A Thousand Blessings
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2005年10月23日(日) オリジナル編集CD-R 【 坂本真綾ベストセレクション〜うちゅうひこうしのうた〜】選曲 by 墨田妖児

まず、昨夜の報告から。
ザッパのDVD「BABY SNAKES」・・・・物凄かったです・・・。言葉ないっす・・。
こんなにキレイな画像でしかもライブでのザッパのエロトークが字幕スーパーで
初めてわかる喜び。もう、超下品なネタ連発ですが、ザッパ自体は至極知的な
パフォーマンスに終始する。リハーサルシーンでのザッパは完全な統率者です。
あらためて彼の音楽が緻密な計算の上に成り立っていることを思い知りました。
しかし、バンドのメンバーは何故にあんなに複雑な演奏をいとも簡単にこなせるのでしょう?
どれくらい練習すればあのレベルに達するのか。
テリー・ボッジオ(dr)とエイドリアン・ブルー(g)はもう上り調子の絶頂にあるときです。
もちろん、ロイ・エストラーダ、エド・マン、パトリック・オハーン、トミー・マーズ、
ピーター・ウルフ等つわものどもの個性炸裂パフォーマンスも超見ものですぜ。
ブルース・ビッグフォードのクレイアニメ(コマ撮りアニメーション。ブルースの場合は
粘土を使用)が、そうあの有名な悪趣味作品が
全部見れちゃうのですー!うおおお、、何年ぶりに見たんだろうか、俺。
携帯で撮った画像を載せておきます。テレビ画面を撮ったので汚くてすみません。
粘土人形がグロテスクで面白いです!
       ↓












・’゜☆。.:*:・’゜★゜



昨日の日記にも書きましたが、坂本真綾と菅野よう子の関係は特別だと思います。
菅野よう子が作り出すメロディ・ハーモニー・リズムなしでは、坂本真綾の魅力を
100%聴き手に伝えることは不可能であると考えます。
こういうのを完璧なコラボレーションというのでしょうね。



オリジナル編集CD-R sumita’s selection 2005.10.23



【 坂本真綾ベストセレクション〜うちゅうひこうしのうた〜 】 責任選曲 by 墨田妖児


※ 作・編曲・キーボード・プロデュース 菅野よう子


1 ヒーロー   (2:45) 詞・坂本真綾 


アルバム「少年アリス」収録


2 Life is Good   (4:14) 詞・ティム・ジェンセン 


アルバム「ルーシー」収録


3 プラチナ  (4:10) 詞・岩里祐穂 


オリジナルアルバム未収録 (アニメのサントラ盤に収録)


4 03   (5:52) 詞・坂本真綾  


アルバム「少年アリス」収録


5 マキバアリス!  (4:46) 詞・坂本真綾 


アルバム「少年アリス」収録


6 I & I  (5:16) 詞・岩里祐穂 


アルバム「グレープフルーツ」収録


7 Dive  (5:22) 詞・岩里祐穂 


アルバム「Dive」収録


8 約束はいらない  (3:30) 詞・岩里祐穂


オリジナルアルバム未収録(3と同じく)


9 Call To Me  (4:43) 詞・アラン・ブレイ 


アルバム「少年アリス」収録


10 走る  (5:34) 詞・岩里祐穂


アルバム「Dive」収録


11 うちゅうひこうしのうた  (3:44) 詞・一倉宏 


アルバム「少年アリス」収録


12 しっぽのうた  (2:42) 詞・一倉宏 


オリジナルアルバム未収録


13 私は丘の上から花瓶を投げる  (4:40) 詞・坂本真綾  


アルバム「ルーシー」収録


14 Feel Myself  (6:52) 詞・坂本真綾&岩里祐穂 


アルバム「グレープフルーツ」収録




菅野よう子が世間で(アニメファン以外のひとたちにも)認知されてきたことを嬉しく思います。
ただし、彼女の作品の全てが価値あるものかというと、
残念ながらYESとは答えられません。
僕は菅野よう子の才能を高く評価していますが、
大人気アニメ「カウボーイ・ビーバップ」でのジャズへの接近や
「ターン∀ガンダム」でのクラシック&ワールドミュージックへの接近を
手放しで賞賛する風潮には、疑問を感じています。
意匠を凝らしてはいるが、深みに欠けます。何故そうなるかというと、
彼女が筒美京平とよく似た職人気質の作・編曲家だからではないかと。
ハードバップや交響楽やブルガリアン・ポリフォニー
を彼女が真面目に“勉強”すればするほど、坂本龍一的な中途半端な音楽家に
なっていくように思います。進むべき方向性を勘違いしているのかもしれません。
彼女の持ち味は、筒美京平と同じように、職業作曲家としての引出しの多さを
フルに活用した楽曲で、遺憾なく発揮されます。
ポップスや映画音楽(エンニオ・モリコーネ的な。余談ですが、エンニオ・モリコーネの
クラシック作品も驚くほど面白くないです。どこか、二人は共通します。)における
菅野よう子は特別な存在だと僕は認めます。フットワークの軽さも特筆に価します。
特に、彼女は“優れた声”との関係において、その能力を最大限に生かせる作家
ではないかと、僕は考えます。
まずは、坂本真綾と菅野よう子のすべてのコラボレーション作品を聴き返すことから
始めましょう!

それにしても菅野よう子さんは素敵です→


響 一朗

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