日本人の育ち方って、偉いものがどんどん変わっていくだけのように思えてきた。幼い頃は親が偉くて、幼稚園は保母さん、小学生低学年は先生、高学年は友達の誰か、で、ここいらから徐々に分化していって、身近な人、芸能人、芸術家、スポーツ選手、教祖、ブランド、とにかく、常に自分ではない何かが偉い。おれのクリエイティブな面の欠乏は、そのせいなんですよ。