手紙を書いていました。 その時はまだ、不安が口を開けて隣に座っていたので。 そわそわ。
そう、そうやって手紙を書いていました。 一時間くらい、悩んで悩んで書いたんですが。 合計8枚がゴミ箱行き。
どうでもイイコトばっかり、つらつらと長いだけになってしまう上に。 誤字多すぎ。しかも、自分、字汚い上に小さいし。(溜息)
紙が足りません。 なんとかしてくれ、私。
ベッドの上で 椅子の上で 誰かの頭の上で 歌おう
雲の上で 謳おう
雲の上で、泉を見つけた。 空の天辺の色が湧き出ていた。 水じゃないから、色溜まり。
そこに映してみる。 私の姿を。
覗きこむと、私の姿は、やっぱりそこにあったけれど。 映っていたのは、私だけじゃなかった。
私が好きな人が映っていた。 大切な人が映っていた。 嫌いな人が映っていた。 もう二度と、顔も見たくない人も。 よく、覚えていない人もいた。
全て、私を創った人なのだろう。 そうやって、私は色々な人に出会って、別れてきた。
そして、これからも、出会うのだろう。別れるのだろう。
憎むほど愛する人が、いつか現れるだろうか。 殺したいほど、嫌いな人も、現れるだろう。
そうして、私の色溜まりに映る人は、確実に増えていく。
さあ、今日は、あの泉から、何が生まれるのだろう。 空を飛んで、私の元に、何が届くのだろう。
ワクワクしながら、イライラしながら、怯えながら。
不安と焦りと恐怖に脅かされながら。
今日も、私は。
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