インコの巣の観察日記
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- 走られるようにはなったけれど... -

ふくらはぎの肉離れから20日...ようやく、ピッチを走られるようになりました。
Poche、Toni、Posse、そしてDe la Peña...4人ともAlbacete戦はムリですが、
もしかしたら、1人はBarca戦間に合うかな??って感じですね。
たぶん、間に合うとすればIvanでしょう。Pochettinoは“poco probable”のようだけれど...。
この4人の中、一番回復に時間がかかりそうなのは、Martin Posse。
Pochettinoよりもさらに10日間長く掛かるって書かれてましたから。
やっぱり、こうやって見るとインコは層が薄いんだよね。
お金ないから補強あんまり出来ないし、仕方ないけれど...
確かに、AlbaceteとかGetafeとか、Osasunaとかに比べると予算は多いけれど、
やっぱりValenciaやDeportivoと比べると確実に1桁は違うから...。
収入と言っても、マーチャンダイジングに無頓着なクラブだからねぇ...。
ってか、自分たちのクラブと言うかEspanyolと言うブランドが売り物になるとは思ってないもん(笑)
Real MadridやBarcaはちょっとヤリ過ぎだって思うところもあるけれど、
でもEspanyolの商売っ気のなさも、少々問題だとは思いますが...(苦笑)
(今回のBarcelona滞在で、さらにその思いを強くした私なのでした...)
- 200試合出場達成!! -
今度のAlabace戦にて、DaniがLiga通算200試合出場を達成いたします。
これまでの道のりは↓こんな感じです。
93-94 Real Madrid 1試合 0得点
94-95 Real Madrid 1試合 0得点
95-96 Real Zaragoza 38試合 3得点
96-97 Real Zaragoza 33試合 5得点
97-98 Real Madrid 8試合 0得点
98-99 Mallorca 36試合 12得点
99-00 Barcelona 27試合 11得点
00-01 Barcelona 14試合 1得点
01-02 Barcelona 1試合 0得点
02-03 Barcelona 8試合 0得点
03-04 Real Zaragoza 15試合 3得点
04-05 Espanyol 17試合 5得点
Dani...最初に見たのは、Real Zaragoza時代の95/96シーズンですね。
そう、DaniとMorientesって私にとっては常に一対だったんですよ(笑)
だって2人揃ってZaragozaで活躍して、揃ってReal Madridにやってきたんだもの。
Real MadridがSEPTIMA、つまりCLで32年ぶり7回目のタイトルを獲得した時、
DaniはGutiと同じようにスーツ姿でバカ騒ぎしてた。ベンチ入りメンバーから外れたから。
あんまり、Jupp Heynckesには重用されなかったですよね...
ベンチでGutiやAitor KarankaやVictor Sanchezなんかと雑談してる姿をよく見てたから..。
彼も、Mallorcaでブレイクした後、Barcaでは不遇の時代を過ごし、
一時はfutbolを辞めようとまで思った程だったとか...(涙)
BarcaのDaniとEspanyolのDani、両方を知る友人が
「DaniはEspanyolで幸せそうだ」と言った。
うん、そうだね。やっと、落ち着いて自分らしくプレー出来るチームに巡り会えたんだね。
それを思うと嬉しくなってくる。そりゃぁReal MadridとBarca、両方を知る彼からすれば、
Espanyolと言うチームは物足りないかもしれない。クラブの規模もスタジアムの大きさも、
ファンの数も、何もかもが比べ物にならないほどに平凡なんだもの。
それでも、彼は今幸せだと思う。それは絶対に間違いない。Daniの顔見てると判るもん。
いとこであるLopoと同じチームでプレーするって言うのは、彼の夢でもあったはずだよね。
そう言えば、Daniの叔父さんもお兄さんもプロのサッカー選手でしょ??いとこもそうだし...まさにfutbol一家なんですね。
彼は先日31歳になったばかりですよね。まだまだ、この先いくらでもプレー出来る。
次は250試合、300試合出場目指して頑張って欲しいと思います。
記念のAlbacete戦でゴール決められると良いな。
知らない間にFigoファンの友人がMadridへ行ってる。
Helgueraファンのお友達もまた、Madridへ行っていた。
CLやUEFA CUPの再開に合わせて、また卒業旅行のシーズンも重なり、
相当数のファンが日本から欧州へ出かけているようだ。
昨日はMadridのSantiago Bernabeu周辺に、そして今日はBarcelonaのCamp Nou周辺で
数多くの日本人の姿を見ることが出来るのだろう。
私が海外へfutbolを見に出かけるようになった頃は、Real Madridの練習場へ行っても、まだまだ日本人は少なかった。
