インコの巣の観察日記
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2005年03月02日(水) お誕生日おめでとう

¡ Feliz cumpleaños Mauricio !

どうか、貴方にとって素晴らしい1年となりますように...。





Mauricio Pochettinoは今日で33歳になりました。

もう、誕生日を迎えるということが、Futbolistaとしては嬉しくない年齢かもしれませんね...。

イヤでも、引退の二文字を現実のものとして捉えなくてはならない年齢になったのだから。

同じ歳のZidaneは引退時期を示唆し、またMcManamanも現役か引退かで揺れ動いてる。

少し上の世代は、今正に引退場所を求めていて...そして見つけられずに苦労してる。



「あと、どれだけ見ていられるのだろう?? あと、何度逢えるのだろう??」

そう考えると無性に寂しい気持ちになる。

気が早い...って言われそうだけれど、現にFernando Redondoは引退してしまったわけで...

Redondoの時もね、まだ遠い未来の話だと思っていたの。Real Madridでの6年間は余りに楽しくて、

幸せすぎて...私はどこかで、この時間が永遠に続くかのように思ってた。でも、そうじゃなかった。


誰しもスパイクは脱がなきゃいけない。最後の試合を誰もが迎えることになる。




たぶん...Pochettinoが最後の選手になる。

私にとって、自分のPasionの全てを捧げることが出来る選手と言うのは。


Gabi Heinzeのことも、Jarqueのことも、Maxi Rodriguezのことも、

Jonathanのことも、その他SaviolaやLuxやOscar Ustariのことも、

きっと...もっと穏やかな気持ちで見守っていくことになるんだろうな。そんな気がする。



何もかも投げ出してってそんな気持ちで応援するのは

Redondoが最初で最後って思っていたけれど...

でも、私の引退時期をPochettinoが少し延ばしてくれました(笑)




だから、私はPochettinoに感謝してる。

彼にはいつも言ってる「私の人生を豊かにしてくれて有り難う...」と。

その感謝の気持ちを込めて、私はありったけの声援と愛情を彼に贈る。




でもね、彼はきっと...皆が思っている以上に長く現役を続けてくれそうな、そんな気がしてるんです。

その理由はいくつかあるのですが...まず、彼がDFであると言うことです。

FWよりも確実に選手寿命は長いでしょ??そして、何よりも彼はケガに悩まされてませんから。

慢性的に膝やら足首やらに痛みを抱えていたら、かなり厳しいと思うけれど...

確かに今はケガで戦列離れているけれど、彼はどちらかと言えば健康優良児ですから(笑)


今までシーズンの大半を棒に振るような、そんな大怪我って経験していないと思うんです。

だから「体はもうボロボロ」なんてことはないし、プロとしてのデビューは17歳と早かったけれど、

代表デビューはその10年後の27歳と遅いし、その間所属してきたチームも常にLibertadoresだとか、

CL、UEFA CUPの常連ではなかったので(苦笑)、試合過多の過密日程を繰り返してきた身体じゃない。

つまりは、金属疲労を起こしていないって言うことなんです。




これからも、無理せずに身体を大事にしていれば、きっと人より長くプレー出来ると思うんです。

それに...スピードが落ちたら即通用しないとか、フィジカル勝負で負けたらもう戦えないだとか、

彼のプレーの特徴は、そう言ったものじゃないでしょ??




Mauricio Pochettinoはね、経験から学んだ技と読みと、そして何より“勇気”で以って守る人だから。





この先もきっと...Espanyolのために、全てを投げ出して闘ってくれるはず。

そして彼が貢献できるのはピッチに中だけじゃない。

Pochettinoはインタビューの中でこんな風に語っていた。



「自分がこのクラブにやって来た時にはまだ少年だった彼らと今こうやってDFラインを組んで一緒にプレー出来ること、

そして僕がfutbolの世界で得た経験を彼らに伝えることが出来ること、それは大きな喜びなんだ。」



そう...ピッチの外でも彼は若い選手たちの良き手本となることが出来る。

彼がEspanyolにもたらした物は一体どれ程のものなのだろう??

それを思うと、この青と白のクラブがMauricioを取り戻そうとした気持ちも判るし、

この先もきっと...彼にはそれに相応しい最後の場所を与えてくれるんじゃないか??と期待してしまう。





もちろん、Espanyolに帰ってきたことが仇になる可能性もあるのだけれど...。

今、多くの選手が引退の場所を求めながらも、それを手にすることが出来ないでいる。

人々の敬意と拍手を受けながら、その働きに対する労いを受けながらピッチを去ることが難しくなってる。

特に、1つのクラブに長く在籍することが難しくなってきてる今日では。


そん中、Pochettinoは最愛のクラブに戻ってくることが出来た。

それはとてつもなく幸せなことなんだとは思う。でも...ここが最後の場所とならなければ、

彼は本当に行き場をなくしてしまうと言うことになる。他に、彼の死に場所はないのだから。

このクラブを裏切ったり、あるいは裏切られたりすれば...他の誰よりも悲惨な目に遭うのだろう。




先のことは誰にも判らない。でも...私は、これからももっともっとPochettinoの笑顔が見られると、

そう信じてるし、それはきっと叶うはず。


どうか、彼にとって素晴らしい1年となりますように...。










そんなPochettinoについて、最近爆笑したことと言うか何と言うか...。


先日、すごく久しぶりにPiresのスレをのぞいて見た。すると、こんなことが書かれてました。


この前のクラブ・ピレスで書き忘れたんだけど、

「アーセナルではスタッド・フランセみたいなカレンダー作ってないんですか」

という女子リスナーからの質問にワロタ。



それに対するPiresの答えと言うのは、こんな感じだったそうですが...

「かんべんして下さい。そういうものはアーセナルでは作りませんよ。

それにラグビー選手と張り合おうなんて、そんな滅相もない…」






コレ見た瞬間、お腹抱えて爆笑してしまいました。

「じゃぁ、Mauricioは一体??」


Stade fr.のカレンダーとは、Dieux du Stade...スタジアムの神々ですね。

アレは人道支援目的に作られているものなので、その理念はとても崇高ですし、

モノクロのFotoはシンプルで本当に美しいの一言なんだけれど、

でもやっぱりモデルを務めるのは相当の勇気と決断が必要なんじゃないかと...。

現にPiresはカンベンしてくださいなんだよね(笑)




私、Piresならモデルつとめられると思うんだけれどな(笑)なかなかにセクシーな男でしょ??Robertさんは。


そう言えば...Gabi Heinzeは2004年版に出演してるけれど

アレは「あぁ、Gabiずるぃぃぃぃぃ!!」って感じでした(爆)

Gabiに比べるとPochettinoの潔さと言うか、その脱ぎっぷりは正にBrad Pittでした(笑)



Dieux du Stadeは最初はStade Franceの選手たちだけだったのが、

他のクラブの選手が参加するようになって、そしてラグビー選手以外として

参加した最初の選手が、Pochettinoだったんですよね。うん、その勇気と決断に私は拍手です!!(笑)



確か、今でも26ユーロで買えると思いますので、興味の(勇気の??)あるかたはぜひどうぞ!!






でも、このPochettino...女の人みたいに綺麗な顔してるんだよなぁ...ちょっと悔しい(苦笑)


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