◇日記◇
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『さささ』ぎん
樹木は種類ごとに違う言葉を使っているのだろうか、 ひょっとして方言などもあるのだろうか、とあらぬ方向へ空想が飛躍した。
上の句の「き」の繰り返しが心地よいリズムを作る。
山毛欅林、でいったん心がおさまるが
下の句のさわさわ・・ というさ音の繰り返しが
清冽な秋の風と葉擦れの音を思いおこさせる。
空の高みから降ってくるぶなの言葉を、あの滑らかな幹にもたれて聴く。
作者の過ごした幸せな時間は、誰にでも経験のある幼い日の記憶に通じている。
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