凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2004年11月27日(土)

ちょっとまた欝に入り気味のよう。
何をするもどうでもいい投げやりな気分。
生きているのも面倒くさい。

「今、●いに行きます」という中村獅●さん主演の映画がヒットしているとか。
(検索して来る方がいたら申し訳ないので伏せ字)
無くなった奥さんが子供と旦那の前に短期間だけ現れて生活する話らしい。

あぁいいなぁ。しんじゃえば楽だろうなぁ。
子育ても何もかも放り出して。
「死んじゃってごめんね」なんて、死んだ後出てこれるのなら思いっきり良い母と良い妻しちゃうよ。
だって期間限定なんだもの。それなら頑張れるワ。
そんで、草葉の陰から子供達の成長を見守るの。
死んじゃってるから無責任に見守ってて良いし。
「あぁ私はもう何もあなた達にしてあげられないのごめんなさいヨヨヨ」なんて泣いて。
生きてる今は「なんで私がこんなにあんた達のために四苦八苦してなきゃいけないのよ」なんて思ってても。

死んだら誰でも善人だ。
夫子供も私が生きている間はいつもイライラして暗い気分屋の母親の存在が疎ましく思うことも多々あっただろうが、死んでしまえば「どうして死んでしまったの」と泣くだろう。
思い出は浄化されて綺麗なものだけ残して行くし。
人間の記憶ってそのヘン便利だか不便だか。
自分に都合のいいように修正しないでいいのにね。

あぁでもネックは夫に女を見る目が無い事なのよね。
彼一人ではどう考えても子供二人は育てられない。
きっと再婚するだろうけれど、彼は私と結婚したくらいだから、女を見る目が無い。
恋愛経験の無い人だから、そのヘンは仕方ない。
とんでもない女にひっかかるのは目に見えている。
その女が自分が産んだわけでもない娘二人をきちんと育ててくれるかしら。
男だったらまだ育てる気にもなるかもしれないけれど、女だと娘達の中に先妻の姿を垣間見る気がして私だったら面白くない。
実の親子でも同性だと見る目が厳しくなるし。
子供達がぎくしゃくしながら成長していくのを思うと申し訳ない。
だから、やっぱり、死ぬわけにはいかないという結論に今日も至ってしまうのだ。

夫に女を見る目が無いから死ねない、というのが、またなんだか悔しい。
どこまで頼りにならない男なんだろう。

支離滅裂。やっぱり欝か。あぁもう。


2004年11月24日(水) どうにかしてくれ

アイを送り出して一息ついた朝。
忘れ物無かったよねー…と記憶を反芻し、ヒット。
しまった!今日お芋掘りの日じゃん!!
あわててスコップを探す。あと、ビニール袋。
袋に記名してスコップを入れようとすると、今そこに出したスコップが無い。
ええええ。今出したはずなのに。どこに置いたっけ。
この頃歳のせいかこういうのが多いのよねぇ…(←哀しい)
焦ってあちこち探すが無い。
ええええどうしよう。

もしや、と台所の引き出しを開けると乾物等の上にのっかるスコップがデンと目に飛び込んで来た。

あ〜ゆ〜むぅぅぅ!!!!

このしまっちゃうおじさんがぁ!!!!(ちゃぶ台がえし!!)
なんでもしまうのやめんかぁぁぁ!!!

朝のクソ忙しい時にこれをやられると切れる。
さぁお弁当つめよう、とアイのお弁当箱を探すと蓋が無かったり。
あちこち探すととんでもないところから出てくる。

出てくればラッキー。
ゴミ箱にしまわれた日にゃ気付かずに捨ててしまうもの…
このどこにでもしまっちゃうのをなんとかしてくれ。アユム。


2004年11月20日(土) 気分は罰ゲーム

母より「そろそろお遊戯会の時期でしょう?」と電話が来た。

母はアイのお遊戯会を毎年見にやって来ていた。
毎年12月にやってたのだけれど、今回は園の都合で翌年になったわけで。
12月ならまだしも、今年は一番寒さも厳しいであろう時期に開催される。
インフルエンザ流行時期でもあるが、卵アレルギーの母は予防接種が受けられないのでその時期の人混みは避けてもらいたい。
うちに来られて風邪で寝込まれると大変なので、母が来ると気を使いまくってしまう。
おまけに今年はスピーチコンテストとハシゴのハードスケジュール。
そこに母が加わると、助かるどころか世話しなきゃいけない人間が増えるだけで面倒この上ない。
正直、来て欲しくない。ってか、来るな。

