つぶやける乙姫
辛口なのか、毒なのか・・・

2006年04月05日(水) サントリーホール

いやぁ〜、前から一度聴いてみたかった西本智実指揮のコンサートを見に行って来ました!

その前に、自由が丘でスイーツを満喫したりと、雨の割にはいい日だったんので、ゴキゲンでしたねぇ。


んで、西本さんの活動拠点はロシアでありながら、最近よく日本でやっているにも関わらず、なぜ今日の公演がよかったかというと、曲目の中にエルガーの「威風堂々」があったからなのです。

うちの母もそうなのですが、ワシもこの曲が大好きで、この曲を生で聴くとどうしても泣いてしまうほど好きなのです。

・・・まぁ、「ブラス」というイギリス映画のせいが大きな理由のひとつですけどもね(笑)

イギリスの作曲家の中でも、世界に知られる数少ないうちの一人エルガーの作で、イギリスの第二の国家といわれているこの曲ですが、いやはや本当にもうとにかくカッコイイ曲だと思うのです。しかもドラマティック!!!ブラス系の楽器のよさを発揮させる名曲でしょう!!


席も非常に西本さんに近く、あまりの近さに逆にビックリしたのですが、サントリーホールのかっちょよさにも感動しながら、聴いてまいりました。



いやぁ〜〜〜〜〜、いい曲だ〜〜〜〜(>_<)



当然、泣かせていただきましたがな(笑)

こらえていても、ラストの方の「ちゃ〜♪ちゃらら〜♪ら〜♪ら〜♪」のとこがくると、感動に胃がきゅ〜〜〜〜んとしてしまうのです。
そんで、どわわ〜〜〜っと、涙が・・・(^^;)

ううう・・・この曲を聴くたびに、吹奏楽部に入っておくんだったと激しく後悔するんだよね・・・。そんで、この曲をやりたかったと・・・。

でも、入らなかったからこそ、この曲にここまで純粋に感動できるのかもしれないけどね〜。そこは分からんですわ、いまとなっては。


西本さんの指揮は骨太さと繊細さが同居してるような不思議な感じで、初めて生を聴いたけど「へぇ〜」って感じでした。にわかチャイコファンとしては6月の「ジーズニ」もすっごくすっごく聴きたいんだけども、クラシックのオケのチケは非常に高いので、悶絶打ちながら悩んでいる状態です。



誰かおごってくんないものか・・・(←おい)。




にしても、西本さんってばハンパなくカッコいいねぇ〜〜(>_<)
やばいっすよ、女性用燕尾服も素敵なのじゃ。地模様っぽく刺繍みたいなのが燕尾のふちにはいったりしてて、燕尾なんだけど女性らしさもあって、でもなんといってもタクトを振る姿が美しくて気絶しそうになる(←おい)。踊るように、たゆたうようにリズムをとる姿そのものがひとつの美であるように感じるのです。
女性を見ていて本気で「抱かれてもいい」と思ったことなぞ初めてじゃわい。そのくらい、心底カッコイイ!!!
どんな人なんじゃろかと、興味がムンムンに沸いてきたワシでありんす。

のだめを見ていて改めて、指揮者って選ばれた人の職業だよねと思うけれども、西本さんにもなんちゅーか、わからんオーラのようなものを感じるわけですよ。

ちなみに、同行した母は、ミッチー(及川の方です)似のコンマスのことをやたらとカッコイイと褒めたてておりましたが(笑)・・・。
ミッチーの顔はそんなに好きじゃないといいながら、このコンマスはいいのか?と、母に問いただしたい気にもなり・・・。でもまぁ、確かに知的な感じでかっこよかったかも。


まぁ、そんなこともありましたが、久しぶりの生クラシックを堪能してまいりました。アンコールの曲もすごく良かったのです(ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」だったのだ)。あれのCD欲しいなぁ。
全体的に結構テクはあるけどあっさりテイストの演奏(ちなみに新日フィル)だったので、今度はもっとドッシリした感じのあるオケの指揮をしているところを聴いてみたいですな。


いやぁ、生オケは本当にいいねぇ・・・・(しみじみ)。



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