岸部・・・?

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2004年03月06日(土) 謎の思い出の謎

「小説家を見つけたら」ってビデオ観た。ビデオ屋でオススメって書いてあったからです。普段ならそんなもの目にもくれないけど、そこのオススメマークはなかなか信頼できるかもしれなかったんですよ、わかる?ねえ。
そう思って、マーク入りのまだ見たことがないビデオを探してみたらこれ見つけたんですよ。

ハリウッド。ショーンコネリーがね、禿げてる映画です。
途中までは面白かったけど、結末のドタバタが実にハリウッド的で閉口した。
「ハリウッド的」これ最近のおれのテーマ。

作品内で描かれている主演の2人が実在する人物だとしたら、この映画は当人達に誠に失礼だと思う。謝れ。とにかくストーリー的には終わり15分のためにあるのだけど、正にそこが最悪。また最後にね、レインメーカーで主演やったマットデイモンが弁護士役で出てくるんですけど、あれはアメリカンジョークなんですか?

まあ、言っても、うかつにも「スパイダーマン」を借りてみた時よりは全然ましでしたけどね。スパイダーマンは確かあの年の恥ずかしいオブザイヤーに全部門ノミネートどころか独占して受賞しましたよね。チン毛焼いた匂い以下やったなあ。

あ、そうそう、久々に殿堂入りしたビデオもあった。
「子供は何でも知っている」というやつ。古い?原題は「ピッコリ・フオーコ」といって「小さな火」という意味のイタリア語。イタリア映画。イタリア映画って子供テーマの作品が多い気がする。ちょっとエロい子供映画。乳首探しに必死にならずとも乳首出てるし、これまじでおもろい。面白くないって人僕宛てに手紙下さい。読まずに食べますけど。


でね、急に関係ないこと思い出した。
ずっと前のフジロックの時にね、レイジ観るために前の方に行ってモッシュの渦中にいたんですよ。で、あれって全体的に見るとグチャグチャなってわーって感じやけど、一人一人を個々に見るとけっこう地味なことになってるんですよ。まあいいや。

で、モッシュん中いるのに背中が寒くなったんですよ、なんかおかしいなって後ろみたら、なんか人がいないんですよ、何mか向こうまで。どうやら観客のなかにミステリーサークルができてて、なんだこれって。前を見たらものすっごい盛り上がってて、後ろ見たらおれが一番後ろみたいでけっこう興醒め。

なんか変だなーって、ようく見てたら、そのサークルの中で、くそでっかい外人が人投げてるんですよ。バッタバッタ。人捕まえて、腕掴んで、プロレスでロープに投げるときみたいに思いっきり投げて人の壁にぶつけて楽しんでるんですよ。演奏そっちのけで。外人は2人いて、チームプレイで人捕まえては次々投げてんですよ。うわあー!なんだあの外人!もうね、ウガーッって。隣にいたハルクもびっくりしてましたからね。

言ってもね、僕4列目くらいでしたよ。もう、足元は泥で水田ぐらい埋もれるんで、もう泥レス。怖かったねえ。

でね、違うステージで見てた時に、あれは今でもよくわからないんですけど、また混み合った中で見てたんですよ、前の方で。そしたら、すぐ前の右の人が左の人を捕まえて、なんか蛇みたいに長くて先が割れた舌出してペロッって耳辺りを舐めたんですよ。そしたら舐められた人が、これ女だったんですけど、舐めた奴見て「ギャー!」って。逃げようとしたら力強く掴んで離さずまた舐めたんですよ。で、「え?何それ」って。何が起こったかわからなかったんですけど、なんかね、すごく舌長かったんですよ、まじで。先割れやし。

舐めた奴ってのが、また2人なんですよ、さっきと同じく。今度は背が低い日本人なんで、舐めてない方はただ見てニヤついてるだけなんですけどね。そういえば舐め係りの方の左足首に蛇のタトゥーがあったよ。

んで、一部始終を見て何やら不穏な空気を感じましてね、なんか知らんがヤバイって。ソワソワとおれが眉間にシワ寄せてたら、向こうがパッとこっち見てね、手をこっちに伸ばすんですよ。ニュウって。もう、気付いたら猛然と逃げてましたね、おれ。振り返ってなるものかと。あれは完全に蛇男。ほんとに、演奏聞かせろと。


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