Sing A Song

2002年06月02日(日) 嵐の夜が好きなんです。



轟々と、風が鳴る。

激しい雨音とともに。



もっと降ればイイ。
もっともっともっともっと、降って……

私も流してくれ、マジに。

自分が、嫌いなんだ。
こんな自分が嫌いなんだ。
その激しい雨で、洗い流してくれ。
真っ白でなくてもイイから。

望むのは純白。

でも、そんなのはもう無理だ。
どうでもイイ。
とにかく、あの私をどうにかしてくれ。
あの惨めな私を。

私の頭から、記憶から全部飛ばして、全部消して、全部全部全部全部。

アレは紛れもなく自分だった。
なんて、情けない姿。
逃げて逃げて逃げて、そして、今何が残っている?

残ったとも、残ったよ。

山のような後悔が。
惨めさが。
傷ついた自尊心。
弱さにも気付いた。


風の音を聞いていると、思い出すんだ。
雨の強さに比例して、思い出す。


だから、雨が嫌いなんだ、嵐が嫌いなんだ。
あの音をどうにかしてくれ。
うるさくて、眠れない。


嫌いだ、嫌いなんだ。
いやだ、逃げたい。
疑問ばかりが、後悔ばかりが膨らむ。

あの時に生きていたコトすら、後悔している自分がいる。
ああ、面倒くさい。
考えたくないんだ、何も。
面倒くさい。


わからない。
今何を考えているのかもわからない。
何を言いたいのかもわからない。
そんな自分にイライラしている。
何がわからないのか。
何故そんなにイライラする必要があるのか。
それすらわからない。
さらにイライラする。
こんな自分を消してしまいたい。

楽になるんだろう。

もう、何も考えなくてすむ。
罪悪感も感じない。
責められるコトもない。
批判されるコトも、ない。

でも、消えてどうなるか、怖い。
未知の世界は怖い。
死ぬのが怖い。
死にたくない。死にたくない。
まだ死ねない。

こんなヤツに、同情の価値なんてあるのか?
無いね。でも、同情してくれ。
しなくてもイイ。してもイイ。
どうせ何も変わりはしない。
どうせこんなもの、自己満足にすぎない。
見てくれ、私を。
これも私だ。
逃げて逃げて、今からも逃げて、現実からも逃げて。
情けなくて、弱くて。
嘘つきなんだ。
信用する価値も無い。
でも、信じて。
同情して。
醜いだろう。
醜い。
でも、信じて。
私の言ったコト、全てが嘘でも、信じて。
私を見て。
凄くなんかないんだ。
弱いんだ。
強くなんてないんだ。
そんな私も見て。
カッコ悪くて、最悪なんだ。
八方美人で、騙されやすくて。
それも私なんだ。
全部私なんだ。
私だ。


ああ、雷が鳴ってる。
雨が強くなる。


もっと降れ。
もっともっともっと降れ。


自分が好きだ。
嵐が好きだ。



不安だ。
怖いよ。


何かにひたすら怯える。
わからない。
こんなに悩みなんてなかった。
幸せだったはずだ。
なぜ、こんなに言葉がでてくる?


私を好きになってください。
ありのままの私を愛してください。誰か。


ごめんなさい、私は弱いんです。
嘘つきなんです。
でも、貴方と踊りたい。


足りない、こんなんじゃとてもじゃないけど足りない。
全部足りない。全然足りない。
努力が足りない。
しっかりと、向き合わなきゃならないんだ。


もっともっともっと、嵐が強くなればいい。
雨も、もっと……


嵐の夜が好きだよ。



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