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れいぞうこメモ
By さくじゅん@ジャミン・ザ・キッチン


2005年11月05日(土) 忘れないうちに書いておこう。

今日は会社の大掃除だった。
さすがデザイン会社。情報を取り扱う会社。
はたけばはたくほど膨大な量のものが詰まっているのが明らかになった。
それらをちゃんとより分けた上で、
いろいろなものを捨てた。




私がこの会社に入ってから、あさってでちょうど8ヶ月になる。
まだ、8ヶ月しか経ってないけれど、この会社の歴史から見れば捨てるにも足りない短さだけど、
自分の中ではやらせてもらえて特にうれしかった仕事が、今のところ2つある。

1つは、
ある製品ロゴを作らせてもらった仕事。

会社入って、2ヶ月か3ヶ月か経った頃だったか。
多分、初めて、4色でラフ(下書き)から制作まで一通りの行程を、ある程度任せてもらえ(て、実際なんとか一通りこなせて、自分が考えた通りに大幅な変更もなく通っ)た仕事だったと思う。
それだけに、すっごく「やり遂げた感」を感じた。
ほんの、小っちゃいロゴだけど。
ちゃんと製品のシールになったのをいただいた時には、うれしくてちょっと泣きそうになりました。

2つ目は、
最近やった、あるチラシを制作した仕事。

A4サイズ一面の、キャンペーンを告知するチラシ。
これも、チラシでは、ラフから制作まで一通りやったのは、考えてみれば初めてでした。
下書きの段階ではなかなかイメージがわかず、苦労したのですが、
「主になる色は赤がいいね」って、アドバイスをいただいてから、その色に導かれるように、するするっと制作できた。
やっててすごく気持ちよかった仕事。
で、完成してしばらく経ったある日、
そのチラシを出した店舗の前を通ったら、そのチラシの拡大版が店頭に掲示されていて。
思いがけず、自分が作ったものに出会うというのが初めての経験で、
「これ私が作ったんです!」って、見知らぬ通行人に自慢したくなりました。


これはまた別の仕事の話で、
展覧会で展示されるパネルをリメイク(昔、展示されたことのあるパネルを編集し直した)しました。
それが完成し、実際の会場に展示されてから、見に連れていってもらったんですけど、
それも、初めての経験で。
自分が描いた見取り図どおりに、いや、それ以上の存在感をもってそれはそこにあって、
とにかく、「ああこんなんなるんやー。実際こんなふうに見えるんやー」って、
やっぱりうれしくもあったけど、驚きもあって。
「自分はエンドユーザー(私たちに直接仕事をくれる企業が集めたいお客さんたち。この場合は、展覧会を見に来る一般の人々)のことを考えて、仕事をしているのか?」
ということを、改めて強く思いました。




石の上にも3年、は得意なほうだと思う。
幼稚園の頃、鉄棒に100秒ぶら下がる競技で優勝したこともある。
私が一人前のグラフィックデザイナーになれるまで、何年かかるかは分からない。早い人で5年だという。

がんばります。がんばろう。


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