あたしと彼のこと
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2002年03月26日(火) 思い出した怪しいセミナー

部署の引っ越し、それに関する技術の取得、体験講習の勉強。
新しい人間関係、親の問題、彼との関係、日常がとてもあわただしくて
忙がしいけど、けっこうココロは充実してます♪
そう・・・充実。こう思えるジブンというのは良いものですね。うん(^^)

なぁんて爽やかに感じているのに、何故か嫌なことを思い出してしまい
ました。コンチクショウ、でも思い出してしまったので、書く。

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そう、あれは9年前。そんなに仲が良いとは言えない友達が久しぶりに
電話してきたと思ったら「おごるから、飲みにいこうよ」と軽く誘われ
タダ飯だ!と喜んでついていったわたし。

夕方に待ち合わせ、連れて行かれた先はなんと「自己啓発セミナー」と
いう札のかかったビルの一室。「あれ?」と躊躇しながらはいった部屋
には既に十数人がいて、初対面のわたしに気持ち悪いほど友好的な挨拶
をかけてくる。状況がつかめず狼狽しているその隙にすかさず司会らし
き人は「では二人ひと組になって」と言う。
悲しいかな、成すが侭になるわたし。そして偶然にも隣に居た初対面の
おぢさんとペアに…(T-T)

なんなのよ、どうすんのよ、とか思いながらも司会が言うままに「おぢ
さんを見つめ目を反らさない訓練」とか「おぢさんの外見の印象を見つ
めながら述べる訓練」とかさせられる始末。

半泣きになった頃ようやく我に返ったわたしは、その友達を探し「帰る」
と言い捨てその場を去ったのですが、それを追い掛けてきた友達は「悪
かった」とだけ言って、なにが悪いのかなんて全く知りもせず、また、
知ろうともせずに只ひたすら謝ってくる。わたしはそれにまた腹がたち
…でも説明して和解する気力もなく、せめてタダ飯はしっかりおごられ
て帰ってやるぜ、という根性でもって意地をみせ速攻で中華をおごられ
帰宅したのでした。

一体全体、誘ったあの友達は、わたしのどこを見てあんなトコに連れて
いったと言うのだろう。なんだか「そのつもりでしょ」と勘違いされて
いいようにヤられてしまった感じ。

でね、当時の事件からくる教訓とその決意は、けっこう堅くってね
季節の今頃になると、時計の短針が8を指し鳴り響く目覚ましのごとく
あの時のおぢさんがわたしの心に刻まれていて、必ず思い出しちゃうん
ですよね。まったくもう。

これはある意味、立派なトラウマ。いまならわかるぞコンチクショウ。
ふんだ、ちなみにそのお友達はあれから二度と連絡は来ませんでした。

さて、もうすぐ社会人になる方がたくさん見えると思いますが・・・
さして仲良くない友人の誘いと、こういうセミナーには気をつけてね。
全部が全部そうじゃないけどね。春は多いからねホント。


桑田そら |MAILHomePageBBS

読んでくれてありがとう。

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