A Thousand Blessings
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2006年09月14日(木) テレビ版「世界の中心で、愛をさけぶ」見終わりました。。



音楽をやる楽しさがちっとも伝わってこない映画「スウィング・ガールズ」。
音楽という素材を舐めきっている映画「リンダ リンダ リンダ」。
出演者総イタコ状態で、天国の佐藤伸治も苦笑いの映画
「ロング・シーズン・レビュー」。
なんだかなぁ。。・・・・青春音楽映画よ・・・




大好きなドラマ演出家、堤幸彦の監督作品ということで
DVDレンタル開始まで楽しみにとっておいた「サイレン」。
僕的には、現在再放送中の「セカチュー」での堤演出にハマりっぱなしなので
堤さんならどんなものでも感動できるモード全開で早速鑑賞!

でもって、撃沈。しばらく、、言葉もなく。


一応、見るひともいるだろうからネタバレだけは避けるけど、
最初の5分で実は、8割方沈みはじめてんだよな〜・・^_^;
主演の市川由衣って、、なんすか?あれ。
え?!マジすか?!っていうくらいのZ級大根役者。いやいや、役者なんて
言い方は役者さんに失礼だ。
あ・・・けなしてばかりの自分が・・・空しい・・。でもでも、、これがけなさずに
いられようか・・。許せ。
一般論として。その1 かわいくない(可愛さの重要ポイントである
口元に若さが無い)。その2 発声不明瞭。これは菊川玲並み。
その3 声の種類が一種類。恐怖も喜びも不安も全部同じ声質。
その4 肉体的魅力に乏しい。これは主役を務める以上重要。
その5 とにもかくにも演技が出来ていない

原作自体面白くないし
そもそも堤監督がやるような作品ではないとおもうのだが
それでも監督は奮闘はしている。
誰の視点から描かれた映像なのか(おっとネタバレ寸前・・^_^;)、
その辺のごまかしは上手だと思う。
ただし、解決できない存在をそのまま放置してしまうのは
いかがなものか。あれとかあれ。
鉄塔のシーンはヒッチコックの影響?なかなか、堤監督のカラーが良く出てて
興味深いシーンではあったが、なにしろ主役が市川由衣だから・・・
ぶちこわし。
「TRICK」同様、カメラワークの面白さと編集のテクニックには
強烈な個性があって、さすがだと感じた。
ならば、その才能をもっと別の作品で別の役者を使って
生かしてもらいたい。
個人的には、宮崎あおい主演で宮部みゆき作品とか良いとおもうぞ。
おお!見てぇー!




現在は、9日、土曜日の夜。
月曜まで「セカチュー」の再放送が待てず、残りの4話分、
DVDをレンタルしてきちゃった。
あはは・・。もったいないねー。
だって、だって、みたいんだもん。これから一気に見るぞ。
綾瀬はるかもいいけど、桜井幸子も魅力的だな。
「高校教師」の頃よりずっと良くなっている。そうね、彼女にしたいなら綾瀬。
カミさんにしたいのは桜井。いや、彼女にしたいのは上戸彩。カミさんにしたいのは
篠原涼子。いやいや、彼女にしたいのは宮崎あおい。カミさんにしたいのは
小林聡美。そっだー、小林聡美がカミさんで、あとは全部愛人っていうのがいいや。



      ・'゜☆。.:*:・'゜★゜






今、「セカチュー」残りの4話、見終えた。
素晴らしかった。最終話、エンディングテーマとともに紹介される
それぞれの現在は、さりげないが、しかし鮮やかな印象を与えてくれた。
テロップが消えテーマ曲も終わった後、最後の最後に描かれる二人の
姿は、画面の色調と同じように暖かく柔らかで明るい。
堤幸彦演出の金字塔だろう。






響 一朗

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