日記ときどき週記...青木文

 

 

明日

眠る。 - 2002年08月15日(木)

 ただひたすらに寝ていた一日。腰の調子が何故か悪くて、前夜眠れなかったものですから(言い訳)。
 そんなに眠るくらい、何が疲れたんだお前。

 今日は(この日記を書いている時点ではもう昨日なのですが)終戦記念日でした。昼ごろに、遅ればせながらの黙祷。
 夕方に戦争についてのテレビを見ました。今も、色々な場所で、戦争が起き、戦いが終わった土地でも戦争は語られています。たくさんの人にそれぞれの言い分があって、私はそれを聞いて、自分の意見がもてずにふらふらします。それぞれ、皆、間違いだといわれることが合っても、自分の考えを信じてる。それが、聞く耳を持たないのか、確固たる信念なのか、それは私がきめることじゃ無い。
 私がすべきなのは、間違っても、ぶつかってもいいから自分の考えを持つことです。人に軽蔑されたり、怒らせることは嫌だけれど、守るものが無くちゃ、守ることが出来ない。今だけを見ている人は嫌い、自分がそうはなりたく無いから、いま間違っていても、明日のことを考えようと思います。
 で、戦争を知らない頭で考えて、私は戦争は嫌いです。自分が誰かを殺さなくちゃ何かを守れない状況にはなりたく無い。まず自分が生き延びることは大切で、その為ならいまも私は人以外の命を殺して生きていますが、殺したいわけでは無いです。人を殺そうとすると言うことは、常に自分も殺される可能性があると言うこと。死にたく無い私は回避できるなら限界まで回避したい。その為の努力を怠って、戦争が無くなることは無い、と言うのは卑怯です。

 少し話がそれますが、関連した話題で、赤李さんの「戦争に負けた僕、知らない君」という短編をお薦め。限り無くノンフィクションに近いフィクションと言うことで、事実の持つ重さが伝わってくる、しっかりした作品です。


 私が、語るのをためらうのはこういう「事実」にはいまの私の言葉では太刀打ち出来ないから。それでも、語りたいと思うけれど。


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昨日



 

 

 

 

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昨日  明日


 けっこう、嘘も多いです。と言うかその場の思いつき、嘘ばっかです。


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