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| 2003年08月30日(土) ■ |
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| はじめて・・・ |
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ひとりもの歴の長い私だけど 知らず知らずのうちに殻に閉じこもってしまっていたかもな。 こわくて 人にぶつかることができなくなってた。
家族じゃない他人が、自分を気にかけてくれる事を 信用できないし、傷つくくらいなら 一人でボーっと過ごす方がいいなんて思う事もあるし。
友達と遊んでいても、会社の仲間と騒いでいても この諦め感みたいなものはずうっとわたしにくっついていた。
頭ではいろいろ考えるんだけど 頭でっかちになるばかりで、一向に行動は伴わなかった。
どうでもいい人には過去、なんでもかんでも話せたのに。
ひさしぶりに恋愛をした。 その恋愛は周りから見ればニセモノだったかもしれないけど わたしにとっては当然ホンモノで。 一生懸命彼の中でのホンモノに近い部分を探してた。
毒舌と言われたわたしも おもしろいくらい何も話せなくなって 肝心なこと何一つ話さないまま、ただ愛想笑いして 恋愛は終った。
でもね。今日、やっとひとつの事を達成できたのだ。
いつも飲み込んでた言葉は、何種類もあって ささいなことから重大なことまで色々あったんだけど 職場仲間だしって、わたしも勝手にツーカーぶって もしかしたら大人だと思われたくて?恋愛してからずっと 本来のわたしでなくなってた。
(本来のわたしの恋愛パターンは、図々しくわがままになるのです)
生まれて初めてパニックになるくらいの疑惑が 今日、ハタとやってきて そうすると椅子に座ってられなくなった。 ちょっと時間が開いた隙にわたしの態度がおかしくなってたのに 彼はいぶかしげだったけど絶対にどうしたん。なんては 聞いてくれない。
思わず二人きりになる機会があったので 今聞かなかったら、週末楽しめないし これ以上キライになったって、逆に嫌われたって 後は楽になるだけだと思って 「ひとつだけ教えて欲しい事がある」っていえた。
「なんやねん、はやく話せや」って言う声に 普段なら怯んだかも。 ながーい間の後、深呼吸して聞いたことは 結局誤解で、彼は馬鹿笑いしてたけど 何を言われるのか、緊張してた表情から あのホッとした顔は嘘を言ってないことを表してるけど わたしは、やっぱり嬉しかった。 キライにならずにすんだことが嬉しかった。
はじめて彼に、自分の気持ちを正直に伝える事が出来た。 まだまだちいさなことだけど、今は満足してる。
これをのりこえたら、きっともっと周りを見渡せて 自信を取り戻せるような気がする。
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