日程を告げ、その日は行事が重なり忙しい旨を伝える。
風邪もはやる時期だし一番寒い頃だし…とやんわり遠回りに「来ないでくれたら助かるんだけどなー」という風に話すが「あら、その日はあんたの誕生日じゃない!」と言われる。
ふうん。覚えてますか。
そうなのだ。お遊戯会の日は私の誕生日。
「それじゃ余計観にいかないとね!」
え。いや、だから、だから余計に来るな。

頼む。お祝いする気持ちがあるんなら、一人にしてくれ。来ないでくれ。
結局あんたらの面倒みなきゃいけないのは私なわけだし。
己の誕生日なのに、なんでいつもより余計に子供と親の面倒見なきゃいけないんだ。
カミサマ、なんの罰でしょう。
まさか夫まで来るとか言い出さないでしょうね。
来たらもう忙しさMAXで頭痛で寝込みそう。

「誕生日プレゼント何が良い?」と聞かれたら即行「お遊戯会とコンテストにあんた達だけで自力で行って。私を一人にさせて」と答えるのに。
運転できない夫に年寄りと子供を連れて会場のハシゴはタクシーを使わない限り無理だけどさ。ふ。


2004年11月18日(木) 祭りどころか

アイの英語教室。
最初「すぴーちふぇすちばる」と案内を受けていたのに、いつの間にやら「スピーチコンテスト」になっていた。
え?祭りじゃないの?ってことは、順位がつくって事?
ますます気が進まない。
おまけに開催日がどうも幼稚園のお遊戯会と重なりそうな予感。
でも園の提携の教室なので、園行事は重ならないよう調整するはずだろうし…
それでも一応「ひょっとしたら幼稚園のお遊戯会と重なるんじゃないでしょうか?それなら申し訳ありませんが、園行事を優先したいので、不参加になりますが…」と先生に言うと、「確認してみます」との事。

後日、電話で「すみません同じ日でした」と連絡があった。
らっきー♪これで園行事を理由に断れる♪と喜んだが、「でも、コンテストは午後からなので、園が終わってから行けば参加も可能だから、Aちゃんは参加するそうなんですよ」と言われる。

う、アイは仲良しのAちゃんと一緒に参加するのを楽しみにしてた。
Aちゃんが参加しなくても一人でも出る!と豪語してたし。
Aちゃんは参加するのにどうして自分は不参加なの?お遊戯会があるのは同じなのにどうして?とアイがぐずるのは目に見えている。
おまけにAちゃんが「これスピーチコンテストの練習〜」とか色々話すようになったらますますアイは「あたしだって行きたかったのに…」と陰に篭もるのは目に見えている。
うぉぉぉぉ!(爆涙)

やむなく、うちも参加にした。
いやいや参加する身に参加費5000円は痛い。
当日お遊戯会に行くだけでもしんどいのに、その後早めに切り上げさせ次の会場まで車を走らせ(しかも行った事ない場所なので地図を見ながら迷わないといけない)その間アイとアユムの昼食も済まさせアイは着替えもさせなきゃいけない。
うわーなんかあたしって教育熱心?けっ。(←自棄)

「当日は結構可愛いドレスみたいなの着る子とかもいて色々ですよ〜うちの子はドレス着たいって言ってるんだけど、せっかくだからお揃いの可愛い服着せません?」とAちゃんママ。
こちらは上の小学生の子の時からずっとこの英語教室に通わせているのでそういうイベント等も何度も経験済みだ。
はぁ。お揃いの服ですか。
でもドレスは勘弁して欲しいかも。
そういえば習い事の発表会って初めてだ。
スイミングに発表会はないもんね。
アユムに習い事をさせる時は発表会がないのを選ぼう(←選考基準が間違い)




