凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2005年11月28日(月) 七五三

週末は遅ればせながら、アイとアユムの七五三に行ってきた。

イベントも二回目ともなれば新鮮さがない分感動も薄れる。
当日の子供の装いもちょっとおしゃれ目のいつもの普段着でいいかな…と思いつつ、それじゃ子供達も嬉しくもなんともなかろうと、とりあえず普段でも着れそうな(←この辺が姑息)ジャンバースカートとボレロのセットとワンピースを前日にバタバタと購入。
アイは気に入ってくれたが、アユムは号泣して脱ごうと暴れまくる。
まぁ、想像ついてたけどね…(遠い目)

それでもなんとかそれらしい服装で神社へ参拝。
そこで初穂料に兄弟割引が利かない神社とそうでない神社があると知り、前者の神社であった不運をちょっと恨む。
時期が過ぎたせいかアイの時は貰った七五三グッズも一切貰えなかったし。
かなりの不満ではあるが、二人そろっての七五三は最初で最後なのでこの教訓を次回に生かせるわけも無く。
まぁ仕方ないか、と諦める。

初めての七五三のアユムが主役なんだろうけど、記憶に残るかどうかは分からなのでとりあえず気分的にはアイが主役。
三歳の七五三は親の気休め&自己満足だろう。
大人でも着慣れない着物で動くのはわずらわしいのに、小さな子供はなおさらだろう。
苦しいし化粧は気持ち悪いしで、綺麗な着物を着て嬉しい、というより、早く脱ぎたいという気持ちの方が強いんじゃなかろうか。

そういう意味で、私の気分的には主役はアイ。
七五三用の可愛い服を着て、神社でお祓いしてもらって、美味しいもの食べて、と七五三の楽しい記憶が刻まれたらそれで七五三をやった甲斐があるというもの。
本当は着物を着せてお参りさせたかったけど、色々面倒なのでそれは写真館で写真撮影だけで勘弁してもらう。

アイはそれなりに楽しんでくれたよう。
特にお安い服ではあったが、気に入ってくれて明日も学校に着て行くと嬉しそうに話す。

覚えてくれてたらいいな。
七五三の時期になるたび、可愛い服を着て嬉しかった気持ちや、お祓いしてもらった奇妙な気分や、色んな感情が甦って、心が温かくなるようになると良いな。
そういう風に、育てていけたらいいな。


2005年11月27日(日)

友達のKちゃんが「先週温泉旅行に行って疲れを溜め込んできました」とメールをくれた。
お義母さんの誕生日のプレゼントに旦那さんと三人で温泉に連れて行くと行ってたけど、やっぱり気づかれしまくりだったよう。
「旅行話を聞かせて」とKちゃんと会う。

いわく、海辺の温泉街に泊まったのだけれど、お義母さんは旅館に着いてから建物にけちをつけ、料理にけちをつけ、温泉にけちをつけ、と不満タラタラだったらしい。
ほとんど「それっちゃいいがかり?」みたいな勢い。
旦那様はそんな母親に慣れているのでどうとも思わないようだったが、他人のKちゃんはどう相槌を打てばいいかわからずひきつって微笑むだけしかできなかったそうだ。
「私はそこそこいい温泉かなぁと思ってたんだけど、ちっとも喜んでもらえなくて愚痴ばかりで連れてきて悪かったかなぁと申し訳なく思った」そうな。
あげく、「●●さんちは息子夫婦に北海道に連れてってもらったそうだ」とご近所の方の話。
近場の温泉で本当に申し訳なかったわけね…とがっかり落ち込んだとKちゃんは憂鬱そうな顔で話してくれた。

同じものを見ても同じように感動しないのは当然だろうし仕方ないけれど、でも他人が自分のために良かれと思ってしてくれる事にけちをつけまくる心境というのはどういったものなんだろう。
とりあえず、それが自分が望まないものであっても、自分のためにしてくれたというその心が有難い、と思うべきなんじゃ。
つまんないものをつまんないと言うのは簡単だけど、それが場の空気を悪くすると分かっている場合は、少しでも良い所を探して、良かった思い出だけを残すように努力したほうが他人と記憶を共有する場合は好ましいんじゃないんだろうか。

などと考えつつも、私もこの姑さんと同じような事をした事がある。
相手のことを思うと、なんでも感謝の気持ちを持って接するべきだと思うが、あの時は相手のことなんか思いたくも無かった。

Kちゃんのお義母さんもそんな気持ちなのかなぁ…などと思ったりもしたが、それはKちゃんが可哀相すぎるから違うだろう…と打ち消しつつ、でもそう思いながらも自分はあの時相手に向かってちょっとだけ胸がスッとした残酷な気持ちが無かった事は否めない。

私も一歩間違うとこのKちゃんのお義母さんみたいになるわけだ。
まだ毒を周囲に撒き散らさず、自分の中に溜めておくようにしているだけで、きっとこのお義母さんと私は同じ。
負の念にしか目が行かない哀れな生き物なんだろう。
噴出しないよう気をつけよう。
周囲の人間を不快にしないよう。不幸にしないよう。

毒を生み出してしまう精神構造が一番の問題なんだろうけど。


2005年11月15日(火) ミカン狩り遠足

幼稚園の親子教室でミカン狩りへ。
H君とKちゃんは前日から「あしたみかんがりだよ!」と興奮気味。
おやつをとりかえっこするだの張り切っている模様。
アユムは、というと、「あしたミカン狩りに行くよ」と言うと「え〜?いや!」ときっぱり。
ミカン狩りがなんだか分かってないので当然の反応。
「あしたKちゃんとHくんと一緒に大きなバスに乗ってお弁当を持ってミカンがたくさんあるところに行くんだよ」と話すと「え〜?いや!」はいはい。

