日記ときどき週記...青木文

 

 

明日

コムスメに勝つ! - 2004年10月20日(水)

 コムスメという言葉自体、ギャグでもなければ聞かない日々です。
 この題名で分かる人にはわかったかと思われますが、今日の日記は台風でもメイド喫茶でもなく、NIKITAという最近創刊された雑誌のことです。先日の日曜、工房においてあるのを見てその素晴らしさに感動。久々にファッション雑誌なるものを購入してしまいました。
 姉によると、ターゲットは20代後半から30代の年収800万のOL、もしくは月々のお小遣いが40万以上の主婦。だそうです。そんな、ニキータの対象とする女性を艶女(と描いてアデージョ)と呼びます(ちなみに男は艶男と書いてアデオス)。このセンスだけでもお腹いっぱい。
 雑誌の内容は、艶女が持つべき小物、着るべき服などを紹介していくというオーソドックスなもののはずなんですが、ですが。
 私が一番心打たれたのは、シルクシフォンのブラウスをお勧めする記事。「天の羽衣」の寓話からも分かるようにふわふわ、ひらひらしたものに男は弱い。そんなわけでシルクシフォン(ふわふわとした透ける素材)のブラウスをお薦め。ついでにニキータお薦めの着こなしを教えちゃいます。みたいな記事なんですが。その着こなしのススメを原文ままに引用します。
 「これをビジネススーツの下に、ヌ−ブラのみで(!)で着たとすれば、それは史上最強の戦闘服」
 最強です。上司がそんな人だったら私のオフィスはバラ色です。一瞬、課長 島●作の有名な「社長婦人がコートを脱いだらマッパ」のシーンが脳裏にちらつきました。そのあとは「一度上着を脱いで後ろを向けば、ヌードな背中を強烈アピール! しかも胸元はボウタイが揺れて肝心の部分をチラ見せ……」と続きます。こんな30代嫌だ−!!
 そんな記事が延々と続くニキータ、秋の夜長の読書にイチ押ししておきます。けっこう、どのページも衝撃と笑いが詰まってます。


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 けっこう、嘘も多いです。と言うかその場の思いつき、嘘ばっかです。


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