岸部・・・?
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車税は4月1日時点での車検登録者に対して課される。
おれは去年の夏頃から姉婿名義の車を譲り受けていたので、早いとこ名義変更をせないかんかった。で、気付いたのが3月26日夕方。26日は金曜日だったので、土日を挟んで月曜日に済ませようと思った。
これまでボロ車を何台も乗り継いできていたので、廃車登録や名義変更も過去にやったことあるが、楽勝やった記憶がある。業者に頼むと1万とか2万とか取られるが、自分でやったら数千円。 こういうことを生業にしている友達Aが、友達Bの廃車依頼を1万5千円取ってやったっていうのだからおれはAが信用できない。
で、29日。まず、揃える書類を確認しておこうとその手のHPを覗いた。 車庫証明、これは住所のゴタゴタで1月かかってやっとこないだ取れた。 譲渡証明書、委任状、双方の印鑑証明、住所が変わった人は住民票等々。しまった、こんなにあったか。 結局、姉婿名義のものを揃えるのに一苦労したところで5時。陸運支局の受付は4時まで。今日はもう無理。 残すところ、30、31の2日だけ。まあ、書類が全部揃ったからこっちのもんだ。
30日。なんか、ダラダラしてたら陸運支局に着いたのが2時半。 しかし、支局入り口の道路から車が長蛇の列で、1キロ先くらいに建物が見える。 間に合わんかもな〜と焦りつつ、焦ったところで車が進むわけじゃないので開き直ってぼーっと音楽を聴きながら待っていると、交通整理のおっさんが近づいて来て「オタク、登録?こりゃ〜待っとったらいつんなるかわからんバイ」などと逼迫するおれの状況を完全な他人事として話し掛けてきた。
駐車するまで45分、それから現地での書類揃えて15分。で、そこからまた窓口の列に並ぶ。間に合うか?並んでいるときにチラリと見た注意書き、「行政書士以外が登録等の代理行為を業務として行うのは禁止されています」みたいな内容。てことはAの行為は違法か?・・・まあいい。で、並びぬいてギリギリ3時58分、汗だくで窓口のおっさんに提出。
おっさん「えーと・・ん?これ、軽自動車じゃない?」
おれ 「あ・・・、うん。」
おっさん「軽自動車はネエ〜ここじゃないんですよネ!」(声でけー)
おれ 「え・・・、うそお」(恥ずかしい)
おっさん「ここじゃなくて軽自動車検協会ってとこだから!ほらココ!」 (なんかもう、叫び散らしている) 「地図つけとくから。そろえる書類も申請の仕方も全部違うから!」
おれ 「わかりました。」(とだけ言って足早にその場を立ち去ろうとする)
振り向いたときの後ろに並ぶ数十人の好奇の目。あからさまに嘲笑の口元の輩、列の前でドジを踏まれ、無駄に3分過ぎたことに苦渋の表情を浮かべる輩、まさかと驚く輩、哀れむ輩。そんな喜怒哀楽の中を逆流して帰るおれの背中に向かって、
おっさん「先に電話して行った方がいいよ〜」
って、あんまでかい声出しよったらめがねカチ割るけんな貴様。
で、またも失敗したので、その日のうちに執拗に場所を確認、そして必要な書類を確認。必要な書類、自分の住民票、委任状のみ。1月かけた車庫証明は不要。 トホホ!その日のうちに完備。
31日、昨日の混み様を経験して、もはやプロのおれ、12時〜1時はお昼休憩なのは体が知っていたので、12時前には済ませたいところ。 予想とは裏腹に、軽自動車検協会はそんなに混んでなかった。 でも、書類の書き方がめんどくさかった。 かかったお金、住民票の写しに300円、書類代40円(破格!)、これでもAは1万取るのか? で、2〜3の窓口をたらい回しにされつつ、記入方法間違いだらけの汚い書類を提出したのが12時丁度。昼休み終わったら来て下さいって感じか〜?なんて思っていたら、2分で交付。瞬殺。 いやほんと、開いた口が塞がりませんでした。
マインスイーパ、113秒(4/1)。
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