批評について - 2002年10月02日(水) 昨日、A&Cのチャットで話題になっていたので私見ながらオンライン小説の批評について。 批評で辞書を引いてみたら「物事の良い点・悪い点などを取り上げてそのものの価値を論じる事。また、そのもの」とありました。 価値を論じる事なんですよね。そこが、感想とは違う所。 批評のしかたは色々あるのでしょうけど、批評家が何を望んでいるかで、こうしたらいいんじゃないかなと言うのを三種類に分けてみました。 一番目は作品をより良くして欲しいと言う気持ちから書かれた批評。これは、作品、作家の改善を目的とするのもなので、ともすると自分の意見の押し付けにもなってしまう危険があります。対象は作者なのだから揉めた時に備えてメール等、他者の目につかない所でやった方が騒ぎも少なく、他の人にかける迷惑も少ないです。自分の作品やキャラに盲目的な愛情を抱いている作者さんには嫌がられる事もあるし、作品の良さと言うのは人それぞれの感覚なのでその望みが満たされるかどうかは難しいです。 2番目のタイプはその作品の良さを皆に知らせたいと思って書かれた批評。これは皆に知らせたいのだから当然ある程度パブリックな場所での公表が必要です。自分のHPを持っているならそちらでもいいし、A&Cなら感想掲示板。その他にも、サーチエンジン等にあるお薦め掲示板などに書き込むという手もあります。これは対象が広い分、その批評を見て読みたくなったとか言う人が出る可能性は1よりあがります。望みが満たされる可能性は少し高し。 3番目は辞書の意味に一番近い形の願望。とにかく読んだ作品の価値を自分の中で位置付けたいと思って書かれた、自分のための批評。(それが作者の意図した所とは違っていても)作品に対する愛から書かれる1、2の批評とは違って、この人は面白くなかった作品でも批評します。ので、作者さんとの間にトラブルが起きる可能性も高いです。それも覚悟の上でやって下さい。それでもって、他の人になるべく迷惑をかけないよう自分のHP上で発表する事をお勧めします。彼等の望みは作品の研究なので、研究の成果をまとめて発表できれば満足できるはずです。 取りあえず、自分の思った事をつらつら書いてみたけれど、まだうまくまとめ切れてないなぁ。もう少しきちんとまとめたいです。 こんな話題だけじゃちとさみしいので今話題らしいこれを 本格ミステリファン度調査 私は27/300でした。少ない。本格ミステリファンには程遠いです。 しかし東亰異聞が何故に本格ミステリ?ゴーストハントの方が余程ミステリな気がするのですが。 これ、翻訳SFのバージョンもあるみたいなのですがそちらは見ると何故かブラウザが落ちて確認出来ず。 児童文学のも誰か作ってくれないかなぁ。 -
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埃の積もった本棚 |