::diary::

2010年01月02日(土)

消えた


長い間共にしてきた足枷
棘の靴を履く姫があたしの足にそれを付けた

だから言ったでしょ
あたしはあんたの王子様じゃないって

だから言ったじゃない
あたしにはその靴を脱がす事はできないって



棘の靴を履く姫
いつも彼女は一方通行

一人その苦痛に狂いながら
わめき叫びそして切り刻む



パラレルワールド



彼女の住むところは現実ではない
そう思っていた頃が懐かしい

棘の靴を履く姫

今度こそ幸せを。。。


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