A Thousand Blessings
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| 2006年09月04日(月) |
テレビ版「セカチュー」にのめりこむ |
今日は、8月31日。
テレビ版「世界の中心で、愛をさけぶ」の再放送を見るのが午前の日課になった。 脚本(森下佳子)と演出(堤幸彦ほか)がとにかく素晴らしい。 映画版では律子(柴咲コウ)が、テレビ版では明希(桜井幸子)が 全く別の関わり方ではあるが主人公の朔太郎(テレビ版では、現在を緒形直人、 過去を山田孝之が演じる)の人生に影響を与えるのだが、 強引な過去から現在にかけての関わり合いを見せる律子に対し、 明希は朔太郎の現在にのみ関わっていることで(まさか、最後に何かオチでもつく?)、 物語にリアルだがそれでいて自然な温かみと深みのある“詩”のような意味合いを 持たせる存在になっていると思う。
亜紀(綾瀬はるか)の体がすでに病魔に蝕まれている、という予備知識がなくても 第3話の港でのシーンには胸が熱くなるだろう。 純粋ということなんだな。もしもこの2人が結ばれていたとしても、 やがてはお互いに醒めて別れてしまったかもしれない。 それでもこの一瞬は純粋なんだよね。 それが若い頃の恋愛なんだと。まさに世界の中心に2人はいると、 美しい誤解をしてしまうわけで。
朔太郎を優しく抱きしめる亜紀。 朔太郎のモノローグが流れる。
「世界で一番美しいものを見た。世界で一番優しい音を聴いた。 世界っていうのは、抱きしめてくれる人のことで、あの腕の中はあったかくて。」
おそらく原作に書かれているんだろう。確信犯だとは思うけど、時には騙されてもいいな。
ちなみに。綾瀬はるかは、美しく、母性の象徴のようである。 映画版の長澤まさみに欠けていたのは、そういう部分。 でも女性から見ると、長澤まさみの方が感情移入しやすいかも。
話題は変わって。 9月13日で51歳になる。 人生だいたい70年だから、あと20年くらい。頑張っても25年ってとこかな。 ・・・・10年だったりして(汗)
だれか、バースデー・メールをくださ〜い♪
今日のBGMは、CDラックの片隅に眠っていた 「a tribe called quest/the low end theory」 「gang starr/hard to earn」
DJプレミアって、今聴いてもすごいとおもう。
amazonより、「湯川潮音/1stアルバム」「湯川潮音/紫陽花の庭」 が届く。友人の編集CDRにも収録されていた、“緑のアーチ”を聴く。 いいですねー。すごくいい。鈴木惣一朗のアレンジもどことなく ハイラマズっぽい、素敵だ。
響 一朗
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