つぶやける乙姫
辛口なのか、毒なのか・・・

2004年06月14日(月) 「恋するための3つのルール」

昨日書いた「メイド・イン〜」と比べると、今度は男性が主役で、しかもロマンチックコメディとしては、コメディ度が高いのがこちら。男性が結婚するために奮闘する姿が描かれていることから、男性の受けがいいのもこちらの方なのかな?

あらすじ
NYのオークションハウスに勤める天涯孤独の男、マイケル(ヒュー・グラント)はある日、付き合って三ヶ月になる恋人のジーナ(ジーン・トリプルホーン)にプロポーズをするが、あっさり断られ、挙げ句の果てには泣いて走り去られた。
あきらめたくない&気になるマイケルは彼女の実家を訪ね、彼女のお父さん・フランク(ジェイムス・カーン)に会うのだが、追い返されるかと思いきや、まさかの大歓迎。ついでに結婚まで快諾され、話はトントン拍子に。
お父さんが問題で無いとしたら、なにが?と思うマイケルは、やっとのことでジーナに会うが、彼女の口から告げられたのは驚くべき事実であった。
なんと彼女の一族はマフィアで叔父さんがボスで、お父さんはその弟にあたるというのだ。そして、いままでジーナの恋人になった男は、ことごとくマフィアに取り込まれ人生を転げ落ちていったというのだ。
マイケルを愛しているが故に、別れようというジーナに、マイケルは言い放つ。
「僕はマフィアの世話には絶対にならない。君と結婚しても、僕は堕落なんかしない」
毅然とした態度のマイケルに、ジーナも喜んでプロポーズを受ける。が、これがトラブルの始まりになろうとは・・・。


とまぁ、こんな感じ。
原題は「Micky Blue Eyes」。なんでこんなタイトルなのかは、見ていただければ分かります。どうしてこんな邦題「恋するための3つのルール」なんかになっちゃったんだろう?だって別に中でルールがどうとかって言われて無いし、このタイトルで惹かれて見に来た人は裏切られた気持ちになるんじゃないのかなぁ?だって、これだとまるで恋人間のルールの話みたいじゃない?
でも実際は、マイケルとフランクのシーンの方が多いし、マイケルがフランクやマフィアとの兼ね合いをうまくやりつつ、ジーナとの幸せの結婚に結びつけるために奮闘する話なんだもの。
それにしても、マイケルが英国なまりの英語から、イタリアンマフィア系の英語の発音に切り替えようとするところなんか、かなり笑えて良かった。
ヒュー・グラントはやっぱりコメディに向いてる!いまとなっちゃ「モーリス」に出たことの方が不思議っつーか、君にはもはやシリアス劇は期待しないよと思ってしまう。コメディだけでも、充分に良い俳優だもの。情けなかったり、どっか人間として欠けてるハンサム男って役がどこまでもハマる。すばらしいです。以前どこかでヒューが「ライトコメディというジャンルが映画界の中で地位の低いものとして見られていることに腹が立つ」みたいなことを言っていたけれど、ワシもそうだと思う。
こんなに明るい気分にさせてもらえるのって、すごいことだと思うし、もっと評価されてしかるべきだと。まぁ、賞を取るだけが能じゃないけど、賞を取らないってだけで、たいしたことないと思われるのもやな感じよね〜。
不特定多数の人を笑わせられるのって、不特定多数の人を泣かせることよりも難しいと思うしさー。笑いのポイントの方が、泣きのポイントよりも多様だしね。

できれば両方が混在していて、二度美味しいってのがいいけどさ。そういう意味では、「ノッティングヒルの恋人」みたいなのは、良質だと思う。好きだなぁ、あれ。名セリフがあるっちゅーのはいいね。脚本がいいです。非常に。お友達もいいしね♪

まぁ、それはさておき、個人的にフランクパパが大好きです。

廉価版が出たらDVD欲しいなこの作品(←今はハーフサイズ版で高いのしかないみたいだし、しかも廃盤のようで・・・)。そのくらい好みかも。
ノンストップで笑える上に、死ぬか生きるかのハラハラ感もあり、しかもそのハラハラ感の真っ只中で爆笑させてくれるトコロがツボです。
結婚式の最中のトイレでのセリフ。
「これだから英国人は・・・」
ってのに、マジ爆笑。ああいうの最高です。良い笑いだよな〜。

ボスの息子の絵もかなり笑えるし、細かいところをチェックしていくと、これまたいちいち面白いと思います。ホント、良くできているから!真面目にやっているからこそ、これがまた面白い!

実は、ヒューの代表作と言っても過言じゃないほど、良質のコメディだと思います。もっと多くの人に観てもらいたいなぁ。


コメディ好きの方、是非見てください。


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