2004年11月17日(水) 絵本の読み聞かされ

寝る前、「一冊だけ本読んで良いよ。好きな本を持っておいで」とアイに声をかけた。
「お母さんが読もうか?アイが自分で読む?」と聞いてみると「自分で読む」との事。

ふーん。お母さんに読んでもらわなくてもいいのか。
まぁ普段から自分で読んでいるし、人に読んでもらうのはまどろっこしいのかもねぇ。
などと、無理やり納得するも、ちょっと寂しい母心。

寝床に横になるとアイは声を出して絵本を読み始めた。
途中、「見える?」と聞いてくる。
えーっと、それって、ひょっとして私に読んでくれているんでしょうか。
「今日はアイが読んでくれるって事?」と聞くと「うん」と続きを読み始める。

うーん、喜ぶべき?悲しむべき?
とりあえず、「読んでくれてありがとう」とお礼は言っておいたけど。

まぁ深く考えず、こういうのもありという事にしておこう。


2004年11月15日(月) プチ家庭内暴力?

アユムは走る。
走る走る。
掴んだ母の手を振りほどき走り回る。

「あたしはじゆうよ〜るるるんらららん♪」みたいな気分なのだろうか。
「歩ければこっちのもんよ!あたしはあたしの道を行くわ!!」といった反骨精神(?)なのだろうか。
どちらにせよ、母を置いて走り回る。

追いかけると奇声を上げて喜び更に逃げる。
火に油とはこの事?
むりやり抱き上げると母の顔面めがけ頭突きを食らわす。
何度も何度も執拗に。
どこで覚えたのやら。
そのたび、顔を背け避けるのだけれど、たまにクリーンヒット食らって唇が切れたりする。
そのうちそれは口内炎になってしまう。

先日は油断した隙に、持っていた絵本を振りまわし抵抗され、絵本の角が叱ろうと開けた私の口の中に見事ヒットした。
下の歯茎にぶつかった痕は大きな二つの口内炎になった。
口の中、唇の裏とか、頬の裏側とか、そのあたりはしょっちゅう口内炎になるけれど、歯茎まで口内炎になるとは知らなかった。
おまけに歯茎だと歯の神経に近いせいか、歯までジンジン痛い。
下顎も痛い。下にして眠れない位。

乳児の頃は生えてくる歯がかゆかったのか、あちこち噛みまくられ歯形だらけだった。
幼児になったらこれか。
抱き上げるととにかく顔を攻撃してくるのは妙に攻撃の基本を踏まえていて感心するがむかつく。
叩いた手を目に突っ込まれコンタクトがぶっとんだ事もあった。
だからといってメガネにしていると今度は明らかにそれを狙って叩き落す。
くそっ(怒)

まだまだこんなもんじゃないよね。
しゃべりだすと「いや!」が始まるし。
今でも気に入らないと床に寝転んで泣くのにこの先を考えると血管切れそう。
アユムと親子を始めてまだ一年半。
まだまだこいつらとの人生これからだ。
がんばれあたし。(遠い目)


2004年11月14日(日)

雨の中、風邪気味のアイを連れアユムを抱えて出歩く気にもなれず、家でごろごろして過ごした日曜日。

久しぶりに作ってみたパンは発酵が足りず全然ふくらまなかった。
でも目的が食べる事ではなく、アイの暇をつぶす事、だったので、目的は果たせたと思う。

アイは「たのしー」と生地を練ってた(つもりだった)し、「好きな形にして良いよ」と勝手に作らせたらレーズンで目鼻つけた動物パンにしたが、焼き上がりはレーズンがとれで意味不明パンになってたりまぁそんな感じだったけど。
まずいなりに三人でぺろりと完食したし。

夫から電話。
今月来る予定だけれど、面接が入ったのでこれないかもしれないとの事。
ほう。たいがい履歴書ではねられてる雰囲気っぽかったけど(履歴書を送れといわれた、とは良く聞いていたが、それ以降を聞いたためしが無かった。と、いう事は、そういう事だったわけだろう)めずらしく面接してくれる所に行き当たったわけか。
でもさ、ちゃんと考えてます?
アナタが今の会社を辞めたいのは、東京の本社に異動になるのが嫌だから、でしょう?
アナタいわく、東京は人間が暮らすところじゃないから、でしょう?
(それって都会に順応できない田舎者の主張だと思う。同じ田舎者でも東京で暮らしている人は山ほどいるんだし)
なのに、東京で面接って。
こちらの支店とか営業所とか勤務希望って事なんだろうけど、それって東京本社に転勤の可能性は無いと言えるの?
絶対面接で「転勤がある場合対応できますか?」とか質問されるんじゃないの?
絶対東京で暮らしたくないのなら、こちらの地場産業かなんかの就職口探すべきじゃない?

