My Huckleberry Friend***
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2006年04月01日(土) 父上

こんなクシャーンより非道を極めてるワタクシにも
おやというものが当然いてですね、
親はとんでもねぇコンチクショウかと思いきや
とんでもございません。
父上は真面目、誠実を絵にかいたような人間でな
こんな人間がどうやったら 獣鬼(トロールかよw)のごとき
ものが生まれるんだろうね。フシギだね。
教育間違えたんだろうね 甘やかしすぎたんだろう。

父上の栄転祝いで 本日よっぱらって帰ってきたが
もって帰ってきた祝いの品や よせがきを見て、
ははぁ 父はなるほどこういう人間なのかと 垣間見た。
人の上に立つという立場で、万人に好かれるなど 
まずありえないだろうが、かといって嫌われるタイプでもない。
無口だし、不器用だ、が、かわいいところもある
だいたいはわかるんだが、まあいいや。
どちらにせよ、間違いなく親子でありながらも
結局は別の人間なんだということを思い知った。
めずらしく、申し訳なく思ったね。
だからといって更正する気なんぞ これっぽっちもないわけだが
せめて、親の見ている側面だけは
良い人間でいようと思った。
結局、どんな人間もそうだが、時には自分を偽るわけで
場合によっては 偽ることは必要なことだべ。
わざわざ 極悪人間を親の前で披露して泣かせるよりは
偽善で塗り固めた方が若干マシ。

果たして親孝行とは何だろうか。
親に物質的に満足させてあげることもその一つだが、
親にとっての真の望みは何ぞ。
よくテレビとかの有名人の親にありがちな
「子供が幸せなのが幸せ」とか。
どうなん?物質的満足が充足されて
初めてこんなセリフが出るんじゃないかと。
邪推しすぎか?
まあ早い話、
親に物質・精神ともに不自由をさせないことが一番なんだけど。 
特に自分の場合は、精神はともかく、
物質面では相当恵まれてたから。
なおさらカネ返せって話だよな。
ファミコンもセガもゲームボーイもスーパーファミコンも
シルバニアファミリーも大きなドールハウスも
みんなに自慢するのに使ったクーピーペンシル100色セット 
カラーコンテ 水彩色鉛筆 
使わなかったけど着せ替え人形も 自分の洋服も
自分だけの部屋もオーダーメイドのベッドや机・本棚も
邪魔だとしか思ったことのない8段式の雛人形
気まぐれで欲しいと言ってみた使いもしないピアノ
別に行きたくもなかった私立中学受験にかかった費用
自分を過信したために余計にかかった大学受験のための費用
全部全部 たぶん親の給料で買ったもの
だから貯金がないんだ爆。
欲しいもので手に入らなかったものなんて 
魔法の箒と占い師の水晶玉くらいだよ。
高校卒業するまでは知りもしなかったが、少なくともそれ以降から
自分の無能力を知っていながらよくここまで放蕩したよ自分。
すごいね、自分。
天才。
アホすぎて天才。
ステキすぎ。
もっと極悪になるにも 足りないモノが多すぎる。
自分が無敵じゃないとならん。
所詮人間の親から生まれでた身で、
そんなん無理なのかもしれん。















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