dust box
akane

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■　死んでしまえばいいって思うこともあるさ

もっともっと年が少なかった頃は
そういうことを簡単に口にしたり
簡単に考えたりしていた
冗談のひとつとして
何かの場つなぎみたいに
特にこれといった嫌悪もなく

けれど
てのひらが汚れてしまうことを
まだ恐れていた
まだ恐れていただけ
救いがあった

まだ
あのときの
わたしたちには

わたし
たちには

2001年11月19日(月)

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■　流星☆彡

流れ星がたくさん流れて
星が降り注いでくるらしい
星が流れていく様を
見たことがないけれど
どんなふうなのか予想もつかないけれど
満点の星の下で寝転がって
星空を見つめていたことはあるよ
あの時
ただ自分がどうにもちっぽけで
夜空の星も同じくらいちっぽけなのに
ちかちかと輝いて
なんだか不思議だった
ちかちかしながら
全部の星が降り注いでくるようだった
あれは　あれは
すごいね

流星群を知らないから
今のところ
あれがわたしの一番

2001年11月18日(日)

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■　順番

順番は守らなくちゃダメさ
順番は守るためにあるのよ
常識ぶった説教をあなたにしてあげるつもりもないけど
けど、最低のルールもあるよ
自分だけがいい顔してたって
その後ろで困る他人がいること
あなた知ってるの？
順番は順番よ
それを入れ替えるには
それなりの手順もあるでしょうに
守るところは守ってよ


2001年11月15日(木)

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■　オカシイ！！

おかしいのは何だ
おかしいのは何
私がおかしいの
私のまわりがおかしいの
私だけがおかしいの
私をとりまくすべてがおかしいの

いつからか　いつからか
おかしくなったのはどうして
私が踏んづけてきたもの全部
こんなに育ってしまったのはどうして

痛みだけはこんなに残っているのに

2001年11月09日(金)

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■　あたしが何もかもぶち壊してた

わかったよ
わかった　わかった
あたしだったんだ
あたしが何もかもぶち壊してた

誰かが投げかけたたくさんの言葉
耳をかたむけるたびに
壊れていったのは
あたしだった

くるくるとよく振り向いた
全部に頷こうとした
取り入れなければならないと
カンチガイした

思えば
なんだかむちゃくちゃだった

これを一生懸命と呼ぶには辛すぎる


2001年11月08日(木)

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■　愛した日々

ごめんね
愛した日々

ごめんね
あたし

ごめんね
裏切って

誓いや言葉や空気や気持ちや
いろんなものがこんなにもろくて
ごめんね

あたしがあたしを裏切って
あたしがあたしを殺してしまった

ごめんね
愛した日々

2001年11月06日(火)

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■　目標はいつも見当違い

いちまんえんさつ
一万円札がきらいよ
使いにくいから
使いにくくない？
あたし使いにくいわ
同じように使いにくくても
５００円玉はいいの
だってなんかかわいいから
いっぱいためこんだの
５００円玉は貯金して
ミッフィーのオナカの中
何のための貯金なのかな
目標はいつも見当違い

2001年11月01日(木)
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