お出かけ - 2002年08月03日(土) 金崎由紀子の展示を見に、久々に原宿方面へ出てきました。姉が引っ越してから久しく行っていない。何ヶ月ぶりだろ。原宿はお店は好きだけど、大通りの人の多さが苦手です。 外苑前近くの展示だったと、午前中に出発したので、最初は人がいなくていい感じ。しかし、展示は12時からだった(アホ)。1時間もなかったので、ワタリウムで時間潰し。ブックショップを堪能してきました。アンセルム・キーファーの水の写真集があって、洋書だったから詳しいことはわかんなかったけど、凄く綺麗でした。キーファーは別に好きと言うわけじゃ無かったけど、この作品は好きだった。オヤジが泳いでるのもいい。 で、開くと同時にギャラリーへトイレでの展示だったのですが、最初、場所がわからなくて難儀しました(笑)。ギャラリーの人に教えてもらって、トイレの中でぼーっと作品を見る。金崎さんの言葉はいつも切実だ。これを見てると、ネットで見かけるダーク系と言う作品がいかに安い言葉と感覚で書かれているか見せつけられる。本当に苦しいのは、一時の衝動よりも、向き合い続ける方が、ふとした時、側にいることの方がずっと恐ろしい。 なのでテキストを読んでいると、少しだけ悲しくなる。ぼんやりと、トイレにある巣(作品)を見ながら感想ノートに書き込んだ。作品リストを見ながら、昔の作品も読み返したくなった。展示タイトル「洗濯籠の中に巣くう小鳥」 -
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埃の積もった本棚 |