| 2005年08月01日(月) |
◆新マークの問題点・２/同じ業… |
■会報８月号P.57に、新マークに関する訂正が掲載されました。思ったことを述べておきます。
始めに重複しますが、訂正事項の要点を記します。
《【統一マーク解説の一部訂正について】
�ヽ�祖を示す「彼」を→「開祖 宗道臣」とする
�◆�をひとつにせず(ソウエン、注：会報本文にはソウエン記号有り)としたのは→○をひとつにせず(ソウエン)として“図案化したのは”
��盾の説明について
「そして、４つの点は、東洋思想の四大要素（天、地、火、水）を象徴します（以下省略）。」→「そして、４つの点は、“東洋の思想にある天・地、陰・陽を象徴しています”」とする。》
■さて、
�，蓮�一月の発表の時点で、ある大先輩が資料を手に「開祖を“彼”呼ばわりするとはケシカラン」と憤慨されていました…。
�△亡悗靴董�訂正の意味、というか意図がはっきり分かりません。“図案化したのは”が無いと、なにが誤解されるのか、なにが不適切なのかを、しっかり説明すべきです。
��に関して、たとえ間違いを認めた＝改めた事とは言え、東洋思想に関する意味付けを訂正、と言われると言葉を失います。
国家プロジェクトに匹敵する程の一大事業であった新マークへの変更。大丈夫なのでしょうか…。信頼性が大きく揺らぎました。
■今回の一部訂正は、私の指摘する問題点とは異なるものです。ですが、他にも疑問の声が寄せられたので、訂正となったのでしょう。
��などは、東洋思想に深い造詣を持った方からの指摘である、と推測されます。しかしそうなると、宗教・思想の総本山が監修＝チェックしたのではないのか、という疑問が残ります…。
いずれにせよ、私が「書きたい放題/2005年03月01日(火) (７)新マークの問題点 」で指摘した類似性、同一性についての説明がありませんので、訂正が出ましたのを機に再度、問題点を掘り下げてみます。
■少林寺拳法で双円とした図案？は、我が国では「輪違い/ワチガイ」と呼ばれる由緒ある家紋のようです。それは真言宗長谷寺＝豊山派の宗紋にもなっており、あるいは企業のシンボルマークにもなっています。しかし、他宗教の宗紋と類似性、同一性を持ったことは、重大な問題です。
何故か…？
少林寺拳法はその名称なるが故に、創始当初より「中国の拳法ですか？」「少林拳とはどう違いますか？」などという質問、混同、果ては真贋論争に悩まされ続けて来ました。
これは言ってみれば、産地論争であり、味覚論争でしだが、昨年、少林寺拳法グループ総裁・宗由貴さんがテレビ出演し、一応組織としての決着を図りましたのは記憶に新しい出来事です。
■今回の胸章変更に伴い、いつ「双円」と「輪違い」の類似性、同一性を認識したのでしょう。
�〃萃螳柄阿�ら認識していたとしたら、それを承知の上で採用した理由＝見識を問いたい。なぜ、混同を避けようとしなかったのか。
すなわち、将来「少林寺拳法」と「密教」「真言宗豊山派」との関係について、同様な、混同に類する問題が発生する懸念を予測しなかったのか。豊山派に対しても、「少林寺拳法と関連があるのですか？」という迷惑をかける懸念がある…。
�∩弍澤萃螳文紊卜悵磴い梁減澆傍ど佞い燭箸靴燭蕁⊇殿腓弊嫻ぬ簑蠅�存在する。
■残念ですが、新マークにはスタート当初から欠陥があった、と言わざるを得ません。スッキリしていません。
今回、ＮＡＳＡは「我々は間違っていた」と潔く会見しました。予算５００億ドル、一説には８兆円の宇宙プロジェクト、なのにです…。人間がすることです…。
五十年先、百年先の拳士に、同じ業＝悩みを背負わせて良いものでしょうか…。
再考すべき、と考えます。
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【注意】本「書きたい放題」は気持ちの問題もあり、即日にアップします。ですので、当日中、あるいは翌日にかけ、表現の過不足を改める場合があります。印刷して読む場合は数日後にお願いします。
表現が異なったまま残るのは、私にしてみれば不本意であります。いずれ、リニューアル？＝改訂して行きたいと考えています。★印なんか付けますか…。
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