まぁでも私がそう言ったからといって、聞く耳を持たない人なので何も言わない。
いつも私の意見は「納得してないけど、俺は心が広いから言うとおりやってやる。でも見てろ」みたいな雰囲気で取り入れられて、挙句「ほらみろ。言われたとおりしたらえらい目にあった」と散々いやみを言われるばかりなので。

あぁもう夫のことなんか考えない。
アイの風邪を早く治さないと。
今週はインフルエンザの二回目と、スイミングの進級テストがあるんだけど、今の状態じゃどちらも無理っぽいな。
注射はともかく、スイミングは「えーテスト受けたい〜!」と本人不満げ。
本人が満足するのならこじらす覚悟で受けさせるか。テスト。
あら、でもこれって夫の考え方と同じっぽい?
でも私は嫌味は言いませんよ。
あとでえらい目にあっても、でもこれで気が済んだから次は控えようね、なんてその程度。
えらい目にあっても、教訓だもの。
やらずにひきずったままとか、あの葡萄は酸っぱかったのさ、とかわかったようなえらそうな口聞くより断然良い。

熱が出ないかぎり、スイミングのテストは受けさせてあげよう。
それで熱出したら仕方ない。せっせと看病してやるさ。
アユムにうつったら二人分ね。一蓮托生。
夫みたいに「そらみたことか!」と突き放したりはしないよ。

なんか支離滅裂。


2004年11月11日(木) 一歳半健診

アユムの一歳半健診。
早いなーもう一歳半だって。
郵送してきた葉書に記入。
「しゃべる言葉」……
「ばいばい」「はい」えーっとそれから……
…ないじゃん(汗

アイの一歳半健診の時も、しゃべれる言葉は三つくらいだった。
問診の保健婦さんは「これだけ?もっとないの?」と明らかに少ない事を強調。
「育児は楽しくない」「協力してくれる家族はいない」等に丸をつけていたものだから、「子供は可愛いと思うでしょう?」「サークルとか入ってない?」と質問攻めにされ、要注意みたいな事を用紙に記入されてしまっていた。
その後、サークルを勧める電話なんかもかかってきて、なんかその対応に落ち込んだ記憶がある。

ちょっと言葉が遅くたって別にいいじゃん。
ちゃんと意思の疎通は出来ているし。
育児が楽しくないのって普通じゃないの?
皆、楽しくて楽しくて仕方ないの?
一日中子供と二人っきりだと疲れるのは当たり前でしょう?
あたしだけ、異常なの?母性本能が無い?

思いっきりへこんだっけ。
あれで学んだ。
保健婦さんに助けてもらいたいのなら、質問には正直に答える事。
とりあえず、自分のペースで育てたいのでほっといて欲しいなら、適当に可もなく不可もない程度に答えておく事。

今回もアユムの言葉は少ないほうだったようで、「もっとないですか?」と聞かれた。
「はっきりした発音にはなってませんが、そう言ってるつもりなんだな、というのなら」といくつかあげておいた。

確かにしっかりしゃべる子はしゃべってた。
転んで「いたーい」とか。すごーい。
うちなんか転んでも「あ。」で終わっちゃうし。
あ、「ぱんぱん」って言って手についた砂とかを払うか。



「二歳までは外遊びと読み聞かせをばっちりしといた方がいいんだってよ」とママさんが言ってた。
外遊び…買い物途中の公園で半時間位鳩と戯れさせる程度しかしてないなぁ。
アイが幼稚園から帰ってきて遊ぶ時は、一緒に公園に連れて行って放牧するけど。
読み聞かせ。全然してない。
アイはもう文章を読むし、アユムは読んでやっても本を食べたりめくったりする方が好きで、じっと聞いてなんかいないし。
ちなみにアイが大好きな本は「かいけつゾロリシリーズ」
それをアイは一人で読んでる。
その隣でアユムも真似してアイのシール絵本なんかを広げてシール剥がしたりして遊んでいる。

