つぶやける乙姫
辛口なのか、毒なのか・・・

2006年09月29日(金) 連れ帰る

母と協議した結果、やはり多少強引にでもマルを連れ帰った方がいいのではないかという結論に至ったワシです。


もしもストレスが原因で起こった膀胱炎ならば、入院している限りマルはよくならないと思うのです。これが運動不足が原因だとしても、同じことでしょう。


となると、とりあえず傷口の方は一時退院の話も出ていたくらいに安定してきているのだから、我が家の一室で隔離でもして、ウキウキとマルが走り回らない環境を作った上で、それでもできるだけのびのびと生活していただければ、これ以上悪くなることはないのではないかと思ったわけです。



というわけで、今日も面会に行った際に、若い先生に

「あの〜、まだ家に連れて帰ることって、できないですよねぇ・・・」


と、弱気につぶやいてみる。すると、


「そうですねぇ〜・・・」


と返した先生が、それでも大先生に進言してくれたらしく、オーナー先生がやってきて


「そうですね、無茶をしないということで、一度帰ってみますか?」


という運びになってくれた。


実際、この時点でマルは毎5分ごとに尿意を訴えるほど、余裕の無い状態。
鳴く声もどこか弱弱しく、いかにも病人って感じ。おまけに食欲もないのか、お腹がぺっこりとへこんでいて、いつものプリプリマル君ではないのです。


そんなマルを抱えてキャリーにいれ、バイクの荷台に乗せて家まで爆走。
久しぶりのバイクに、マルはおびえていたものの、とりあえず家に着くと


「あ、家だ♪」


と思うのか、早速トイレのある場所まで走って、我慢していたおしっこをしておりました。覚えているもんだねぇ〜。


んで、マルの隔離部屋を作り、冬の間にキナコ用として使っていたトイレをマル用にして置き、ご飯とお水も一部屋で全部済むように設置、あとは、ワシが傍らについてマルのエリザベスを外し、マルができるだけのびのびとできるように(とはいっても、傷口を舐められると困るので、そのそぶりが出たら、ワシがそくストップをかけなければなりません)してみました。


するとマルはこの4ヶ月の鬱憤を晴らすように、ひたすらとグルーミング!!


ただひたすらにグルーミング。


猫が綺麗好きって本当なんだなと、改めて感心しましたよ〜。

見る間に綺麗になっていくんですもの(笑)。

それと、もうひとつ感心したのは、傷口に触れるそぶりもないのです。
いい加減、その傷口はそういうもんなんだと思ってくれたのか、それとも他の汚れが気になるのか、ひたすら身体を舐めている割に、傷口は舐めないのです。




偉いね〜〜〜〜〜。




んで、グルーミングが終わると撫でて欲しいのか、ブシュルブシュルと鳴きながら近づいてきたので、久しぶりのラブラブタイム♪

そして、ご飯、お水の4つがローテーションでクルクルと回りながら2時間ほど。エリザベスをつけていたときには5分置きにいっていたトイレに、2時間も行かなかったのです!!



たしかにまだ血尿っぽいんですけども、とりあえず我慢できるようになったということは、快方に向かっているのではないでしょうか?




もうこうなったら、愛の力で傷口と膀胱炎の両方を治してみせたいと思います!!!


がんばるぞ!オー!!


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