実家2 美術館とか - 2002年08月22日(木) 実家で2回も日記書くなんて余裕あるなぁとか思う文月です。今日はのんびりしてやる!とか誓ったものの、レポート製作の為に兵庫県立美術館へ言ってました。 『美術の力−時代を開く七作家−』という企画展。現代作家の作品見るのは好きなので、それと青木野枝さんの彫刻が見たかったので、楽しかったです。 河口龍夫とビル・ヴィオラが良かった。河口さんのは『関係−蓮の時・再生』という方が面白かった。私が昔、よく夢に見た風景のようでした。眠りを侵して、天井へとのびるいくつもの蓮の茎。綺麗で良かったです。 ヴィオラの作品は、見たタイミングがきっと良かった。スクリーンに隠れている天使が、最初1人かと思ったら、実はそれぞれのスクリーンに1人ずついた。見てた人たち皆で、天使がどのスクリーンにあらわれるか探すのはちょっと一体感があって楽しかったです。 カタログ買ったのだけど、最後の方の『現代美術のグループ展を巡る問題について』という文章が、キュレイターと作家とのやり取りに触れられていておもしろかったです。こういうふうに考えて、出展作家を決め、展示について相談していったのかというのが分ると、よりいっそう展示が分り易くなるんじゃないかなと思う。 ●『夏の小鳥たち』ペネロピ・ファーマー/篠崎書林 読了 おもしろい。のだけど、ファーマーの作品が絶版になったのは何となく分る。翻訳ものの読み難さが出てる作品。誰のことをさしているのか分らない文章が多くあった。文脈の問題であったり、日本人には分らない文化の所為だったり、ただ単純に誤植ではないかと思うものも。翻訳ものを読みなれていて、文章の正否はあまり気にしないひと向け。書かれているもの、感性は好きな話なのだけど静かな話だし、あまり、受けというものは考えていないと思われる。そういう話があっていいけど。 <ウェブ読書> 『風影』読みはじめ。文章が整っていて読み易い。緑の世界に没頭。正統派ファンタジーはこうじゃなきゃ。 <連絡事項> 書き忘れてましたが、26までメール使えません。 私信 <おはぎさんへ> アンケート感想の最後の解答、「感想〜」から切れてます。宜しければ続きを教えて下さい−。 -
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埃の積もった本棚 |