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| 2002年02月01日(金) ■ |
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| 『老いる』ということ。 |
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自宅療養がちょいと難しかったので養護施設のような所に 2週間くらい祖父を入所させていました。祖父はもう80歳は 超えていると思います。かくしゃくとした頑固じ〜さんといった イメ〜ジしかなかったのですが、老いる時は坂道を転げ落ちる といった感じさえします。日に日に、衰えていくのが手に取る様に 分かるんです。家族の努力では頑固な祖父ですからどうにも 体調をキ〜プさせる事は出来ません。黄疸やむくみが出たり、 足下がおぼつかなくなったり、耳も遠くなったり、多少ボケてきたり。 家族は祖母以外は働いているので、(祖母も面倒は見れないので) 日中もちゃんと世話の出来る施設に一時入所してもらったのです。 しっかりケアしてもらえるから体調の衰えも少しはストップするかな? と思ったんですが。そ〜もいかないのですね。 寝たきり状態となって帰宅してきました。私はそんな祖父に会うのが なんか怖くて、まだ顔を見ていません。 誰しも直面する『老い』という現実ですが、実際に目の当たりに してみるとかなり残酷です。 他人の老いていく経過を見ていくのはとっても嫌。 自分が死んでしまった方がよっぽど気が楽な様な気がします。 衰えているとはいえ、元気な祖父と会えるのはもう時間が限られてる と思います。 日記とはいえ、暗いお話でゴメンなさいね。
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