当日は晴天。適当に前夜の残りなど詰め込んでお弁当を作る。
おやつは常備してる子供用ビスケットなどを適当に。

Kちゃんは自分でリュックを背負って水筒もさげ、準備万端意気揚々。
流石三歳になると違うもんだなぁと感心。
大型観光バスに子供達は大興奮。
アユムも窓のカーテンを開け閉めしたり後部座席のKちゃんといないいないばぁごっこしたりおおはしゃぎ。

みかん園ではたわわに実るミカンを前にこれまた大興奮。…ママ達が。
大都会東京出身と札幌出身のお二人にはミカン狩りは初体験だったそうで、ミカン畑を見ただけで感動してテンションがいつもより三割り増しと言った感じ。
ハサミを使って慎重にミカンを取ろうとする三歳児二人を尻目に手当たり次第枝からむしりとる二歳児アユム。
それは禁止技だよ…枝ごと切らないといけないって最初の注意事項に…と、遠い目の母。
「アユムちゃんがまたちぎったー」の声に駆けつけちぎった枝を捜し、ハサミで切って後処理する母。
まぁいいけど。

子供達は自分でみかんの皮をむきながら「たのしいねー」「たのしいねー」と笑顔でしゃべりあっている。
微笑ましいなぁとちょっと癒される。
むいたミカンを黙々と食べる三歳児二人。
「はい、どーじょ」と配りまくるアユム。
いや、もうおなか一杯だし。これ、泥ついてるし。
「ごめんなさい〜」と後からママ達から回収してこっそり私の腹の中&ゴミ箱に廃棄する。

帰りのバスの中ではちょっとくたびれモード。
「でも楽しかったねー」と皆で浸る。
うん。楽しかったね。
もうこの顔ぶれでミカン狩りなんて二度と体験できないだろうし。
H君もKちゃんも転勤族。
来年ここにいるかもわからないしね。


ミカン、三キロで600円。
三日で無くなりました。
アイは家でも「たのしいねー」とみかんの皮をむきながら言います。
……つまり、あんたはみかんの皮をむくのが楽しいと?
…ま、こんな出来事も、来年になればもう忘れてるんだろうけどね。
二歳児の記憶力ってそんなもんだよね。
でも三歳児のH君とKちゃんは少しは覚えててくれるかな。
覚えててくれたらいいな。


2005年11月06日(日) 看病

相変わらず咳が止まらないでいる。
咳き込むと必ずといって良いほどアユムが「おかーさんだいじょーぶ?」と顔を覗き込んでくる。
「大丈夫だよありがとー」と返すと満足してくれる。
「あのねーこれがこれが☆っっゅぁあるでねー×●ぅrぁでまtyぅうゅのー」
半宇宙語ではあるが、イントネーションと私の額に手を当てようとするジャスチャーで、熱があるんじゃない?みたいな事を言ってるんだなぁというのは分かる。
「大丈夫だよありがとー」と返すとたたたっと走り去り、引き出しから白いシートを取り出すと裏のセロファンを四苦八苦しつつもぺりぺりと剥がし、私の額に貼り付けてくれた。
「はいちゅlめっちゃいrlyおー…(はい、冷たいよー)ぺったん!」
あぁ熱さまし用のシートか。
有難う。シートを貼る時の私の掛け声だねそれ。
あんたも成長していってるんだねぇ。

次の課題は熱さまし用シートとサロンパスの区別がつく事、かな。
ある意味スースーして気持ちいいけど。

●ンタック咳止め。効かないじゃん。効いてこの程度で済んでるのか?
咳で腹筋痛いし。でも体重増えてるし(←それは関係ないかと)



2005年11月01日(火) どうでもいいですよ♪

●いたひかるは来年もいるのだろうか。

TVで見かけるたびに思うのだがどうでもいいので次の瞬間忘れている事。

ビ●レメイク落としのCMのあのメイクはありなの?
見てるこっちが窒息しそうですが。

某子供向け教育番組ののむらまんさいのじょうろの位置はアレでいいのか?
ひゃ〜りっ♪

某アス●ロ球団が実写化されたのも冗談だろ?と驚いたので最近の漫画の実写化にはそれほど驚かなくなってきた。
しかしこれは実写化してナニが面白いんだろう。
小説の実写化は文字から想像力を働かせる手間隙を省いてあげましたぜ的意味とか、監督の脳内ではこれはこうなってるんだよ的モノを観て違うだろこっちの脳内ではここはこうなんだよとまぁそういう違いに一喜一憂したりしてという意味があるのでわからんでもないのだけれど、漫画の実写化はすでに映像化されているものを動かすだけの事で、なんでアニメじゃなくてわざわざ三次元に置き換える意味があるんだ漫画の世界は漫画であって成り立つのでそれを立体に置き換えたら興ざめというかあまりの嘘っぽさにその漫画に自分が傾倒していた意味がわけわからなくなったりとか

まぁ、どうでもいい事なのでそれより己の風邪を子供にこれ以上移す前にさっさと治す事が先決。
その前にアユムのオムツ替えるか。
まだオシッコの間隔が一時間開かないんだコイツ。
迂闊にオムツはずしすると一時間おきにトイレに通う頻尿の老人介護してる気分になるかも。
それはイヤなのでまだはずしません。きっぱり。
なんて、それも他人からはそれこそどうでもいい事ですよ♪ですな。





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