| 2005年03月19日(土) |
劇団盗難アジア『組み立てる銀色の棚』(そのいち) |
さて、昨日チケットを切られてちくしょーな気分のワシでしたが、マネの戸田氏から「スカッと笑えるよ♪」と勧められ、見に行きましたよ〜♪
今日は朝から忙しく、車の入金のために札束(現ナマ・・・ともいう)を持って、NISSANに行き、その後、たまっていた洗濯やら掃除やらをこなしているうちに外出の時間に!慌てて家を出て電車に乗ったら、なんとかまぁ無事中野に到着し、舞台に間に合いました。
いやー、それにしても300万弱の現金を銀行でおろして運ぶっつーのは、なかなかにスリリングなものですな(^^;)。なんせ、周囲の人がすべてワシのことを狙っているような気がしてくるし、背後を取られたら負けだ・・・などとわけの分からない考えが頭を巡る。 しかし、ワシはどうしても一度、札束で買い物をするということがしてみたかったのです(>_<)。
ドンッ(←札束を置く音)
「・・・これで(にやり)」
ってヤツが!!!
贅沢を言えば
カチッ(←アタッシュケースを開ける音)
スッ(←ケースをずらして、中の札束を相手に見せる音)
「これで・・・(ふっ)」
というのもやってみたいけど、これはおそらく生涯に一度あるかないかって感じがするので、とりあえず今回は札束バージョン(笑)で。
アタッシュケースバージョンもよく映画やドラマでみるけれど、あれってあのアタッシュケースはいつ返却してるんだろうか??あれやるときって、大体いつもケースごと持って行かれてるよね? それとも、料金にはアタッシュケース代も込みになっているのか!? それともそれとも、アタッシュケースの料金ごときを気にしないレベルの選ばれた人にしか、あれをやる資格はないってことなのか!?!?
・・・・謎は深まる・・・(−−;)
そんなことはさておき、大金を手放し(←これでワシもただの貧乏人さ・・・)た夜に、爽快に笑わせてくれることを期待して見に行ってまいったわけです。
☆あらすじ☆(役者さんは敬称略) 新田(大嶺成人)、古田(三木茉莉子)、陳健弱(佐藤雄平)の三人は、安達コンツェルンの御曹司である安達ミツル(古木知彦)を誘拐。身代金を取ろうとアジト(笑)で計画を遂行中だった。そこへ、宿命の仇である銀色の熊を30年追い続けているマタギの喜多方弾丸丸(島貫雄二)とそのサポートである天狗族の金髪レディースのベス(横山翼)とヘズ(鎌田はる果)が、少し休ませてくれとやってくる。 さらに一見空き家のアジトにビジネスの匂いを感じた保険勧誘員の草刈(富永瑞木)と天海(佐々木直)、そして、陳、ヘズ、天海にしか見えない謎の人物鈴木(杉山友紀)も乱入し・・・。
とまぁ、こんな感じ。
現役時代の小錦を彷彿とさせる、ネタの押し出し攻撃の乱打。時に暴発とも言えなくない空気感が非常に面白かった。 特に、役者陣の安定感がすばらしく、どの方も欠けることなく非常によくまとまっていた。ここまで舞台が安定しているからこそ、ネタが生きてくるというものでしょう。ひとつ不満なのは、客の方がネタに気付かずにスルーしているトコロがしばしばあって、何度ワシは心の中で「なぜ�堯福陰◆雲遏法�?」と連呼したことか・・・(笑)。それともワシの方がずれているのか?(苦笑)
「手櫛でなめらか終身保険(←合ってるかな?)」のCMにも大爆笑。一日当たりの掛け金がタバコ13箱分ってのも、かなりツボにきた。取るだけ取って、返って来るお金に関しての話が一切なかったこともかなり笑える。 なめらかなめらか・・・って(笑)天海○希に見せてぇ・・・これ(爆)。
さらには、他が笑ってなかったので、ワシとしてはウケたものの、笑いどころなのかどうかがわからなくなってしまったのが、ガンちゃんの言った
「ある意味ワシも天狗になった・・・ってことかな(笑)」
ってのなんだけど、ワシの考えすぎ!? それともこれで笑っちゃうということはババアということか? 嫁入り前の乙女なら、スルーしなくちゃいけないのか〜〜!?
