◇日記◇
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2014年02月25日(火)

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父が亡くなった後のこと。

両親のかかりつけの歯医者に、母を連れていった。

帰り際、さあ靴をはきましょう、と思ったところに

院長が外から(恐らく隣の自宅から)病院へと入っていらした。

そう広くもない玄関で他の患者さんもいるなか、私は身を隠す場もなく

ただ院長と母の間に、阿呆のように突っ立ってお辞儀を繰り返していた。

そしたら。

院長が私を不憫に思ったのだろうか

「お嬢さんは・・結婚していらっしゃる?」と。

はい、と答えると、それはよかった、ではお父さんも安心だ、と(笑)

この歯科医師と両親との付き合いは長い。

たまたま、当時の父の勤務先のそばで開業されていたことがご縁で、

結局亡くなるまで、診ていただいた。

こんな、でくの坊みたいな、歳だけくってるけどなにもできなさそうな娘を

一人残していったのでは、父も気の毒だ、と思ったのかもしれない。

ありがたいな、と思ったのだった。


sai |MAILBBSDiaryINDEXpastwill

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