インコの巣の観察日記
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2005年04月15日(金) ジョルディ・ラルディン

明日のAtletico戦に向けて、Pochettinoが話してる。

「Fernando Torresへのパスを寸断しなきゃいけない」と。


まだ、斜め読みしかしてないけれど、Pochettino曰く「El Niñoは、前にスペースが必要な選手だから、

もし、彼のところまでボールを届かせなければ、ゴールすることは難しくなる」とのこと。

El Niñoにスペース与えちゃダメなんだってコトですね、Mauricioさん。

ちゃんと全文読みたいけれど、今日はちょっと集中力がないんで、また明日にでも読もうっと。



もう1つ、気になる記事が...。AtleticoとEspanyolと言う組み合わせならば、彼らが話題になるのは当然。

そう...両方のチームでプレーした経験を持つ選手が話題になる。今日記事になっていたのは、Robertoと、そしてJordi Lardinでした。


そう言えば、Robertoのこと友達はいつも“定岡”と呼んでいたっけ(爆)理由は簡単。元巨人の定岡に似てるから...(爆)(爆)

彼は今、どこにいるんでしたっけ??Segunda Division BのCulturalでしたっけ??

ちょっと気になったんで、調べてきました...はい、今シーズンもCultural y Deportiva Leonesaにいました。

ちなみに、CulturalははLeonにあるクラブです。ここは行ったことないけれど、

町並みはVuelta a Españaの中継で見たことあります(笑)


で、定岡のこと調べていたら思わぬ副産物も!!

Aranzubiaが台頭する前Athletic club de Bilbaoの正GKだった、

(Rayoでもプレーしていた...と言えば、コアなファンは覚えてるかも??:笑)

Imanol Etxeberriaも同じチームにいました!!流れ流れてSegunda Division B...

それでもfutbolを続けてくれてるのが、私には嬉しいです!!


そしてもう1人のLardin...彼もSegunda Division Bでプレーしています。

今シーズンもMadrid圏のチーム、Leganesのユニフォームを身に纏っています。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが...実は、このLardin、一度はfutbolを捨ててるんです。


私が2003年の2月にMadridへ行った時、気になっていたから尋ねたことがあったんですよ。

「Jordi Lardinは今、どこにいるの??」と...。

02/03シーズンが始まっても、Xerezの所属選手欄に名前を見つけられず、その他のSegunda Division Aは元より、

Segunda Bでも調べられるチームは全部調べて、それでも名前がなくって...友達と「Lardinはどうしたんだろう??」と

気になって仕方なかったから、Atleticoの練習を見に行った時にチーム関係者に聞いたんです。

すると...「Lardinはね、サッカー辞めたんだよ。」と聞かされたんです。



友達と2人...Madridの中心まで戻ってくるバスの中で、イロイロとLardinの思い出を話してた。

私は主にEspanyol時代の彼のことを、そして友達はAtletico時代のLardinのことを...。


ところが...2シーズン後の2004年夏...私はこんな記事を見つけたんです!!

嬉しくて嬉しくて友達に「Lardinが帰ってきたよ!!」と即行電話して、2人で「良かったぁ〜」と嬉し泣き(笑)



RobertoもLardinも、アトランタ五輪のスペイン代表だったのですが

(何気に私はこの時の代表が大好きでした。RaulもPeñaもMorientesも

MendietaもIdiakezもKarankaもOscarもSantiもそしてDaniもいたから....超豪華!!:笑)

私はLardinがスペインのA代表に入ることも、そしてそこでポジション取ることも、信じて疑っていませんでした。

あの頃私が描いた未来像...スペインの左サイドはVicenteやReyesが台頭するまでの期間、そこは彼の聖域になっていたのです。


でも、実際は...他人から見れば、彼のfutbol人生は不運かもしれません。

Espanyolが慢性的に財政赤字じゃなければ、彼は売られることもなかったかもしれないし、

そうしたら、ずっとEspanyolでプレーしていたかもしれない。Tamudoに一杯良いクロスを上げていたかもしれない...。

それでも...ケガやその他様々な要因が重なって、思ったようなfutbol人生歩めなくて

一度は捨ててしまったけれど、それでも再び芝の上に戻ってきた...そんなLardinは

私にとっては、変わらずステキなFutbolistaなのです。



このLardinのことを「Lentiniとイメージが被る」と言ってる人が居たけれど、

サイドの支配者、交通事故、失われたスピード...確かにそうかもしれないですね。




さて、そのLardinが両チームの対戦について語ってくれました。

Lardinはこの試合を直に、つまりCalderonで見るかどうかは決めてないって言ってるけれど、

でも、Espanyolのコンセントレーション先のホテルは訪れるつもりだそうです。

たくさんの、懐かしい仲間たちがいるからね。TamudoとかLopoとかSoldevillaとか。

それこそ、今レギュラーで頑張ってる選手の殆どを、少年のころから知ってるワケだもんね。


LardinはAtleticoへ行っても、Espanyolへの愛情を忘れたことはなかった...だって、彼は本当に根っからのPericoなんだもの。

Lardinパパが彼に青と白のユニフォームを最初に着せたのは、僅か...生後8日でのことだそうですから(笑)


「僕の心はペリコのものだけれど、でもAtleticoへの愛情も大きなものなんだ」

「Atleticoはホームじゃ滅法強いからね。2-1、TorresとSalvaのゴール、そしてEspanyolはTamudo。」

「シーズンが終わった時にはどうなってるかわからないけれど、明日の試合に関しては、

どちらか一方が負けると言うのなら、それは赤と白のチームではないと思う。」


ってことで、LardinはAtleticoの勝ちを予想しております(苦笑)

まぁ、妥当な意見でしょうね。だって60余年の歴史で4回しか勝ってないんだもん、インコは。



Atletico時代のことも、大切な思い出として残ってると語っていました。

自分にヨーロッパの舞台で戦うチャンスをくれたこと、そして、クラブの皆が、

いつだって自分に良くしてくれたこと、とても感謝してると言っておりました。


実は、RobertoとLardinだけでなく、この両チームでプレーした経験を持つ選手は

意外といるんですよね。昨シーズン限りで引退してしまったGKのToni Jimenezとか、

あるいはCapdevilaとか、シドニー五輪代表だったIvan Amayaとか...


さて、明日の試合はどうなるんだろう??Lardinの予想通りAtleticoが勝つのか、

それともインコが意地を見せるのか....なんで、この試合の中継ないんだろう??(苦笑)

仕方ないからラジオとLivetickerのお世話になりますか...




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