などと一人考えるワシ・・・。
いやぁでも、もう一回みたいくらい。ネタがたくさんで、きっと拾いきれてないとも思い、ちょっと残念。手櫛でなめらかのCMも公式サイトにアップしてほしいくらいだよう。もう一回みたい〜〜〜。
爆笑といえば、ラストの影絵・・・(爆)。本っ当に面白かった。 なんというか、今回の舞台を一言で表現するならば
温故知新
とでも言うのでしょうか。 初期の頃のアジアを見て感じた、どこへいくとも知れない(迷走?)パワーのようなものを感じたし、笑いの点では、これ以上ないほどのお約束とベタがてんこ盛りでありながらも、どこか新しい感じもちゃんとする・・・という印象を受けました。あの影絵の「星になる」表現とか、カミナリを受けて頭蓋骨が浮き出るのとか、ほんと、定番って感じで、でも妙に新鮮さもあったりしてよかったです。
ワシの見たアジア本公演歴の中ではベスト3に入る、ワシ好みの作品でした。ちなみにあと二つは・・・ふふふ。教えな〜い。
さて、ここからはお約束の100%主観のみの個人攻撃(←攻撃なのか?)です。
今回は、アジアのメトロノーム(とワシが勝手に思っている)こと三木さんが出演してくれていたので、非常に嬉しかった。 相変わらずよく通る声、どこを見ているのか微妙に分かりにくい視線、奥様の井戸端会議的な突っ込み。・・・好みです! ご本人の希望はどうかは知りませんが、三木さんには常に助演女優でいて欲しいという気がしています。別に主演がだめというわけではないのですが、助演でいた方が演じやすそうに見えるのはワシだけでしょうか。助演で主演を食っちまいそうなポジションの方が美味しそうですし。だめですかねぇ?
そして、実はレビューではあまり語らせていただいてないような気がしている大嶺さん。確かに、アジアの中ではB−BOY的な方向なのかも(笑)。「笑いには、安心と、それを覆す部分がなければいけない」という話を以前に聞いたことがあるのですが、その安心の方をキチっとやってくれそうな、アジアの中では逆の意味で珍しい存在かもしれませんね。舞台の上のすべてがあらぬ方向に行っていてはまとまらないわけで、それを中心できっちりと掴んでいる人という感じでしょうか。普通の舞台もキチっとできそうで、真面目な舞台でも見てみたい方です。一回、古典モノの舞台でも、どこかの客演でやってみるといいかも。きっと幅が広がると思われます。
次はガンちゃんこと島貫さん。「サイチ」を見て、さらに今回の「組み立てる〜」を見て思ったこと。この方はおそらく、非常に真面目なのではなかろうか・・・と。だから、ずれた役の方が上手いのかも・・・と。ずれた役をきっちりと真面目に演じてくれるから、「スウィーティー〜」の時の裕次郎(←でしたよね?)の腹が立つほどにバカップルな感じとかがハマるのではなかろうか・・・と思ったり。本物アマミの「がっちりがっちり」という言葉を捧げたい感じがします。そんな真面目な方だから、真面目な役だとさらに重く見えちゃうのかなぁ。なんにせよ、「男気のある、根本から本気で真摯にずれている人」がハマりであることに間違いはないと思います。今度はぜひ男らしくない役も見てみたいです(笑)。
さらに、下半身が馬だった鈴木こと杉山さん。 いや〜〜〜、お上手になられましたね〜〜〜。ホント、しみじみ感じ入ります。正直、昔は少々頼りない感じで、危なっかしくハラハラしながら見ていたような気がします。でもなぜか、新しく連れて行く友人の受けは妙によく・・・(笑)、皆が口々に「あの人伸びると思うよ〜」と言っておりました。確かに、あの頃に比べると、上手になったと思います。なんと言っても、セリフに安定感が出てきたし、舞台上での存在感もアップしました!だからこそ、鈴木の役ができたんだと思いますけどね(笑)。 ただ、個人的に見ていて思うのは・・・まだ伸びると思います! 毎回必ずなにかしらのステップアップを垣間見ることができる杉山さんですから、きっと今後も着実に成長を遂げられるのではないでしょうか。楽しみにしております。できたら今度は、セリフ無しでも心情がぐっと伝わってくるような役が見てみたいです。頑張ってください!
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