今以上にSerie A至上主義な時代だったから、イタリアでは多かったかもしれないけれど、
スペインへやってくるのは殆ど男の人で、私以外に女の子がいるなんて珍しかった(笑)
まだまだ選手たちも東洋人慣れしてなくて、ビックリされることばかり。
それが今や...時代は変わったね(笑)
来る人間が多くなったと言うことは、それだけファンの質も変わってきてるってこと。
私がReal Madridから少し距離を置くようになったのは、
常識をわきまえない人が多過ぎて、辟易することばかりになったから。
カンナちゃんも「同じ日本人として恥ずかしい」と書いていたけれど、
何だか、ヘンだよね。そうだよね、ファンの質が変わったんじゃなくて、
Real Madridの周囲にファンじゃない人が増えたからなんだよね。
特に、私の最も敬愛するex Futbolista(exを付けるのは未だにちょっと抵抗あるなぁ...)、
Fernando Redondoがとても厳しい人だったから、私は自然とファンとしての振る舞いだとか、
あるいは選手たちとの距離のとり方と言うものを身につけることが出来た。
スペイン人のファンの女の子たちを反面教師にしてね。ホント、兄ちゃんには厳しくしつけられました(笑)
選手たちは本当に皆優しいですよ。中には「やなヤツ!!」って人もいるけれど、
それは極少数派であって(Illgnerもファンサービスを一切しないと言うだけで、
別に人間として“やなヤツ!!”ってわけじゃなかった。あの人、本当に徹底していたよなぁ:笑)
本当にこっちが困るくらいに親切にしてくれる。「有り難うを言うのは私の方だよぉ〜」っていつも思う。
その好意と厚意の行為に漬け込むファンが多いように思うのは、何も私だけじゃないはず。
ファンの愛情は無償の愛のはず。だから、何も見返りは求めないのがフツーでしょ??
私は、自分の声援で大好きなチームの背中を押すことが出来るのが嬉しくて、
そして、私たちの声援に笑顔で応えてくれることが嬉しくて...だから、声援を届けに行ってる。
そう、ただ、その笑顔が見たくて...私はBarcelonaへ行ったんだ。
今回、結局Real Madridの練習場へは行かなかった。
Majadahondaへ行くのを好むのは、こっちの方が居心地良いから。
何に煩わされることなく、自分のペースで練習を見ること出来るし、
周囲にいるのは地元のおっちゃんたちばかりだから。
そのMajadahonda以上に居心地の良い場所が、Espanyolの練習場、
Sant Adria de BesosのCiudad Deportivaだった。
あんな牧歌的な練習見学って、他にないですよ(笑)
まぁ、周囲の環境が牧歌的なのは、Athletic club de BilbaoのLezamaがNO.1だろうけれど。
何が一番印象的だと言えば、今まで見たどのチームよりも、駐車場の車が地味だったこと(笑)
Real Madrid、Barca、Atletico de Madrid、Athletic club de Bilbao、Real Oviedo...
あるいは、日本のJリーグのクラブと比べても、ダントツで地味だった。
それが、私にとっては随分と好印象だったんですけれどね。だって身の丈にあってるんだもん。
それを思うと、Jのクラブって...異様に駐車場に止めてある車だけは立派だよなぁ、どのチームも。
(ちなみに、Espanyolで一番良い車に乗ってるのは、多分Tamudo。アレは10百万越えてますから。)
Espanyolの練習を見に来てるのは、本当にEspanyolが好きだって人だけ。だから、すごく居心地が良かった。
練習場でも、スタジアムでも、そしてファンが集まるBARでも、どこでも珍しがられたけれど、
でも、私がEspanyolのこと好きって判ると、皆凄く喜んでくれて、受け入れてくれた。
特に、Espanyolのファンが集まるBARは、ちょっとした穴場だから、私は本当に珍客でした(笑)
案の定「このBARの存在と場所、どうやって知ったの??」と聞かれたもん。
(わざわざこの場所を教えてくださったシトラスさんには大感謝です!!本当にお世話になりました。)
それにしても、やっぱりあの国ではfutbolは完璧に男性のスポーツなんですよね。
「誰と来たの??」と聞かれて、“Sola” 一人で、と答えるとカタルーニャ人のJordiさんも
メキシコ人のGabrielもメチャメチャ驚いていたもんな。
だから、「私だけでなく、Novioもfutbolが大好きだし、Mi hermanoもfutbolが大好き!!」
って言うと、「でも、キミが一番futbol好きなんでしょ??」と返された(爆)
えぇ、そうです、仰るとおりですよ!!(笑)
本当に、出会った人たち皆良い人たちばかりだった。
だからこそ、その厚意に報いるためにも、もっともっとEspanyolのことを応援したい。
そして、大好きな選手たちが「こんなファンを持てて自分たちは幸せだ」と思える、
そんなファンに、私はなりたい...。ありったけの声援と愛情を彼らに、para siempre...。
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