夜中の電話。

夜中、もう1時を回った頃、
友人から電話がかかってきた。

関係ないが夜型なあたしが寝ているはずがない。

友「もしもし!聞いてよぉー!!」

の「な。なにね・・。」

友「あ、てーか声まだ治ってないのね。」

の「うん、今日大学行ったらぶり返しちゃった。」

友「・・バカー何やってんの。」

の「だってレポがね・・」

友「単位足りてる人間が何をいうか!」

の「ぁ・・。」

やはり風邪は治りかけが肝心らしいと
身をもって体験してみました。

友「でね、聞いてよー。」

の「うん。」

友「あの○○ちゃんの彼氏のことなんやけどさー。」

の「ああ、こないだ付き合い始めた△△くん?」

友「そそ、△△。あいつサイアクなんよ。」

の「え?え?なんで?」

友「○○ちゃんの友達の□□ちゃんが、あのスーパーでバイトしてるやん?」

の「うんうん。」

友「そこに△△が来たんやって。」

の「うんうん。」

友「そんでな、その□□ちゃんのレジにならんで、
  帰りぎわに「つか○○が毎日うち来るんやけど・・重い・・。」
  とか言って帰ったらしいんよ。」

の「・・・」

友「なんで○○ちゃんの友達にわざわざ言う必要があんねん!!」

の「まぁね・・。」

友「言うんなら本人に言うべきやと思わん?!」

の「それはやっぱ間接的に本人に言ってくれってことやない?」

友「それってサイアクやんかああああああああああ」

絶叫する友人。

それもそうである。

もともとこの△△くん、
○○ちゃんの気持ちに気付いていながら平然と
「俺からは何もする気ないよ。向こうが来たら断る理由もないけど。」
とめちゃくちゃなことを言っていた人間なのである。

要するに最初っからそんなに好きでもなんでもない、と。

つーかこんな奴のどこがよかったんだろう。


友「自主性に欠けるのもほどほどにしろって感じよねえ。」

の「確かに彼女の友達に言うのはひどいなあ。」

友「やろ?!ヒドイよね!しんっじられへん。」

の「まぁ、言えない人なんじゃないの?」

友「○○ちゃんめっちゃ喜んでるのに!」


・・そして、
気付けば1時間半喋ってました・・。

そして朝、
風邪ちっとも治ってない!
むしろ悪化してるよママン。

おいおいどうすんだあたし・・
人の恋愛の話をしてる場合じゃなかったよ。
2002年06月01日(土)

非凡なる平凡。 / のりこ。

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