どうして私は慢性的な寂しさから逃れられないんだろう。 寂しくなくなることが夢。
夢は見るもの、叶えるものじゃない。
私の人生に、もう彼は必要ないの。 単身赴任先でひとりで苦しんだらいいよ。 仕事が辛かろうが、話し相手がいなかろうが、私には関係ない。 離れて住む家族の為に、勝手にひとりで耐えたらいい。 家も買ってあげたらいいよ。
ひとりの週末も慣れっこ。 べつに寂しくない。
小さい頃からふつうの人が当たり前にできることが私にはできなかった。 不良品だから、いつも両親に怒られてばっかりだったんだ。
私にイメージを押し付けられるのはもうたくさん。 自由になるの。
もう全部私には関係ない。
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