うーん。読み聞かせしてやる意味ってなんなんだろう。
親子の絆を深めるって事なのかな。
聞いてくれなくても無視して読んでやっていればいいのかな。
それも空しいんだよね。
外遊びって、要は運動と外界の刺激を、って事なのかな。
だとしたら、室内でもアイと走り回ってるし、ぎゃーぎゃー遊んでるけど。
それだけじゃ駄目なのかな。

アイの時は、毎日午前中は公園で過ごし、夜、寝る前の読み聞かせはかかさなかったけど、それは意識して相手しないとアイが一人っきりでぼーっとしてるからだったんだよね。
生後半年からベビースイミングにも通い始めて1歳半からはリトミックに通い始めたし。
でもアユムはアイの幼稚園行事に連れて行ったりアイが友達と遊ぶのに一緒に加わったり(してるつもりだろう)ほっといても何かして遊んでる。
それでもやっぱり外遊びと読み聞かせは意識してやった方がいいのかな。
アユムは生後半年位から、読み聞かせ会に連れて行ってるけど、きちんと聞いてた試しがまだ無いんだよね。
どうも本に興味がないようなんだけど、それでも読んであげたほうがいいのかな。

あ、だから、アユムはしゃべる言葉が少ないのかな。
私の育て方じゃ、子供は言葉はなかなか出てこないって事なのかな。
うーん。うーん。でもアイは今普通にしゃべってるし。

なんだかなぁ。
子育てって手探り。
答えが出た時は手遅れだったりして。

そうそう、アユムの病気、完治しました。
心室中核欠損症。VSDとかいうんだっけ。
生まれつき心室に穴が二箇所開いてたんですが、無事、自然に塞がりました。
「心エコーで診ない限りVSDだった事は分かりません。保険とか加入する時、馬鹿正直に申請すると、手続き等が面倒だったりするので、VSDだった事は綺麗さっぱり忘れていいです。」と医師に言われました。
それでも、予防接種等の問診にはつい馬鹿正直に書いてしまいますが。
(やっぱり不安だし)
手術にならなくて良かった。
アイに次いで、アユムまで生まれつきの欠陥で手術しなきゃいけないなんて事になったら、夫の実家に何て言われたか。

なんにせよ、無事、一歳半健診、終わりました。はふ。


2004年11月10日(水) 情熱よ冷めないで

秋も過ぎ気がつくと立冬。
暦の上では冬なわけですが。
気温の低下に比例して、アイのスイミングにかける情熱もしおしおしおと薄れてきました。
おい。(怒)

原因の一つは、一緒に授業(?)を受けてた幼稚園の同じクラスの子と、進級テストで級が別れてしまったせいだろうと思います。
たったそれだけの事で、あぁも燃え上がっていたスイミングへの情熱が、こうも無くなるとは。
子供のやる気ってどこになるのかわけわかんない。

もうひとつの原因は夫が送ってきたPCソフトのせい。
PCにちゃちいカメラを繋いで写真を撮ってプリクラみたく落書きして遊べるソフト。
プリクラ大好き娘アイのハートをがっちりわしづかみしてしまいました。
「ぷりくらしていい?」と勝手にPC立ち上げて写真とってお絵かきして遊んでます。
ほっとくと何時間もやってます(怒)
30分で切り上げさせますが、他の子供が外で駆け回って遊んでいる時間に黙々とPCに向かってマウスをクリックして一人悦に入っている姿は薄気味悪くさえあります。
今、そのソフトにはまってしまってるので、スイミングに行く時間が惜しいようなのです。

オタクの夫なので、必然的に夫がアイに買い与える物はオタク系のものになります。
夫はアイを引きこもり娘に育てたいのでしょうか。

子供は子供のうちはせっせと体を動かして運動神経を育てていかないと、どんどんどんくさくなっていくばかりだと思います。
そして、どんくさい子は、どんどん陰に入って心までどんくさい人付き合いもおっくうがる人間になっていくと思うんです。
だって私がそうだから。

