あたしと彼のこと
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2001年11月25日(日) 言葉を欲しがる

やっと会えました
と言ってもただの数日ぶり

夜ようやく時間ができたので、彼のもとへ

わたしは「あいたかったよ」って彼に言う
彼は何も言わず、ぎゅうと抱きしめてくれる
「好き」と言うと、なお、ぎゅうと抱きしめる
何も言わない。

コトバにしてしまうのキライなんだよね、わかってる
好きじゃなきゃ抱かない、ちゃんと気持ちは伝わってる
それでもなお、言葉を欲しがる私
「ねぇ、名前よんで」
彼に髪を撫でられながら、そら、と耳もとでかすれた彼のゆるやかな声
その音の中に「好き」が込められている
そう感じると、しぜんに涙ぐんでしまう

なに泣いてんの?そう聞かれると、感動したの、と打ち明ける
こうなると私はどうにもならないほど彼が愛しくなる。
彼の好きが、からだじゅうに伝わってくる、嬉しい
私は何も言わずに、からだのかたちと温もりを確かめてそっと撫でる

あいかわらず…わかってるんだけど、いつもしてしまう
幸せのこと(^^*


桑田そら |MAILHomePageBBS

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