば、まあいいやって思います。

それにしても欧州域内出張だとマイルためるのは大変。私のように
里帰りするとどかんとマイルが貯まる。これは正々堂々自分の
もの。日本を2往復して欧州内の無料航空券が貯まった♪
どこかに旅に出たいな。


2002年08月04日(日) 家事とバイクのメンテ

今日は出かけようと思ったが天気がことのほか不安定。
ロードレーサーに乗って雨に降られたら、あとのメンテが大変
なので湖行きは次回にしよう。ママちゃりで長距離乗るには、
ロードレーサーのスピードに慣れてしまった身体ではしんどい。

洗濯2回。シーツも枕カバーもすべて替える。日焼けした腕や
首筋にさらっとアイロンがかかった心地よさがうつる。
ごみを捨てるついでに空き缶の整理。夏はどうしてこう缶ビール
の消費量が上がるのか。ホルンダー風味のビールまた買いに行こう
かな。瓶だから返せるしね。
洗濯干したあとは、部屋の掃除をざっと。狭いのですぐに完了。
小さなアパートに住むのも便利だと納得。

足指の爪が剥がれていた。道理でしくしくするはずだ。鈍感なの
で痛いということはないけれど、走ると痛むかもしれない。

自転車のチェーンを磨かなければ・・ええい、面倒。昨日はサドルの
角度の微調整をした。少しづつ工具を使いこなせるようになった。
本格的にいじるには専用工具が不足している。一般工具でいじれ
ない個所が多い。自転車と工具メーカーの陰謀かもしれない(笑)

ゆっくりとした日曜日。午後からはスタジオに出かけよう。


2002年08月02日(金) マラソンの予定

仕事の合間に秋に走る大会のHPを見ていた。
ワイン街道ランは申し込み済み。走ったあとは完走会ならぬ歓送会
で盛り上がりそう。

9月末のチロルも申し込み完了。チロルまでわざわざ出かけるとこ
ろに意義があるとして、タイムは二の次ということにしておこう
(笑)

10月はどうしようかな。ベネチアマラソンを見る。制限時間
6時間ならよそみしながら景色を楽しみながら完走できる・・
ちょっと遠いけれど。
スタートがパドバ近郊、へえずいぶん遠そう。ゴールが水の都
というのがいい。ゴンドーレを横目に13の橋を渡るとか・・

同じ時期にローザンヌもある。どっちも捨てがたい魅力がある。
自分の足で観光しながら走るというのがいい。レマン湖畔のお城
を眺めるのすてき♪
どちらにするか決めるのは、楽しい悩みになりそう。

自分の足で、あるいは自転車で遠くまで行くのが楽しく感じられる
今日この頃。


2002年08月01日(木) 外国語の資格

本社からのアンケートで、何がしかの資格を持っているか
どうか尋ねられた。普通運転免許や書道とかそういう類のもので
なく、仕事に直結するようなものを指していることは自明だった。
私は何もない。他のスタッフも持っていないようだ。

日本だと英語検定やら簿記、諸外国語の検定、最近ではファイ
ナンシャルプランナーなど枚挙にいとまがないけれど、この国の
人は資格試験突破のために何かを勉強しようとは思わないようだ。
語学学校の数も少ないし、そういうコース自体もあまり聞かない。

私の方は、カルチャーコースや旅行サバイバル用の
語学講座などに参加したことはあるが、将来の仕事のために何がし
かの資格試験にチャレンジしようという気力はもうない。

会社としては資格をもっていない人材を軽く見るのかもしれないが、
うちの現地スタッフは日本語と英語で仕事ができるものが多い。
上司の語学力に応じて、ミーティングでも仕事でもドイツ語や英語、
日本語に切り替えて、そつなく仕事が前に進んでいる。日本語で
立派によいしょもできるし・・(笑)
こういう能力は資格のうちに入らないのだろう。けっこう貴重
なサービスだと思うのだけど、人種のるつぼのウィーンではあまり
評価されないような気がしている。

観光バスの外国語ガイドは、一人で独(母国語)、英、仏、伊、
スペイン語(まれにロシア語も)を操る。観光客の母国語
に合わせてガイドして質疑応答何でもござれがあたりまえ。
観光ガイドの資格は難関のはずだが、職種としてはあまり評価されて
いないように見える。

私の外国語は、目下故障中ともいえる・・・下手なタグでいっぱいで
もつれ合ってうまくリンクできていないHPの管理人みたいなもの(爆)



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