体を動かすのが楽しい人は、心を病んだりはあまりしないと思うんです。
体を動かしている間は心が空っぽになるから。軽くなるから。
心だけ動かしてても疲れるだけで、何にも軽くならないけど。
だから、アイは体を動かすことが好きな人間になって欲しい。

「心技体」と言うけど、「体技心」の順が正しいと思う、と巨人の工藤選手が言ってました。
体が健全だと、技も磨けて、心もそれについてくる。心を磨いて、技を身に着けても、体がついていかないとなんにもならない、と。
一理あると思いました。

アイは、体を動かして、心に溜まっている物を吐き出せる人間になって欲しい。
夫みたいな言動に行動が伴わない、理屈だけで固めて動く勇気が無い根性無しの人間になって欲しくない。
傷つくのを恐れない強い人間になって欲しい。

だから、夫にも協力して、とか理解して、とか無理や無茶は言いません。
ただ、邪魔するな、夫。


2004年11月09日(火) 気分はカウントダウン

園の参観日。
登園前から軽い頭痛。あぁもう小心者の自分に腹が立つ。
体調悪くして逃げてんじゃないよ。
さっさと薬を流し込んで園へ向かう。

今日は英語参観。
曲がりなりにも、英語教室に通っているんだから、それなりの成果は見えないと親として今まで費やしてきた手間ひま&授業料の甲斐が無い。

でもまぁ想像どおり、アイは知ってる所はガンガン手を上げ指名されないと思い切りふくれたりして猛烈にアピールしているが、知らない所は別人のように静かに硬直している。
可もあり不可もあり(?)プラマイゼロといった感じ。
猛烈に燃えている親子でもないので所詮この程度だろう。

念のためベランダ側で参観。
アユムは予想通り、ベランダに出て隣の教室まで行ったりうろうろ。
アユムと同じ位の男の子を連れているママさんと一緒に隅っこでハラハラ。
落ち着いて参観なんかしてられないけれど、別のママさんと仲間意識が持てるのがちょっと嬉しい。
それなりに、ちょっと世間話なんかしたりして。
人と話すのは緊張するけれど、話せると嬉しい。
後で思い返して己の間抜けな物言いとかに、恥ずかしさにいたたまれない思いになりどっと落ち込む事も多いけれど、まぁそれはそれで。

なんて、ちょっと余裕がある気分なのは、園の行事が確実に一つ一つ終わっていっている嬉しさから。
後は来月のクリスマス祝会、一月に楽器演奏会、二月のお遊戯会で、三月は卒園だ。
もちろん合間に参観だのなんだのはあるけれど、それも来年はもう無いのだと思えば気分が軽くなる。
しかも演奏会は街中のホールでやるので送り迎えが大変。
でもそれも最後だし。
やっと残りが見えてきた園生活。
もうちょっと頑張ろう。

なんて言ってたら、すぐアユムが通い始めるんだろうな。ふっ。


2004年11月08日(月) 10年一昔を痛感

TVで「HEY×3」を見てたら、15年ぶり、と一世風靡セピアが出ていた。
15年かぁ。もうそんなになるかぁ。
2曲目はなんて曲だったっけなぁもう思い出せないや。

15年ぶりにTV画面で見る彼らは、皆、ぶくぶくとたるんだ脂肪を身にまとった脂の浮いた、もしくはかさかさに乾燥した中年男達に見えた。

若い時ってどうして男性は皆、すっきり細いのに、年を取るとたるんだ感じになるんだろう。
女性もそうなんだろうけど、でも若い時ぽっちゃりした女性なんかは、歳取ってもぽっちゃりしてたら、あんまり印象変わらなかったりするんだよね。
あと、ある程度は化粧で化けたりするし。
女性は外見は若作りできるけど中身がおばさんになるよね。
男性は逆なのかもな。


そう思ったのは、2000年に、タイムカプセルを開けるという同窓会に出た時。
男性はおじさんになってて誰かわからなかったりした。
女性は全然変わらないーって感じ。

でもあれから4年かぁ。
確実に歳は取ったよね。
今年はお肌の乾燥が明らかに去年と違うもの。
これも異常気象のせい?なんてとぼけたりして。
気候のせいだけではあるまい。
何をどう言っても、おじさんおばさんには間違いない歳だ。
なんて、同窓会の通知を前にあれこれ思う。

