| 2003年03月19日(水) |
◆その他/総括・８(まとめ・５) |
【まとめ・５】
■＜その他/総括＞
ひと月前の2月18日、会報に特集された乱捕りの問題に立ち入って、本稿でちょうど11稿目となった。
��演武、法形の研究を・７(まとめ・４)
��試合に関する見解への異議・６(まとめ３)
�┛汰缶未亡悗垢詭簑蠅悗琉杁帖Γ�(まとめ２)
��同義語的使用への異議・４(まとめ１)
�η�表から読み取る問題点・３
�ネ霾瓩蠻�表の追加・２−１
�ね霾瓩衞簑蠅凌箘�/年表・２
��松平頼明先生の思い出・１−２
��河口湖事件の補足・１−１
�／靴燭焚瓩�!?/会報、乱捕り特集を読んで・１
こんな感じとなっている。中には書き忘れがあったり、筆の走り過ぎがあったり、記憶違いがあるかもしれない。その点は、重ね重ねご容赦を頂きたい。
シリーズ？最終となる今回の順番は＜その他＞になるが、全体を改めて読み返し、むしろ＜総括＞としたい。本当はランダムに気楽に書きたいのだが…。
■乱捕りの死亡事故は、1990年/平成2年に出された第三次乱捕り検討委員会の答申以降、起きていないようである。未確認ではあるが…。
なにか…人類が天然痘を撲滅したのと同じ？感慨がある。しかし油断をすると、いつ何時、発生するか分からない。私にとって、拳士の死亡事故は想像ではない。現実であり、体験だからである。
だから、この1２年間の無事故＝安全の確保は例えようのないほど嬉しい。
残念ながら(旧乱捕り様式の大会が長期にわたって放置されたので)無違反！ということにはならなかったが、臨時乱捕り検討委員会が発足した2002年以降は、ひとつ無事故無違反であったということにしてもらいたい。
この願いを込めて、� ↓◆↓Δ鮟颪い拭�「二度と同じ過ちは繰り返さない」…。期待している。いや…くれぐれもお願いする！
■上で述べた、“臨時”乱捕り検討委員会とはなんであろう…？
乱捕りの問題は少林寺拳法の全部局が関わる問題なので、継続して審議するはずではなかったのか。“第四次”乱捕り検討委員会と命名しなかった心のヒダを知りたい。
以前は「指導部」、最近は「振興普及部」が主となって乱捕り問題が進行しているが、一部局のみで長期に渡りひとつの問題を担当するのはどうであろう…。良く言えば専門性が増す。悪く言えば独善性が増す。こう言えるのである。
どうぞ、沢山のみなさんの意見、批判を吸収し、より良いものを後世の拳士に伝えてもらいたい。年表/�きキΔ鮑鄒�してみると、人間は歴史というか、天に見守られているものとつくづく思う。これを�┐暴颪い拭�
新たな展開が予想されても、“新たな過ち!?”が予想されるようだったら、くれぐれも引き返す勇気を持ってもらいたい。
■松平頼明先生の稿/��で書いた、剛法組演武の研究をするべきである。最近の大会は演武といえば自由組演武、それに対極する規定組演武ばかりが主となっている。
私達が大会を改革した時、乱捕りに代わる種目として、この剛法組演武を新たな種目として加えた。しかし、少林寺拳法には元々拳名を主体とする演武が存在していたのである。
学生が打倒拳に走り、開祖が大会に出席されなくなっても、松平先生は黙々と大会に出席して下さった。創始者と後援者という立場があり、これは致し方なかった。しかし私が思うに、松平先生は本当は心の中で、学生の事故を心配なされていたのではあるまいか。
であるから、大会で競技乱捕りが廃止され、新種目として提起した剛法組演武/胴着き演武を本当に喜んで下さったのだ。またこれは、従来の乱捕り選手の出番が失われずにすんだという、先生のお優しいお気持ちからでもあったのだろう。
「乱捕りは剛法組演武の補助手段としてのみ行う」とするならば、正しい形のそれ/剛法組演武を研究し、少林寺の大会種目に是非加えてもらいたい。
＊以上をもちまして、一連の乱捕りに関する「書きたい放題・新たな過ち!?/会報、乱捕り特集を読んで」を終わります。書き忘れ？があれば追々追加します。
�，遼粗�で述べたように、今回のシリーズはちょっと長くなってしまいました。お付き合いを頂いた方々にお礼を申し上げます。
以上
追記：「組み演武について」が述べられたのを、1975年/昭和50年度版の教範(「乱捕りの年表」「年表から読み取る問題点」「演武、法形の研究を」)と(本日以前に)記述しましたが、これは1973年/昭和48年度版の誤りでした。
つまり、大会で競技乱捕りが廃止された年の教範に掲載されたことに(私なりの)意義があるのです。←2003年/平成15年3月22日に訂正。
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