とりあえず、お正月の同窓会は参加。
「○ちゃんのママ」でも「奥さん」でも「×(夫の姓)さん」でもない。
「△ちゃん」と名前で呼び合うひとときが楽しみ。

冬のボーナスで明るい色のコートが欲しいな。
同窓会用にっていう建前で買わせて貰おう。


2004年11月04日(木) なんのため予防接種だか

インフルエンザの予防接種を受けた。
アイと、私。
アユムは注意してればなんとかなるけど、アイは幼稚園で貰いまくりだろうし(年少の時懲りた)私は、寝込んだら子供達の世話する人がいないので寝込むわけにはいかない。
そんなこんなで、アイの行きつけの小児科でついでに受けさせてもらった。
(ちなみに13歳以下の子供は3000円×二回接種、大人は3500円の一回だけ)
まぁ効くかどうかわからないけれど、安心料と思って…でも高いよなぁ。しくしく。

と、思ったら、翌日から私の頭痛が始まった。
いつもの偏頭痛?と薬を飲むが治まらない。
吐き気に寒気。動けない。
運悪く今日は祝日。絶好の行楽日和。しかし動けない。

結局子供達に朝食はシリアル、昼食はパン。
夕飯は、残りのご飯があったので、アイが「おにぎり握る〜!」と二時間かけておにぎりを握ってアユムと二人で食べた。
晴天の祝日、子供達は一日中室内に閉じこもりビデオとDVD漬け。
母はトイレと寝床の往復。トイレで吐きまくり。
最悪の環境だろうなぁ。

アイとアユムの年が離れてて良かった。
なんとかアイにアユムの面倒をお願いできる。
少なくとも、一緒に危ないことをしたりはしないし、それなりにアイがアユムを止めたりもある程度は出来るし…
(あくまである程度であって、テーブルに上って落ちたり、ソファーの背もたれによじ登って落ちたりはアイにも防げないけど)

翌日、病院へ行くと「注射は原因ではないけれど、頭痛の引き金にはなったのかも」と言われた。
寝込まないように打った予防接種で寝込んでてどうする。
どのみち寝込むのなら来年は接種するの考えよう…

寝込んだ二日で二キロ減った。ラッキー。
ってか、食べてないだけだから、常に私の胃袋には二キロ分の食べ物が入っているって事か。
食べすぎ。


2004年11月02日(火) 天使の散歩?

バザーで買った迷子紐。
ハーネスとかいうらしいが、やっぱり使うのに抵抗がある。
自分で使っていても、犬の散歩してるような気分になるのだ。

それにやはりこちらを横目で見る人が明らかに多い。
あぁ心の声が聞こえますごめんなさい
「手をつなげばいいだろうに」「紐が危ないんじゃ」「わが子を犬扱いか」

手を繋いでも「一人で歩けるの!」と言わんばかりに振りほどかれるんです
紐は危ないけど、レジに並んでいる時とか支払いしてる一瞬に脱兎のごとく走り去るんです。
(アイはこれで見失って迷子になった事がある)

自意識過剰かもしれないけれど、でもベビーカーのレインカバーの時は、「初めて見たわ!こんなのがあるのね!」と年配の方に話しかけられたし。
確かに注目を集めてしまうグッズではある。
小心者には結構使うのに勇気が要る。

あぁそんな周囲の目が気にならない図太い神経にならなければ。
こうしてどんどん無神経なおばさんになっていくのね。
いや、もうなっているのに気付いてないのかも。
そうでないと、子育てやってられないし。
はぁ。

「少年の心を持ち続けたい」なんてほざく男を見ると反吐が出る。
けっ。女だって永遠に少女の心を持っていたいさ。
だけど、そういう感性持ち続けていたら、家事も育児もやってられないのよ。
少年の心のままの旦那の世話もしなきゃいけなくなるわけだしね。
大勢の前で股おっぴろげて子供産めば少女の心も粉々になって消し飛んじゃうわよ。

ハーネスにはこっぱずかしい事に天使の羽がついている。
このデザインは、天使を紐で縛っている耽美的(?)気分に浸れって事?
リサイクル品だったので選択の余地がなかったのだけれど、このデザインの真意がわからん。





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